• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作貴公子の烈愛 秘書の純恋

カイザー・ハインリヒ・バルタザール・シュタイン
香原梓乃 建築デザイナー 27歳

あらすじ

「君は私の秘書だ。ならば君の全ては私のものだ――よく覚えておくように」
新人建築家・香原は、クール美人だけど真面目で人付き合いが苦手…だが、ある一大プロジェクトで、オーストリア貴族であり、精悍な天才建築家・カイザーの秘書に抜擢される。傲慢に振り回されながらも、意外に真摯な彼に惹かれていく香原。ある日、香原はカイザーに強引に唇を奪われ、戸惑い、身分違いだと抵抗しても、独占欲と悦蜜に熱く激しく乱され!? 階級超愛
出版社より

作品情報

作品名
貴公子の烈愛 秘書の純恋
著者
宮園みちる 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784862633736
3

(3)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

鈍な受けと、お高貴な攻めって事で

自分の勤める建築会社が引き受けるはずだった再開発の仕事を、あっさりと共同設計にくつがえされる。驚愕する若き建築デザイナー香原。

総合プロデューサーは世界的に有名な建築家。しかもオーストリアの貴族の血筋でもある『灰眼の皇帝』と呼ばれているカイザー。(名前からして尊大だ)

ドイツ語ができるという事でカイザーのアシスタントに指名され、しぶしぶカイザーの下へ。

仕事を取られた、の感情からあくまでアシスタントの位置をくずさない香原。
それに対し時に子供っぽく、ときにエレガントな振る舞いでくどくカイザー。

読んでいて、香原の鈍さにイラッとしました。
キスをしかけられても、セクハラから守ってくれても「まさか、そんな」で冗談にしてしまう。

あんだけ好きだ好きだ言われてんのに、冗談にすな!って怒られますよ。

でも恋愛をそんなにしたことがない香原にはカイザーに太刀打ちできるはずもなく。

自分の気持ちに気が付いた時、お約束のライバルらしき人物登場。
ちょっと展開速かったですね。出すんなら、もう少しチラチラと出していて欲しかったかなぁ。
いいキャラしてるから、この人でもお話書いて欲しい。それこそ香原の先輩とでもくっついてくれれば。

桜木センセのイラストは泣き顔がきれいです。あんま男の泣くシーンはいらない主義ですが、美しいイラストがついているならマル。

もうひとつ、ほっぺにチューもごちそうさまです。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP