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今回未収録のショートストーリーが収録された電子特装版があったことを知り、電子でも購入。
元々亜樹良先生の絵柄は大好き。
基本小説の挿絵担当が多いようですが、いわゆる「スーパー攻め様」や「若頭」を描かせたら天下一品だと思ってる。
受けは可愛い系はもちろん、攻x攻的なかっこいい受けも非常に巧い。
さて本作。
元は2007年発表。
カップリングはヤクザxホスト。正に亜樹良先生お得意の世界だから、画面からのかっこよさの圧がすごい。
ヤクザ幹部の榊とひょんなことから知り合ったホストのユキ。榊が客としてユキを指名しに店に来るように。落ち着いた魅力の榊に惹かれていくユキだが…
…とストーリー的にはまあまあ王道というか。
しかし、ユキが非常に魅力的なところがこの作品の良さ/面白さに直結しています。
ユキは榊に惹かれているけれど、何か言いなりになるような事は一切なく、ヤクザの榊にもはっきり自分の意見を言う。そういう真っ当さがある。
一度榊と結ばれれば、榊に愛されて満足、ではなくて、自分が榊を幸せにする。
そういう強さを持つユキだから、榊も何よりもユキを選んだのでしょうね…
つまり…ユキは「極妻」に!
これがまた似合うんだよなぁ…
「love♡go-round」
スピン元の「ツインズラビリンス」のカップルのお話。
ユキの勤めるホストクラブのオーナー凛さんと恋人の歩のラブラブ。
「ホストでござる」
「その後の凛さん」「その後の蓮さん」
登場人物たちのギャグっぽい4コママンガ。
…とここまでが以前より販売されている本編。
続いて電子限定収録部分。
「キス♡チョコ♡キス」
榊とユキのバレンタインエピソード。
客から貰ったチョコレートを律儀に食べるユキ。俺は手伝えない、という榊。
だが。
「これなら…」とチョコを食べている途中のユキの唇にキス。
テーブルの上のチョコが全部無くなって、お次はユキが食べられちゃう。
「明けましてでチュ。」
「ツインズラビリンス」の2CPが羽織袴で新年のご挨拶。それぞれラブラブ。
一方、榊宅。
羽織袴姿の榊を見たユキ。「俺に脱がさせて!」とハアハア。
やっぱり亜樹良先生の絵柄好きです。
またオリジナルのコミックス描いてほしいな。
『ツインズ・ラビリンス』のスピンオフです。ヤクザ幹部とモテ系ホストのお話です。相変わらず絵が綺麗で、主役の二人が高身長でカッコイイです。
受けのユキがすごく好きなタイプです。ホストをしてるけど、胸を張って生きてるし。お世話になった凛への恩を大切にしてるし。ヤクザ相手でも、真っ直ぐに自分の意見が言えるし。後輩の面倒見もいいし。そして、ビジュアルも素敵で、着物姿にはウットリします。姐さんと呼ばれるのも納得です(笑)
攻めの榊も、大人の男の色気が凄くてやられます。覚悟を決めて、ユキを組長に紹介する男意気に萌えます。
二人のエッチシーンでは、艶っぽくて大人の色気ムンムンで割れた腹筋にニヤニヤします。
他は、凛と歩のカップルも登場します。この二人は、相変わらず可愛いカップルです。
甘いホワホワした作品を連続して読んでいると
濃厚で大人なお話・攻め様を拝んでみたくなるので
こちらの作品を手に取りました
画や内容も含めて濃いしドラマCDも出ていて声優さんも濃いw
脳内再生して読めるのでめちゃめちゃ楽しめた作品でした
攻め様はオスの匂いぷんぷんですし
受け様も健気ではありますがオス受け・・・だと
日々、キャンキャン可愛い受けばかり読んでいると
こちらの受け様がオトコ前過ぎてびっくりでしが
読んでいて飽きることなく、最後まで堪能で来て満足です!
時たま、甘い後のお口直しに重宝しそうな1冊でした
あとがきで作者さんが書いてましたが、主人公のホスト・裄也は攻めっぽい受けキャラを意識して作ったそうです。
その通りで高身長男前でした。
そんな裄也の相手はさらにガタイが良いヤクザ・榊。
助けられた事がきっかけでホストクラブに度々榊が来店し、裄也を指名する。
最初は構えていたが、話すうちに距離が縮まっていく2人だが…という話。
男らしい裄也が着物着せられてHしてるんですが、
ガタイが良い身体で女物なのにそんなに違和感ありませんでした。
とにかく榊が男前で大人の余裕があって格好良いです。
守る攻め守られる受けというより、大人の男の対等な関係で良かったです。
この作品も私の中ではリピート率が高いんですよね。
男前で任侠モノ、大好きです。
特に榊が気に入っているのですが、一見強面のヤクザがユキには優しい眼差しを向けるところなんか、もう、ちょーーーー!!!って感じですよ。
このカプのあまあまさ加減が好きです。なんか大人って感じ。
榊の硬派な雰囲気が特にそう思わさせているのかもしれません。
ユキは男らしいところも、乙女らしいところも持ち合わせている受けです。
榊のために身を引こうとするところはとても切なくて健気でした。