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表題作たとえ禁じられた恋であっても

恋人で2コ上の義兄 アルフレッド
義理の弟 瑞樹

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「どうかぼくを嫌わないで」 パブリックスクールの生徒である瑞樹には秘密の恋人がいる。全生徒の憧憬の的であり、義理の兄でもあるアルフレッドだ。生まれて初めて手に入れた大切な人……ずっと孤独に生きてきた瑞樹にとって、アルフレッドはかけがえのない存在であり、二度と失うことのできない存在となっていた。そんなとき、瑞樹の前にアルフレッドを慕う少年エリクが現れ、彼の罠に嵌ってしまい!?

作品情報

作品名
たとえ禁じられた恋であっても
著者
いとう由貴 
イラスト
門地かおり 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
たとえこの恋が罪であっても
発売日
ISBN
9784813011057
3.4

(10)

(1)

萌々

(3)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
33
評価数
10
平均
3.4 / 5
神率
10%

レビュー投稿数2

ウィル好き( ´艸`)

なんだかとってもデジャブ(´∀`*)笑
冬休み休暇を明けて~のお話。
義兄弟であるアルフレッドと恋人の関係になった二人からのお話ですね。
ま、ラブラブでラブラブなのはいいことなのであります。

そして、新学期。
アルフレッドと仲良しさんを見せつけられて、イジメも下火~ではありますが
それを見越してから、あたらしい事件が勃発!?なお話なのであります。
事故で入院してた可愛いエリクが退院。
アルフレッドが大好きな幼なじみ君。
うっかり、ラブラブしてる二人を目撃「男同士でなんて!」な今回でありますな。
イギリスの男同士の禁忌「キリストの教え」諸々は、イギリスを舞台だからこそかな~という印象であはるのですが
結局のところ、最後までエリクの気持ちはライクでありラブではないというところに落ち着いてしまいま到な。どーなのよ。
ウィルとラブラブな番外編とかあると面白いなと思う読後でした。

「あいつの母親はとんでもない売女、だから息子も・・・アルフレッドはあいつに誘惑されたにちがいない!・・・ビッチめ!」
結局のところ、イジメ~淫乱もろもろ~の単語が結局1巻と同じだったのが
ちょっとマンネリかな。
思わず「またか」と思ってしまう。
文章は読みやすくて可愛いんだけどな~相変わらず

1

続編

前巻で、クリスマス休暇の終盤に色々あって、めでたく?結ばれた二人なんですが…
寮に戻るところからお話は始まります。
今回の横槍君は、エリク。

もともとアルフレッドの隣で幼馴染だったというエリクは、当初仲良くしてくれていたのに、ある日いじめられるように。
なぜなら大好きなお兄さん、アルフレッドとキスしているところを見られてしまっていたからでした。カトリックの土俵では、まだまだ同性愛に対する禁忌はあるのかな。今回の場合はさらにエリクがアルフレッドに別の思いを持っている疑惑もあり、ややこしいことに。

ここで良いところを持っていくのが、アメリカから来たウィルです。
このウィル、なかなか良い男なんですよ!ちゃんとエリクの仕業に気がついて、しかもアルフレッドへの横恋慕じゃないのか?ってところも含めて。
ミズキの孤立を防ぎながら上手く立ち回ってくれてました。
ウィルとエリクが次のCPじゃ?って思ったくらい。残念ながら、このCPは無いみたいですが…。

しかし、ミズキも、あれだけアルフレッドに言われていたのに、自分でなんとかしようとするのはちょっとどうかなぁって思ったりしました。
最後はどーにもならなくて、また一人で寒空へ出掛けて行ってアルフレッドに見つけられるというパターン(苦笑)
ただ、別れることはしないってはっきり言ってたところは潔かったかな。

0

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