小説

  • 荒野の魔人と偽りの花嫁

荒野の魔人と偽りの花嫁

kouya no majin to itsuwari no hanayome

  • 電子単行本
  • 電子書籍【PR】

表題作荒野の魔人と偽りの花嫁

ジャラール,魔人
アミール,砂漠の民で族長の息子

その他の収録作品

  • 後日談 Gurdian of the desert

あらすじ

放牧と交易を営みながら砂漠に生きる民――アミールはその一族の族長の三男、血気盛んな青年である。ある日シャーマンの神託により、アミールの双子の妹アーヤが『荒野の魔人』の生け贄の花嫁に選ばれる。アーヤが幼馴染みのサイードに恋していることを知っているアミールは、自らが身代わりとなることを決意し、結婚式前夜にアーヤと入れ替わると花嫁になりすまして魔人が棲むという荒れ地の洞窟をくぐった。するとそこに広がっていたのは常春の楽園。やがて現れた魔人ジャラール――尖った耳、オパールのような髪と紫の瞳をもつ白い肌の大男は、アミールが男であると知っても花嫁の義務を果たせと押し倒し、その肌を貪った。ジャラールに敵愾心を抱きながらも、昼間は穏やかな彼の姿と美しい花園の宮殿の生活の中で次第にアミールの思いは変わっていく。しかし魔人ジャラールにはある秘密があるようで……。
人外(魔人)×褐色の身代わり花嫁。偽りから始まる官能の千夜一夜。

作品情報

作品名
荒野の魔人と偽りの花嫁
著者
高井潮 
イラスト
上條ロロ 
媒体
小説
出版社
シーラボ
レーベル
ラルーナ文庫オリジナル
電子発売日
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

魔人が良い奴

人外(魔人)×褐色の身代わり花嫁。
Amazonの評価が中々良い感じで伸びているので、HONTOで電子版を購入。

アルファポリスで奨励賞の作品。
別名義で、ラノベや原作も創作していて、ジャンルの手を広げて、得意分野が絞り込まれていないみたい。

会話主体で進捗する構成。
暫く読んで気になったのは、会話全体が幼いことと、ワンパターン。 
伏線の仕込みも、もうひと捻りしてほしい。

自分が書きたい事を書きなぐるだけじゃ伸びないような、
何かの壁にぶつかっているような作品。

魔人が想定外に良い人で、面白かった。
次作に期待。
BL作品なら、きっと読む。

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