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能美先輩の弁明

noumi sempai no bemmei

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表題作 能美先輩の弁明

丹瑛人 → 坂田将吾

能美正孝 → 島﨑信長

その他キャラ
葉山[斉藤壮馬]

あらすじ

BLアワード2025総合コミック部門、堂々の第1位!
黒髪クール後輩×ゆるクズ先輩。
正反対なふたりが「魂の片割れ」を探す哲学科BLが待望のドラマCD化!

自堕落な大学生活を送る能美正孝は
教授に誘われ参加した読書会で
同じ哲学科で2つ下の後輩・丹瑛人に出会う。
学科内でも際立つルックスでクソ真面目。
しかもゲイだが人の目を一切気にしない瑛人。
正孝は興味津々で近づくが……!?

【キャラクター】
能美正孝(CV:島崎信長)
大学3年生 哲学科在籍
飄々としたゆるクズだけど、実は優秀。好奇心旺盛で人あたりが良く、他者の感情の機微に聡い。

丹瑛人(CV:坂田将吾)
大学1年生 哲学科在籍
ルックスがとてもよくクソ真面目で自我が強い。
案外きさくでコミュ力も高いが、正孝に対してだけ辛辣で愛想がない。

葉山(CV:斉藤壮馬)
大学院生
白川ゼミの先輩。ゆるふわなドジっ子だが案外食えないタイプ。

【出演】
島崎信長、坂田将吾

【原作】
大麦こあら(光文社 BL COMICS)

仕様:本編CD2枚組

(C)Omugi Koala/Kobunsha

作品情報

作品名
能美先輩の弁明
媒体
CD
原画・イラスト
大麦こあら
オリジナル媒体
コミック
メーカー
Ginger Records
枚数
2 枚
ふろく
ステラワース特典:コミックスカバーイラスト使用L判ブロマイド
パッケージ発売日
JANコード
4571453601541

ちるちる評価ランキング

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4.6

(15)

(12)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
68
評価数
15
平均
4.6 / 5
神率
80%

レビュー投稿数2

大注目のドラマCD化!期待を上回る仕上がりに感謝感激♡

原作の大ファンです。
既に全て網羅されたレビューをご投稿いただいているので(言語化素晴らしすぎました感涙)
私からは、BLCDというコンテンツが好きな人視点の、キャスト感想に偏ったレビューを失礼させていただきます。

基本キャスト買いなので原作未読のことも多いのですが、
こちらの作品については拝読しており、さらにはかなり長い期間夢中になってしまったほど影響の強い作品でした。
「哲学BL」という斬新な切り口で大ヒットを飛ばした超話題作だったこともありドラマCD化は容易に想像できましたが、
キャストは!?制作会社は!?とソワソワしていたところに
完璧な座組で制作決定告知がお出しされた、あの日の衝撃は忘れられません…!

特に二度見三度見したのが、
「能美先輩役:島﨑信長さん」という青天の霹靂!

攻役でなら何度かお聴きしたことがありますが、受演技をされる印象がなかったので
驚きましたが、調べてみると10年前は割とご出演されていたのですね!
基本BLCDはポケドラ派なので、知識不足でした…!(ポケドラだと昔の出演作は取り扱いがなかったのでチェックできていませんでした)

前情報がないので、どんな受演技を!?となりつつも、
・ジンジャーさんのキャスティングに絶対的信頼を預けている信者であること、
・一般作品での信長さんの演技力は十分存じ上げておりましたので、
不安よりも期待が上回っていました!能美先輩のふわっとした雰囲気との相性も良さそうだなとも♡
視聴が公開されたときには、期待は確信へと変わりましたね!
そんな確信を抱いて本編と対峙した訳ですが…
能美先輩のゆるくずキャラは、一歩間違うと嫌悪に向きかねない危うさがあると思うのですが、
キャラの抱える育ちの良さや賢さみたいなものがお声に含まれているので、
見事な愛されキャラに仕上がっているように感じました!
濡れ場の演技も、徐々に慣れていく(溺れてく)感じがリアルだなあと思ったのですが、これは信長さんが勘を取り戻してくのとリンクしていたのか…?と
収録レポを読んでハっとしました。

BLCDに対しては、受の演技に重きを置くタイプですので
攻役の坂田さんについては、イメージに合っているなあ程度の第一印象だったのですが(ごめんなさい)
本編を聴いて、往復ビンタされた気持ちです!!!!!
元々感情表現が豊かとは言えない落ち着いたトーンのキャラですが、
能美先輩にだけへ向ける過度の無愛想さだったり失礼な物言いだったりは、
やっぱり意識してるからこその、特別な感情がこもっている特別な意味のこもった塩対応なんだな〜と、
なんのかんの言っても後輩なんだな〜という年相応の可愛さを、絶妙なお声で表現してくれております!
出し惜しみされた挙句のデレの破壊力もさることながら、
たまに出ちゃう無防備な方言にお気をつけて!!
これがほんっっっとうに良くて転げ回りましたし鬼リピしてしまいました…これは音声化でしか得られないご褒美だわ…(泣いてます)

また、忘れてはいけないこのかた!葉山さん!
斉藤壮馬さんが演じることでさらにキャラに魅力が増したのでは…
原作ではちょっと二人の関係に横槍入れられた感じがあってモヤっとしたものですが、
煮え切らない二人の為の愛の使者だったのでは!と感謝してしまうほどに、お声での表現が付くことでキャラの行動なども解像度があがったというか、
さすがでした。
ここに壮馬くんを配置された意図を思い知らされ唸りましたうーーーん!!好き!!!

レーベルおたく語りになってしまうのですが…
人気作品を音声化するということで背負うプレッシャーは、想像以上に大きいと思うのですが、Ginger Recordsさまは、それをも楽しんでいるモチベーションすら感じます。
ファン、原作者はもちろん、BLCDというコンテンツのファンや声優ファンへの真摯な姿勢と、愛情を感じて毎回震えます。こんなの忠犬になってしまうのも仕方ない。
本編に加えてアニメイト特典、有償特典とてんこ盛りでお腹いっぱい楽しめる作りもありがたや♡
個人的に、BLCDにはキャストトークは絶対ハズせないと思っているので
「これ好きだったでしょ!」と言わんばかりにいつもキャストトークを付けてくださるジンジャーさんは、もはや実家の母だと思っています。

演技に対し真摯かつ向上心探究心溢るるお二人のトークは、楽しさも深さもあって濃密でした。

原作の魅力である抜け感のある絵柄と、余白のあるストーリーを、音声で見事に表現されています。
2025年のBLCD史に残るべき一作かと!
続編のドラマCD化も大変楽しみです(気が早いですがわくわく)

3

瑛人がドンピシャ!萌えと解像度がグッと高まる

原作既読、大好きな作品の音声化!!
絶対聴きたい、聴かなきゃ!と今月の発売を楽しみにしていました。

レビュータイトルどおり、坂田さんの瑛人(攻め)がドンピシャ。
原作コミックスを読んで自分が想像していた像と完全一致です。
クール男子の低体温ボイスと、それが甘さをはらむ時のギャップが
刺さりに刺さりました...

視聴環境はポケドラです。原作片手に楽しみました。

原作が300P近いということもあり、
音声の方もボリューム・聞き応えたっぷりです。

(恋人のことは)「大事にするし」「甘やかす」と語る瑛人、
この「甘やかす」という決め台詞に滲む、声の甘さ!

絶妙な配分のスイートさを持って発せられた言葉に、
ハートを鷲掴みにされました。

有償特典のキャストトークの中でも語られていましたが、
尖った瑛人が徐々に見せる雪解けの様子が最高。

後半にかけ、徐々に甘さと熱を増していく瑛人の変化に
グッ!ときたー...(๑•̀ㅂ•́)و✧

島崎さん演じる受け・正孝については、やや声高め...?というのが
初視聴時期になったところ。
(↑高めボイスが自分の萌えツボとはちょっとズレているため。。)


とはいえ!正孝らしい”ゆるクズ具合”、
しっっかりお声で表現されてます。

ちゃらんぽらんな印象の前半〜中盤と、
終盤、発表会への登壇を決意するシーンでは
見事に声のトーンが違っていた...!演じ分けが素晴らしかったです。

初エッチで尻を洗われ、焦りまくり逃げようとする様子。
その後見事、とろっとろにされちゃうギャップも良かったー...

一点「ああ...!」と思った点を挙げるとすれば。

作中のあるキスシーン、音声だけでは
”正孝から仕掛けたキス”とは分からないかな?と思われた点です。
リップ音だけなので...

「正孝から」というところが個人的な萌えどころだったので、
音声だけだと、その点に気付かないかも...と思いました;

とはいえ。
お二人の演技によって、原作の内容の深み、面白さ、萌えが
より加速したことは間違いなし!

クールな瑛人の見せる雪解けの甘さと、
ちゃらんぽらんな正孝が覗かせる脆い部分・終盤の覚悟という
それぞれのキャラのギャップの表現、最っっ高でした✨


※以下はアニメイト特典について☺︎
=======

◆無償特典 ミニドラマCD「となりのモブ山くん」
(単行本・アニメイト有償小冊子の内容)

瑛人の隣の部屋に住んでいる社会人・モブ山視点のお話。
時折聞こえてくる喘ぎ声を瑛人のものだと思い込み、
「お年頃なんだなあ〜」と微笑ましく思っていたところ、
ひょんなことからお相手が「男」であることを察し...というお話。

そんな思いに耽るモブ山くんが最後に独りごちた本音、
そのオチにクスッと笑えるコミカルなお話でした❤︎

<激アツ全回転セット!特典>(有償)

★act1.「正孝の看病編」(5’17)
(単行本・コミコミ有償小冊子の内容)

風邪をひいた瑛人を正孝が看病→その中で歯磨き大サービス♡をするイチャ甘話。
歯ブラシでしゃこしゃこされながら喋る瑛人。
そして弱って甘えるワンコなレア瑛人が可愛い(*´◒`*)

———
★act2.「瑛人の見た悪夢編」(4’06)
(単行本・とらのあな有償小冊子の内容)

ある日瑛人が見た悪夢。
”若者たちを堕落させた罪”として正孝が投獄されてしまい、
助けに来た瑛人に、「俺は逃げない」と告げて毒杯をー

普段超絶クールな瑛人が焦り、
本気で必死になる姿(声だけど)にゾクゾクするお話でした。

———
★act3.「ともだちのはなし編」(1’50)

瑛人の友人・むろちん視点のお話。
特定の相手を作らない奴だと思っていた正孝に恋人ができたらしく、
驚くむろちん。

どんな子かは知らないが、瑛人とは長く続かないだろう、
可哀想に…なんて思っていたのですが。

スロット大好調の中、むろちんの誘いを断り、
恋人が呼んでいるからー

という理由で帰って行った正孝を見、
「本気なんだ…!」と驚くというオチでした(*´艸`)
———
★act4.「丹瑛人、はじめての」(9’10)

お土産チョコを口にくわえ、
「イチャイチャしようぜー」と正孝が甘えてみると...?

「後で構ってあげますから、おとなしくしてて下さい」と、
もぐもぐしながら言う瑛人、可愛いなあ。

と、実は濃い目のお酒入りだったそのチョコ、
食べた直後、瑛人の様子が急変しー!?

というお話。

チョコ一つで酔ってしまい、そこからあっまあまの長尺キス、
そしてエッチ…言葉責めする酔っ払い瑛人の意地悪、たっっまんないです。

突然ワンコあまあま・甘えスイッチが入るところ、
クールな普段の態度とのギャップに陥落。

一生、お酒禁止な〜!!!と叫ぶ正孝の声に
ニヤつき止まらぬお話でした〜
———
★キャストトーク(16’02)

お二人が「二人の会話に知性を感じる」と話していたのが印象的。
自分も”うんうんうん!そうだよね”と頷きながら聴き入りました。

攻め役・坂田さんの「大学行ってみてーな」と思った、という言葉。
そして「こんな一癖も二癖もある人たちと交流してみたかった」という言葉も、
分かる気がする。

で、坂田さんが「印象に残ったシーン」として挙げられていた
「お尻を洗うシーン」!
”なかなか見たことないから印象に残ってる”とのこと。

…や、腐りきってる私は”洗う”シーンに驚いたりはしなかったので、
聴きながらひとり、自らの腐り具合にかあっ//となった部分でしたw

「哲学」が大きなテーマとなっている本作。
受け役・島崎さんは”芝居の役作りにも「答えのない問いをし続ける」という
哲学的な部分がある」と、芝居と哲学の親和性について語られていました。

ツンツン尖った瑛人がだんだん雪解けしていくのが楽しかった、
という言葉にも完全同意。

内容やキャラの内面、演技について掘り下げた聞き応えのあるトーク、
大大大満足です◎

6

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