傲慢社長×健気なパティシエ

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表題作甘い週末

IT関連会社CEO・桐生貴史(29)
オーナーパティシエ・藍川夕季(23)

その他の収録作品

  • プレゼント
  • 甘い週末-秋-

あらすじ

知る人ぞ知る有名パティシエの夕季は、毎週金曜日にケーキを買いに来る、精悍な『王子様』こと大企業社長・桐生のことが気になってしょうがない。ある日、桐生が買っていくケーキは実は贈り物用で、彼自身は甘い物が苦手と聞いてショックを受ける。夕季は、桐生に美味しく食べてもらえる新しいケーキを作ろうと張り切り、それをきっかけに二人の距離は近づいて…? 健気で一生懸命な甘い甘い大人の恋 大量書き下ろしあり!

作品情報

作品名
甘い週末
著者
宮園みちる 
イラスト
竹中せい 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048683883
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

お話に出てくるケーキが食べてみたい~。

IT関連会社CEO・桐生×オーナーパティシエ・夕季

夕季がオーナーを務めるパティスリーには決まって毎週金曜日に現れる通称「金曜日の王子様」と呼ばれる客がいる。
王子様はいつもフランボワーズケーキを3つ買っていく。
そんなある金曜日、珍しく王子様が現れないと思っていたら閉店後に彼を見かけて…。

夕季の優しさから王子様のために取り置きされていた3つのケーキ。
しかし、王子様こと桐生がそれを食べているわけではないと知り少しばかりショック。
それなら、甘いものが苦手な人でも食べれるようなケーキを作ろうと夕季は奮闘して。

簡単にいえば一目惚れなんだろうな。
夕季が自分の中の気持ちにしばらくは気付かないながらも健気で一生懸命。
理由もわからないまま「ただ桐生に気に入ってもらえたら」そういう思いを込めて作るケーキ。
しかし、桐生が婚約者を亡くしていて、その彼女のためにケーキを買っていたことを知りちょっぴりせつなくなったり。
桐生の方もなんとなく最初から夕季に対して好感を持っていたような印象。
ほんのちょっぴり強引なところもあったけど、それほどではなく。
偉そうな社長でもなく、仕事の出来る社長といった感じ。
案外、マドレーヌ焼いちゃったりかわいいところもあるんだな、と。
そういえば、初めてが若干生クリームプレイってある意味すごいんじゃ(笑)
いや、ただ夕季が厨房で仕事してたからで、途中で休憩室のソファーへ移動しましたが。
ズボンは脱がしたのにコックコートというか腰からのエプロンみたいなの?は脱がさないとかちょうどそのシーンのイラストがあるんですが、逆にえろいですよね。

「プレゼント」
桐生から夕季に贈られたのは新しいコックコート。
それは夕季だけにではなく店の制服としてなんだけども。
けれど、夕季に特別な想いを込めて贈られたものでもあって…。

「甘い週末ー秋ー」
スイーツの大きなイベントに参加することになった夕季。
そのイベントのスポンサーとして桐生も参加することになるのだが。
互いに普段とは違う仕事をしている部分を見て、周りの人間との関係とかも見えて…。

初めての嫉妬編(笑)
それを嫉妬していると素直にお互い言えなくて。
忙しさのせいもあって擦れ違いもあったり。
そんな中で夕季に対抗意識?を燃やす三栗やイベントプロデューサーの望月も絡んできて。
2人の愛を再確認って感じのお話なのですが、最後の方で三栗が夕季にフラれた後で望月にチャレンジしてみようかな的なことを言ってて。
是非チャレンジして欲しいと思った!
望月は望月で実は密かに桐生に想いを寄せていたようなので(桐生もそれを知りつつ、互いに大人な付き合いをしていた)そこから先に進んで欲しいし。
というか、たぶん、このキャラの中では望月が一番私の好みっぽいので幸せになって欲しいかな、とか。

パティスリーの話ってことで新作ケーキとかも出てきたんですが。
表題作に出てきたパウンドケーキと苺のオリジナルケーキはとてもおいしそうで食べてみたくなりました。

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ケーキよりも甘い週末

実業家×パティシエの甘い恋いがテーマなこの1作。本編が、丁度半分くらいの比較的に短いお話なので、サクッと読みたい方には丁度いい作品ではないでしょうか。
若くしてパティシエオーナーとして仕事に没頭する受。毎週金曜日にやってきては、同じケーキを買っていく男がいた。毎週かっていくものだから、それが週間になり、少し楽しみになっていた。あの男前な男が、どんな顔をしてこのケーキを食べるのだろう。会話も交わしたことがない相手なのになぜか気になってしかたない。そして初めて交わした会話。思いもかけない言葉に受は・・・!?
基本的に、元々から受は攻のことが好きなのはまるわかり。攻も、なんの抵抗もなく受に惹かれていく~という展開。
甘く、衝撃的な展開がないので、ちょっと物足りないかなと感じる一方、難なく甘いラブストーリーが読みたい時、いやされたい時に読むのには丁度いい作品かなとおもいます。

後半は、ラブラブなその後w
相変わらずなラブラブほのぼのな話作りが好きです。やわらかい本編の雰囲気そのまま。
ぜいたくを言えばもう少しエロシーンがたくさんみたかった!
な思いはありますが、ぬるエロ万歳。
初心者さまにも安心な1冊かなとおもいます。
・・・・逆に、濃いもの見すぎた私にはぬるい・・・と思う部分もなきにしもあらず・・・ですが。。。。

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