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表題作陽だまりのキス

北原省吾/獣医
檜垣英一/高3・18歳

その他の収録作品

  • やわらかな抱擁
  • 夜半のキス
  • あとがき

あらすじ

ヤクザな家で育った訳アリ次男・英一は、父親に逆らうことに疲れ、すべてを諦めていた。
早く成人して窮屈な家から解放されたい―それが彼のささやかな願い。
後継者問題で殺伐とした家で、唯一ココロを許せるのは愛犬の武蔵だけだった。
他人とかかわらないよう生きてきた英一に手を差し伸べてきた獣医・北原。
穏やかに微笑む彼の前では、不思議と素直な気持ちになれた。
しかし、不意にされた優しいキスに英一の鼓動は高鳴って…。

作品情報

作品名
陽だまりのキス
著者
真崎ひかる 
イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773003826
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

いくら短編でも・・・

表題作は、雑誌のアンソロジーで描かれた短編だそうです。

もともと短編は苦手なんですよ。
こちらの場合、ほんの60ページほどで出会って恋に落ちてHして・・・展開早すぎて(しかもかなり無理矢理感が強くて)ついて行けませんでした。

タイトルにもある『キス』ですが、獣医が治療してる犬の飼い主の男子高校生にいきなりっていったい何事!?←『獣医が高校生に』そのものがダメなんじゃないんですよ。ラブなら問題ないんです。

とにかく『恋の芽生え(と成就)』があまりにも適当でもう・・・・
それが短編仕様ではあるんですけどね~。

身も蓋もないですが、これ短編で書いちゃったのがいちばんの失敗なんじゃないかなあ。
正直、キャラクターもストーリーもどうってことないんですが、それでも設定そのものは別に悪くはないんですよ。この設定で長編でじっくり書いたら、もう少しは読めたんじゃないかと。
どうせなら、掲載作に書き下ろしをつける形より、いっそ長編に書き直してほしかったですね。

う~ん、何とも残念な印象でした。

それでも、街子さんのイラストはよかったです。

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