スキャンダルなんて想定外

コメディ　憎めないおバカが主人公

久松先生のコメディ作品だった。

冒頭は、ナオが誰かと愛し合っていて、呟くシーン。
「体の隅々まで大バカ者になっていく・・」
・・でも、ナオには彼女の彼もいない。ナンダコレ？？と思う出だし。

九条直己　27才は、出会いの切っ掛けを作れないサラリーマン。
同窓会に行くと、周りはどんどんまとまって、子供の写真の送付が着たりで
行き遅れて焦りまくっている。

街で通りすがりに耳にした、「マッチングアプリでラブラブ」を利用することに。
スマホで見つけて、スカスカと迷わず書きこむナオ。
そしてプロフに写真が無い「ユキ」ちゃんから早速メッセが来て、チャットで意気投合、実際に逢う事になる。

指定場所に行くと、想像と違う美形の「ユキ」が居て、
お話だけで帰るはずが、面白いナオをユキちゃんが気に入って、冒頭のシーンに。
初めてなのに、酔ったナオは煽る・・（爆笑　ホント バカ）。

ナオは気づかなかった。その出会い系アプリは、ゲイ専用。
そして腰痛の朝・・続く。

同僚から「憎みようがないオバカ」と言われて、年上に好かれる九条直己のノリが軽くて、面白い。
久松先生、コメディも描くんですね、意外でした。
明るい面白い内容だった、笑いたいので、続けて読みたい。
絵柄が昔と違って、素描の線が太くなっているのは、コメディだからかな。