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表題作キミがくれる彩の海。

大崎 穂高 画家の卵 
七倉 海都 海洋大学に通う2年生

その他の収録作品

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あらすじ

明るく人懐っこい性格の七倉海都。心に傷を抱え、色が見えなくなったゲイの大崎穂高。ある日二人は、都会から離れた小さな島で出会う。海都は何かと自分を助けてくれる穂高に懐き、穂高も裏表のない海都に気を許し、互いに惹かれていく。しかし、穂高が描いた元カレのスケッチを海都が見つけてしまったことで、二人の関係に亀裂が入ってしまい……。美しい海と自然を舞台に繰り広げられる、正反対な二人の恋の物語。

作品情報

作品名
キミがくれる彩の海。
著者
波野ココロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784434307225
4

(10)

(4)

萌々

(2)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
40
評価数
10
平均
4 / 5
神率
40%

レビュー投稿数3

海から始まる恋

かつて画家として活躍していた穂高と、海洋生物を研究する大学生の海都のお話です。
 海都は、荒れた海で溺れて、浜辺に打ち上げられていたところを穂高に助けられます。
 穂高は、画家としての活躍を期待されていた矢先でしたが、周囲の期待や妬み等から、いつしか肉眼で色を感じられなくなってしまい、孤島で療養しています。
 海都のことをいつも気にかけている友人の斗紀也は、お節介にも見えましたが、最後に海都が幼い頃に危険な目に遭ったことが分かり、そのお節介さは優しさだと分かってほっとしました。
 人はそれぞれ乗り越えないといけないことがあると思います。穂高、海都が出会いや交流を通して前向きになって、障害を乗り越えていくところがとても良くて、元気をもらえる作品でした。

0

運命的

海洋大学に通う海都は海の生態系を調べるため、漁船に乗せてもらってフィールドワークをしていると嵐が近付き海が荒れ始めてしまう。その時網にかかったままの深海魚を発見し、助けるため海に飛び込んだ海都はそのまま大波に飲まれてしまうのだけど…
運良く小さな島の岸辺に辿り着き、そこにひとりで住んでいる穂高に助けられるというとこから始まっていくお話でした。

周りとの関係を断つように暮らしている穂高は、大学時代に精神的苦痛を受けたことにより"色"を感じることができなくなっていて。
何も楽しいことがないと毎日塞ぎ込んでいた穂高でしたが、とても明るくて元気いっぱいな海都といると自然と笑顔になったり色んなことが楽しいと思えたり。
一緒に過ごした短い時間の中でやがて恋心に気がついていくわけです。

あっさり両想いになりそうなくらい距離は近いのかな?と思っていましたが、実は海都も心に傷を抱えていて簡単には恋愛に発展できない事情が。
そんなハラハラする場面もありながら、ふたりの気持ちが交わるのをゆっくりと見守るようなお話だったなと思います。

ふたりとも抱えている傷はわりと重ためでしたが、引きずることのない明るい結末になっていて良かったなと思いました。

1

ストーリーがすごく素敵で、ドラマみたい~

紙本購入。

初めて読む作家さんです。

物語やキャラクター設定等しっかり作り込まれており、
波野ココロ先生素敵な物語に引き込まれました。
作画もとても綺麗です!!

勿体無いのはこれ上下巻の2冊にして読みたかったです。
続きもっと読みたかった...

3

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