10/10発売amazonの電子書籍版です
またまた、新しいバースが登場...!?と、
園瀬先生のXでのカウントダウンを見ながら
大興奮で待っていた新刊です☺︎✨
(紙は本日発売、電子配信は10/10〜とのこと)
その名も「パーツバース」。
オメガバースのような”性別”、ケーキバースのような”性質(?)”とは異なり、
「アイデンブレー」という病気を発症した患者が「ブレー」となる世界観。
「ブレー」=特定の部位でしか相手を認識できない
→主人公・真壁(受け)は「手」以外での人物の判定が難しく
(顔が認識できない)、相手の顔は見えているのに
記憶に残らず、すぐにかき消えてしまうーという症状を抱えています。
そんな「ブレー」の症状を唯一癒し、改善することができるのが
「パーツ」という特性。
ケーキバースのケーキのように、自身が”パーツ”であることは
無自覚のようです。
「スキンシップ」が唯一の治療、というところに
広がる萌えとときめき✨
パーツの篠崎に触れられ、うっとりトロトロ...の顔になる真壁くんが
可愛すぎました(*´∀`*)
カリスマ美容師・篠崎×健気な脚本家の卵・真壁というカプ。
月一回、美容師の篠崎に触れてもらえる時間だけが
至福の時だった真壁。
実は篠崎こそが自分にとっての「パーツ」だと分かってはいても、
何も知らない篠崎にはそうと言い出せず…
そんな中、ひょんなことから病気のことを篠崎に打ち明けてみると、
なんと「治療に協力させて」とスキンシップが始まってー
と始まるお話です。
いわゆる「スパダリ」大好き!!な自分としては、
この”愛を知らない男”・篠崎には作中、
ちょっと色々思うところがあったのですが...!(°ㅂ°҂)
真壁が一途で健気な分、「可哀想なものに惹かれる」篠崎、
相手のためではなく自分を満たすために優しさを見せつける彼に怒りが。
(この攻めへのもどかしさで、評価を「神」にするか「萌2」にするか
迷いました;
でも真壁くんの健気さ可愛らしさが好きなので「神」で!)
特に怒り心頭!だったのは、「治療」であるスキンシップ中
(↑傍から見ると、もう”治療”なんて言えないぐらい
そこには気持ちが入ってるのに!)
思わずキスしそうになった真壁の口を手で塞ぎ、拒むシーン。
そして真壁が決死の覚悟で聞いた
「なぜ自分にこんなことをしてくれるのか」
という質問に対する答えです。
完全にそれは「恋」なのに、無自覚ゆえに
真壁の心を引き裂くノンデリ発言に「くううう...!」となったものの。
最後の最後の最後に、やっと!
自分の気持ちに気付き、カッコ良いところを見せてくれました◎
(個人的には、よりガツンとした「攻めざまぁ」があっても良かった...!)
と、攻めの言動には色々やきもきさせられたけれど、、
それとは対照的に、受け・真壁の気持ちの変化、
内面の成長にはグッと心動かされる(๑•̀ㅂ•́)و✧
篠崎と触れ合うことで症状に改善が見られ、
人の顔が(短時間ながら)認識できるようになった真壁。
そんな彼が、今まで決して参加してこなかった
劇団員たちとの飲み会に参加したり、
大きなコンペへの挑戦を決意したり。
いつも下を向いていた彼が、長い前髪を短く切りたい!と
篠崎に告げるシーン、「いいぞ、いいぞ!」と応援したくなりました☺︎
(前髪が短くなってスッキリした真壁の顔の美しさも良い〜!)
二人のエッチ描写、濡れ場は回数こそ多くないものの
”手”フェティシズム全開!!
”手”から伝わる感覚が全てである真壁が、口に入れられた指をスリスリ、
艶かしくちゅっちゅ...と咥える姿、そんな真壁を見て
「…ちょっと妬けるな」と言う篠崎の表情に、心撃ち抜かれました//
(舐められているのは自分の指なのに...!)
新感覚「パーツバース」BL、手以外にもいろんなパーツで
ぜひぜひ見てみたい…!
フェティシズムをおおいに刺激し、萌え悶えさせてくれるお話でした(*´◒`*)
★修正:tn細白短冊(2本〜6本)(紙本)
形も質感もガッツリ分かる、嬉しい甘め修正です☺︎