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雪降る街のぼくら

yuki huru machi no bokura

  • 電子単話
  • 同人
  • 電子書籍【PR】

表題作雪降る街のぼくら

鳥海 蓮
高2、奏斗の義弟
鳥海 奏斗
高3、蓮の義兄

あらすじ

本作品は同人誌として発行されたものを電子配信用に加筆修正したものとなります。

◆総ページ数48p
◆白塗り修正版です

作品情報

作品名
雪降る街のぼくら
著者
奈樫マユミ 
媒体
漫画(コミック)
サークル
ナンバーナイン
ジャンル
Blend
電子発売日
5

(1)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

雪降る山形、ひとつ屋根の下で...執着義兄弟もの

何気なく試し読みして、絵の綺麗さと続きが気になるストーリーに
惹かれ購入しました。

ちなみに...シーモアさんでは通常版(白抜き修正)と
R18版(tn黒短冊修正)の2種類があり、お値段は同じです。
(自分はR18版を購入)

同人誌なのでページ数は短く48ページですが、
満足度は大!!
すれ違う二人の感情の揺らぎや、想い通じた後の幸福感が溢れ、
とても素敵な読後感でした✨


親の再婚で義兄弟となった奏斗(兄・受け)と蓮(弟・攻め)。

無邪気に仲良くしてきた二人だけれど、最近夜になると
布団に忍び込んでくる蓮と”危ない関係”になりそうでー

と続きます。

義弟→→→兄への執着ものか...!(大好き)とゾクゾクワクワクしながら
読みましたが、受けである兄の方にも激重感情があることがうかがえ、
よりゾクゾク感が高まりました。

これ以上一緒にいるわけにはいかない...!と、
自分の中の感情をなんとか振り切って弟・蓮に内緒で
県外(東京)の大学を受け、合格する奏斗。

しかし合格後、油断してつるっと出た言葉で
上京することがバレてしまい...

激昂して別室へ奏斗を連れ出し、襲ってしまう蓮。

ここ、実家でしかも両親もいる一つ屋根の下、
二人がぶつかり合う場面を見られた直後で
ヤってしまうの!?と、だいぶ落ち着かない気持ちになりましたが;

そのへんのモヤっと感はいったん置いておくと、
蓮の口から絞り出される言葉と彼の涙に、胸締め付けられます...( ; ; )

「こんなふうに...抱きたかったわけじゃねえよ」
「これからも兄弟でいられるように我慢するから...
嫌いになんないで 兄ちゃん」

特にこの”兄ちゃん”という言葉が刺さって刺さって。。

それまで、どんなに奏斗に注意されても頑なに「兄ちゃん」とは
呼ばなかった蓮が、ただただ嫌われたくない気持ちだけで
「兄ちゃん」と呼ぶ。切ないよー...

そこからの兄・奏斗の覚悟と想いを伝えるキス、
美しかったです。

最後のページの、体を重ねた後の二人の会話、
やっぱり泣いちゃう”弟”らしさを見せる蓮と
山形の風景のコマも余韻がたっぷりあって沁みました。

これ、ぜひぜひ続きが読みたいなあ...!
二人の”その後”、奏斗が上京しそれを追いかけて行った蓮との
恋人・上京生活編、待ってます☺︎


★修正:tn黒短冊(4〜5本)(※R18版 電子シーモア)
※通常版は白抜きとのことです

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