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表題作ラブベリーラブゲージ

犬居颯太,高校1年生,犬になる特異体質,遼の幼馴染
黒瀬遼,高校1年生,猫になる特異体質,颯太の幼馴染

その他の収録作品

  • 描き下ろし「後日談」
  • カバー裏/キャラ設定

あらすじ

気弱な性格の犬居颯太は「ある条件」を満たすと犬の姿になってしまう特異体質。
いつもイジめられていた颯太を助けてくれていた幼馴染の黒瀬遼もまた同じように条件を満たすと猫の姿になってしまう。
幼い頃に家の事情で離ればなれになった二人は数年後に再会するが―――
遼にずっと大好きだったと伝えるが全く本気にしてもらえない上に今度は自分が守る番だと宣言しても結局は助けられっぱなしの颯太。
犬の姿の時は可愛がってもらえるけど『人間の俺』のことも好きになって欲しい――

ヘタレわんこ×ツンデレにゃんこの甘々わんにゃんラブBL

作品情報

作品名
ラブベリーラブゲージ
著者
花森玉子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大都社
レーベル
DaitoComics マカロンリンクス BLシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784864955942
4

(17)

(7)

萌々

(6)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
68
評価数
17
平均
4 / 5
神率
41.2%

レビュー投稿数4

〝可愛い〟と〝エロ〟の奇跡の融合

めちゃくちゃ可愛い……!
相手への『好き』の気持ちが大きくなると獣化してしまう、特殊体質な幼馴染2人の両片想い甘々溺愛BLです♡

ひたすら甘い……!めちゃくちゃ甘い!!!
一応、〝幼馴染&再会&両片思い〟モノですが、お互いに「大好き♡」が溢れているので焦ったさはなく、2人の溺愛っぷりに癒されます。

『好き』の気持ちダダ漏れで一途に想い続けるワンコな攻め様・颯太と、そんな颯太が大好きで仕方ないのに、素直になれないツンデレにゃんこな受け様・遼。
そんな2人のワチャワチャが可愛くてしゃーない!!!!

表情の描き方が凄く魅力的で、2人の「大好き」が溢れるお顔に、思わずニヤニヤしちゃいますね!

また、攻め様の興奮が抑えられない必死な様子や、受け様のトロトロながらも頑張る表情など……
プレイ自体は標準ですが、1コマ1コマがエッチで大満足♡
是非とも、次回はエロメインの作品も描いて頂きたい!

ただ、正直ストーリー性は余り感じず……
幼い頃に離れ離れになった幼馴染と高校入学で再会。
時折、犬・猫になりながらも、ひたすらラブラブするお話なので、切ないすれ違い等はありません。
ハラハラする展開が無いので、甘々溺愛モノがお好きな方は安心して楽しめるかと!

個人的には、もう少しハラハラする展開の方が好みですが

*受・攻ともにキャラデザが好みど真ん中
*獣化姿がワンにゃんパラダイス(とても可愛い)
*表情の描き方が好み
*体格差・濡れ場がエロい

と、性癖ポイント満載だったので「神」評価にしました。
花森先生の次回作も楽しみにしています!

▶︎Renta!/白抜き(48Hレンタル有)
 ※描き下ろし…6P(エロメイン)

2

人でも犬でも猫でも大好きなんです

今回は犬になる高校生と猫になる高校生のお話です

特殊体質で獣化する2人が再会して恋人になるまで
と本編後のラブラブ短編を収録。

攻様は気持ちが高ぶると
ゴールデンレトリバーになってしまう特殊体質です。

お隣に住んでいる同じ年の受様も
ペルシャ猫に獣化するという特殊体質で
2人が獣化する事は家族しか知りません。

攻様は幼い頃から犬の姿でも人の姿でも受様が大好きで
いつも受様について回って行っていましたが
父親が転勤となり、引っ越すことになります。

いつも受様に守られてばかりだった攻様は
また会える日までにダメな自分を変え
その時には受様を守る!! と決意します。

そして迎えた高校の入学式で
攻様はめでたく受様との再会を果たします。

受様よりも頭一つ分は成長した攻様は
泣き虫で気が弱かった昔から成長した姿を見せようと
キラキラな笑顔と共にカッコつけようとしますが
なかなかうまくいきません。

攻様は受様に会いたくて帰ってきた事
受様のことが"本気で"好きとアピールしますが
受様には仔犬だった頃のような扱いをされ
まだ守られる立場から変われません。

ある朝も一緒に登校すべく迎えに行くと
まだ夢の中だった受様にワンコのように撫でられて
獣化してしまいます。

目覚めた受様はびっくりしつつも
人に戻るまで一緒に2度寝しようとベッドに誘われ
もふられることになります。

受様の笑顔のためなら犬のままでもいいけど
人間の攻めも好きになって!! と強く願うと戻れるのですが
今度は受様がペルシャになってしまいます。

実は受様が獣化する理由も攻様と一緒で
2人は両片思いだったのです♪

果たしてこんな2人の恋物語の行方とは!?

WEB配信作をまとめての紙単行本化で
幼馴染が再会して始まるもふもふファンタジーになります♪

攻視点が主軸で進みつつも
受様や受友人からみたシーン展開もあるために
攻様を客観的にみられるシーンも多く
受様の想いも見えるので

受様の言動に一喜一憂する攻様がワフワフし
受様が陰でニッコリしている様にきゅんきゅんし
2人が両想いになるまで楽しく読ませて頂きました。

どうして2人が獣化するのか、それは普通なのか、
獣化が進むと人間じゃなくなるのか、と下記になりますが
根本的な謎は明かされません。

カバー下にて受様兄と受様友人の裏設定があり
これを読むと本編内の小さな疑問は晴れるのですが
この裏設定がもう少し本編で出ても良かったのでは?

作家さん的な楽しみでの裏設定なのは承知ですが
ちょっと残念だったかな。

次作に期待します (^O^)/

0

可愛いさだけなら満点なんだけどなあ

ちるちるさんの新刊案内で見てみて、何だか可愛らしいお話っぽかったので。ジャケ買いみたいなもんですね。
初作家さんなんですが、そもそも初コミックなんですね~。

ちょっと前ポメ化が流行ったりしましたが、今作は感情が高ぶるとわんちゃんとねこちゃんになっちゃう幼なじみ2人のお話。
攻めさんは昔泣き虫で受けさんに守られてばかりだったけど、引っ越しで別れたのを機に成長。高校入学を機に再開したところから始まります。
うーん、受けさんがなあ、個人的に何か定まってなかったというか…。昔のエピソードでは攻めさんを守ってあげるガキ大将みたいな感じでしたが、中学時代からの友人には人見知りと言われるし、確かにそんな描写も。どうも元ヤン兄貴の影響で色々絡まれたりがあったようですが、うーん、でもそれにしては、そこから人見知りになるには何か弱い…。正義感が強いところは変わらずですが、何だろう、ねこちゃんになっちゃうというのから猫属性を押そうとして警戒心強いみたいな設定が入ったのかな?とも思うのですが、それにしてはちっさい頃の泣き虫攻めさんをかばってた時との印象が違ってて、何か違和感なんですよね…。

何で獣化しちゃうか、というのもほぼほぼ解ってたから、恋人同士になるのもまあ既定路線な感じだったから、ハラハラドキドキという…こう、ストーリーに波がなく。
うーん、可愛さとエロさだけなら満点なんですが。やっぱこう、ストーリーという部分が足りなくて惜しいかなあ。

0

めっちゃ猫ちゃんをモフりたい

花森玉子先生の初単行本を拝読させて頂くのがとても楽しみでした。

犬居颯太と黒瀬遼は人間でありながら「ある条件」で犬と猫になってしまう不思議な能力を持っている。数年ぶりに再会し、遼への想いを告げるが、遼からは本気にさらていないようで…。しかし本当は、颯太からの一途な想いに素直になれないだけの遼。そんな2人の甘々なわんにゃんラブ作品。
個人的、各項目5段階で
犬・猫 3
甘々 3
両片思い 2
エロ 1
な感じだと思います。

相手への好きという気持ち、通称LOVEゲージがMAXになると颯太くんはゴールデンレトリバーに遼くんはペルシャになってしまう能力を持っているカプです。獣人とか異種族のハーフとかではなく、ただの人間が特殊能力を持っているだけで、2人の家族以外は能力のことは知らない設定です。因みに颯太くんと遼くんの家族が動物になるかは不明です。

遼くんに一途なワンコ攻めな颯太くんは、遼くんに想いを告げても素っ気なく返されたり、人間より犬の姿の時の方が甘えてくれる遼くんの言動にモヤモヤしてしまうので、片思いとしては合っているかと思うのですが、実は遼くんも颯太くんのことが好きだけど素直になれないツンデレ受けなのですが、これは片思いとは違う気がするので、あらすじや帯に両片思いと書いていますが、ちょっと違うのではないのかなと思いました。
因みに両片思いだとしても、意外と早めに想いが通じ合うので、両片思い要素も比較に少なめかなと思いました。

と言うことで今作で特筆すべきはやはり、2人の犬猫の姿です。とにかく可愛い。犬颯太くんも猫遼くんもどこを見てもめちゃくちゃ可愛くて物凄く癒されます。特に普段はツンデレな遼くんですが、猫の時は比較的に素直だったり分かり易く照れたりするので、ただただ可愛くてモフりたいです。
LOVEゲージがMAXになった時に犬猫になってしまうが、絡みでの興奮では犬猫にならないので、全体的にわんにゃん要素は多過ぎず少な過ぎずですが、個人的にはもっとわんにゃん要素が見たかったです。

あと、本編中盤にしていきなりのヤンキー要素や喧嘩要素には少し戸惑いました。遼くんのピアスや身なりの感じから、あれ?とは思ったのですが、甘々モフモフを摂取したかった読者からすると好みが分かれる展開かもしれません。個人的には遼くんの兄の玄さんが気になるし、ヤンキーっぽさは玄さんの方が明らかにある感じだったので、玄さんメインのヤンキー時代の話は読んでみたいなと思いました。

人間の時も犬猫の時も可愛い颯太くんと遼くんの甘々にもモフモフにも癒されたい人は是非とも読んでほしいです。

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