特典付き
事故で重体になっているはずの榎本先輩が急に主人公の颯真の前に生き霊になって現れて(颯真にしか見えない)、事故で助けた幼馴染で親友の春名先輩の魂を手に入れることができたら自分は生きられる、そのために協力しろ、と迫ります。早い段階で実は榎本先輩は颯真のことが好きで死ぬまでの間一緒にいたかっただけだとわかります。特に春名先輩に害を成すわけでもなく、颯真に対してもご飯を作ったりして面倒見がいいので、好きだったと言われて颯真も榎本先輩に絆されます。榎本先輩に死んでほしくないけど、だからといって春名先輩を犠牲にはできない、ということでは春名先輩を犠牲にせずに榎本先輩が助かる道を探すことになり、途中までは結末が気になりながら読み進めました。
途中からいきなり春名先輩のほうが天使だったという話になり、春名先輩も他の人には見えないからと宙に浮いたりするのですが、子供の頃からずっと榎本先輩には見えていたわけで、絡んできた配信者にもちゃんと見えているので、わけがわからなくなって話に集中できなくなりました。春名先輩を助けて死ぬはずだった榎本先輩が生き残るためにそういう設定にしたのでしょうが、生き霊なのに料理しているし、設定が都合よすぎな気がしました。
◎設定が面白くて導入もばっちり
◎絵もキャラも好み
榎本先輩は天使なのか?悪魔なのか?なんなのか?
謎に塗れた導入で期待が膨らみましたが、
思ったよりあっけなく終わったなという感じでした。
期待通りにはいかなかったものの、
絵は好みだしキャラの関係性も刺さったし
謎あり胸キュンあり切なさありで
萌とさせていただきました。
絶対に読んでほしい!まではいきませんが
設定は面白いので、気になったら読んでみてもいいと思います。
ずっと好きだった颯真の前に現れる事故にあったはずだった榎本先輩。その理由がすごく胸が苦しくなりました。最後残された時間を颯真くんと一緒に過ごしたいけど、自分はもういなくなる覚悟をしていて颯真くんに笑って生きて欲しいから悪者の役を演じてるのが本当に切ない、、、。でもずっと好きだった気持ちが一緒にいることで大きくなってしまって欲が出る、目の前に大好きな人がいて生きたいもっと一緒にいたいって思わないわけないのに、、颯真くんのことが大切なんだという榎本先輩の想いの強さを感じました。颯真くんはそんな榎本先輩の考えを絶対受け入れないスタンスがすごくよかったです!絶対生きて欲しいって引っ張り上げてくれるような、、最後まで春名先輩も榎本先輩も絶対諦めない姿がかっこよかったしそういうところに榎本先輩は救われてるんだろうなと思いました。気持ちを隠さなくなった榎本先輩はめちゃくちゃ甘えたで好きがこぼれ落ちてて最高でした!!イチャラブもっとみたいです!!
タイトルからは終始せつない物語を想像していたのですが、実際は思わず笑ってしまうコメディ要素もあり、良い意味で予想を裏切られました。
昏睡状態の榎本先輩が、生き延びるために春名先輩の魂を奪うから颯馬に取り憑かせてほしいと頼むところから始まります。
「なんて残酷なんだ」と思いきや……そこに隠された真意は全く違っていて驚きました。
切なさと笑いのバランスが絶妙で、重くなりすぎず、それでいて心に残る読後感でした。
榎本先輩の「そばにいたい」という気持ちと後悔に押しつぶされそうな姿が胸を打つ一方で、ちょいちょい差し込まれるコメディが作品全体を明るくしてくれます。
そして最後に残るのは「春名先輩って一体何者?」という謎。正直ここが気になって仕方ありません。
えち展開:なし
余りにも表紙が良くて即買いました
そして読んでみたのですが、なるほど分からん状態で。。。
すごい自分の読解力の無さを痛感しレビューなど到底書けるレベルじゃないな、とひたすら色んな読者さんの見解を読んでは参考に、何度も読み返したりしてみてました
みんなすごい考察力とか読解力が高くて参考になりました
今の所自分的にこの作風とかから考えてもダークな方面ではなさそうかな?と思ったので、やっぱり「春名先輩は元から天使説」が1番収まりが良さそうなのかなと思います
でも、ここに行き着くとどうしても引っ掛かってしまうのが「天使も死ぬのか?」という疑問
天使パワーみたいなのはそもそもないのだろうか?
事故を回避したり出来ないのか?それこそ大事な友人を危険な目に遭わせるような天使っているのだろうか?
この天使のスペックがもっと分かり易かったら混乱などせずに読めたのではないかな?という所がいまひとつ自信を持てなかったので楽しみ切れなかったのだなと思いました
榎本先輩〝は〟天使じゃなかったけど?っていうのが作品タイトルにも込められてるのでしょうか?
どうだろう?
作者さんの解説があったらいいのにな、と読解力のない自分は思ったりしました
甘えた読者ですみません!
1つの作品をこんなに短期間で何度も読んで、色々考えたりしたのは初めての経験だったのでこれはこれで面白い体験となりました
