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表題作復讐の闇騎士

リュシオン・フェルナンド、第一騎士団の騎士団長、不老不死 約250歳
ルカ、男爵家の庶子、14歳→24歳

同時収録作品復讐の闇騎士

アンドレア、第二皇子
ルカ、男爵家の庶子

その他の収録作品

  • 書き下ろし 蜜月

あらすじ

騎士団入団のためのトーナメント戦の日、襲われかけたルカは、助けてくれた第二皇子のために、汚れ仕事を請け負う闇の騎士となる。命ぜられるまま第一皇子を暗殺したルカは、第二皇子に殺されたが、目覚めると、あのトーナメント戦の日に回帰していた。第二皇子に会わぬよう逃げるルカは、皇帝直属の白騎士団団長で唯一のソードマスター・リュシオンと出会う。リュシオンの側仕えとしてソードマスターの修業することになったルカは……!?

作品情報

作品名
復讐の闇騎士
著者
愁堂れな 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784344852877
3.4

(7)

(1)

萌々

(3)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
22
評価数
7
平均
3.4 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数4

「unison」シリーズはまだ?

今回の回帰ものも前作の転生ものである「穢された聖域 最強の騎士に転生したはずが暴君に陵辱されています」同様に面白かったです。

ルカが殺されてから運命の分かれ道となった騎士採用試験のトーナメント戦出場の前まで回帰する事になるんですが、どうして回帰してしまったのかは物語の最後まで明かされません。でもリュシオンの言動から読者は彼が無関係ではないとピンと来ると思います。

凄く面白いと思ったのはルカは前世の記憶から、第二皇子同様にリュシオンにも利用されてるのではないかとずっと疑心暗鬼なんです。そこを信じさせてくれるのが周りの人々なんですよ。特にリュシオンの率いる第一騎士団の面々が良い奴揃いで、ルカは前世も含め初めて仲間というものを手に入れるんです。

そしてリュシオンのルカに対する距離感がまた良いのです。毎日一緒に食事をしているのに殆ど会話が無いのですよ。ただ剣の指導は半端ないです。厳しく接していてルカも黙々とそれについて行くので、周りがルカを自然に受け入れて応援するようになって行くんです。この辺りの流れが凄く面白くて夢中で読みました。

そんなルカにとって満ち足りた日々に忍び寄る不気味な存在が第二皇子であるアンドレアなんです。
この人物の小狡さが半端ないので実際に読んで、愁堂れな先生の上手さを味わって欲しいです。

このアンドレアの事が解決するまでLOVE度は皆無です。この辺りも好みでした。
ただ、不満があるとすればルカを回帰させた理由が弱かったかなと思いました。理由を知った時もルカ同様に「???」となりました。個人的にはルカも知らない強い関係があった方が納得出来たかもしれません。

2

蓮川先生追っかけで購入。キャラにシンクロする点があまり無かったので中立にしました。美人さんの堅物と言うか鈍感なのが好き♡という方にはオススメです。本編230頁ほど+後日談10頁ほど+あとがき。

愛していた男に裏切られ殺されたと思ったのに、気が付けば10年ほどさかのぼった子供時代に戻って、体も子供になっていることに気付いた男爵家庶子のルカ。冷遇されていたため、なんとか身を立てようと騎士団の入団試験を受けていたその日に戻っているようなのですが、前とちがって、今回は危ないところを助けてくれたのは騎士団長のリュシオンで・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ヴィンセント♡(皇太子)、アンドレア(第二皇子)、皇帝陛下♡♡♡、大聖女、騎士団の仲間少々。ヴィンセントと皇帝陛下がもう麗しくって♡

++攻め受けについて

攻めはキラッキラ、聖剣に選ばれたソードマスターで「神聖力」を持つ方。ビジュアルよし、異能持ちなクールキラキラ(あまりにもビジュアル綺麗なので、男子という言葉なんだか似合わない)。受けを大事にしているとかめいっぱい溺愛しているという印象より、師匠としてクールに接しているという印象でした。

受けはアンドレアに幼い頃から大切に育てられたと思ったら、暗殺者に仕立て上げられ最後はアンドレア自身に殺された前世?過去を持つ方。なぜか人生やり直しをしていて、今回はクールイケメンなリュシオンにソードマスターになれると言われ修行中。美人さんらしく、ヴィンセントがルカ好き好き♡になってます。ただ、このルカがかなりの鈍ちん。ほんとにわかってない。ちょっとヴィンセントがあまりにあまりなので気の毒でした。

攻め受けともそんな惚れるところが無くって(ビジュアルは大好き)、今一つ萌えあがらなかった一冊でした。ヴィンセントとイケオジ皇帝のビジュアルには気分爆上がりだったのですが・・・ヴィンセントのスピンオフでないかな。めちゃいい皇太子なんですよねえ・・・

0

前半はめちゃくちゃワクワクしたのに……

〝回帰〟モノです。
第二皇子に寵愛され、第二皇子のアサシンとして身も心も捧げてきた闇騎士の主人公・ルカ。
そんな彼が、第二皇子・アンドレアの裏切りにより殺されるシーンから始まります。
そして、自分を裏切ったアンドレアを怨みつつ、死の淵から蘇るとアンドレアと出会う前に回帰していて……!?と言う、お話。

なぜ、ルカは回帰する事になったのか?
前世では殆ど接点の無かった白騎士・リュシオンの意味深な眼差しとは…?と、深まる謎にページを捲る手が止まらずスラスラ読めました。

が、個人的にBLとしては「うーん…」となったので、〝中立〟評価に。
正直、前半はBL要素が殆どないです。
前世とは違う人生をスタートさせたリュカが、帝国の宝・ソードマスターになるまで!って印象で本の半分位はルカの修行ターン。
ひたすら鍛錬、鍛錬、また鍛錬。

過去の裏切りがトラウマになっていて、度々アンドレアとの思い出がフラッシュバックしてしまう痛々しいルカと、そんなルカへ意味深な眼差しを向けるリュシオン……の繰り返しです。

もう2人の関係が師弟関係から余りに進まないので、めちゃくちゃ焦らされましたよ……
コレ、本当にラブ展開あるのか!?と、後半は気力で読みました。

これだけ焦らされたら、「リュシオンは一体何を隠してるんだ…!?」と、めちゃくちゃ期待するじゃないですか!!!!
正直、期待しすぎたせいか「えっ…それだけ?」と、肩透かしでした……(ごめんなさい)

リュシオンがルカに執着する理由が分からなかったので、BLとしては余り萌えられず。
そして、アンドレアへの復讐劇もアッサリ終了してしまい、〝回帰モノ〟特有のザマァ感が薄くて〝回帰モノ〟としも若干物足りず……

全体的に中途半端に感じてしまい、作家買いでしたが今作は余り嵌らずでした。すみません。

2

リュシオン×ルカ

リュシオン×ルカ


中世ヨーロッパ風の舞台のファンタジー。
騎士や皇族、社会階級などの要素が絡み合い、
前世と今世の設定で、
ルカの成長過程と感情の描写が繊細で、
何度もため息が出しまう
甘いロマンスと切ない運命が展開され、
どんどん引き込まれていく感じで、読みやすい。


トーナメントに参加して騎士になる夢を抱いた男爵家の庶子・ルカが、
前世で第二皇子アンドレアの暗殺企みに献身し、
彼に裏切られ、
そして死を経て今世に蘇った。
今世では、
帝国最高位の白騎士団団長・リュシオンのもとで、
ソードマスターとして成長し、
アンドレアの陰謀と戦うというお話。

ルカは美少年で、
背景や不憫さが心に沁みる。
彼の頬に傷跡も・・・。

前世のルカは純粋無垢な心を持つ少年だった。
彼は10年間もの間、
アンドレアに忠誠を尽くしていたが、
腹黒い彼の罠にはまってしまった。
そして、
24歳の時にアンドレアの手によって殺されてしまうという悲劇が序盤である。
本当に可哀想に・・・序盤から胸が締め付けられる。

でも、神様はルカに二度目のチャンスをくれた。
目を覚まし、新しい今世が始まる。
今度はルカが14歳の時に
アンドレアと出会うはずだった時点に戻り、
運命も変わり、
ルカが出会うのはアンドレアではなく、
素敵なリュシオンだ。

リュシオンは
不老不死で甘く力強い美形男。
優雅で力強い姿勢と、
ルカを思う、支える包容力が文句なし。
彼がは前世からルカに執着していた事実も完全に萌え!

ルカがリュシオンの支援で、
ソードマスターとしての道を歩き出す。
リュシオンの優しさに触れることで、
心の目がふっと開かれ、
前世でアンドレアが見せかけた甘い外見と裏腹の偽善に気付く、
そのルカは真の愛を知ることになる過程が心温まる。

前世でアンドレアに抱かれた記憶が夢でフラッシュバックシーンは、
ルカの切なさと悔しさが心に響く。

それが今世での
ルカの成長と、強い心の芽生えを見せてくれる。
さらに
今世でのルカがアンドレアの邪悪な野望を打破するために立ち上がる
勇気と決断力ものが素晴らしい。
未来を変える戦いが始まるその瞬間に、
復讐の炎が猛烈に燃え上がる。熱い、熱すぎる。

アンドレアの兄である
優しくイケメンな第一皇子が絡む
小さな三角関係もも見逃せない。
(電子限定おまけも必見。)

リュシオンとの新しい10年間、
両想いの展開で、
甘いエッチがキュンとさせられる瞬間。

前世と今世が交錯する、
切なくて悔しい前世の。
真の愛を知るための旅路に足を踏み出す今世。
復讐心がからむ中、
壮絶な闘いと
甘美な愛情が堪能できるファンタジーでした。



・電子限定おまけ(Kindle購入):
「初恋──皇太子殿下のモノローグ─」

2

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