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何気なく試し読みして、絵の綺麗さと続きが気になるストーリーに
惹かれ購入しました。
ちなみに...シーモアさんでは通常版(白抜き修正)と
R18版(tn黒短冊修正)の2種類があり、お値段は同じです。
(自分はR18版を購入)
同人誌なのでページ数は短く48ページですが、
満足度は大!!
すれ違う二人の感情の揺らぎや、想い通じた後の幸福感が溢れ、
とても素敵な読後感でした✨
親の再婚で義兄弟となった奏斗(兄・受け)と蓮(弟・攻め)。
無邪気に仲良くしてきた二人だけれど、最近夜になると
布団に忍び込んでくる蓮と”危ない関係”になりそうでー
と続きます。
義弟→→→兄への執着ものか...!(大好き)とゾクゾクワクワクしながら
読みましたが、受けである兄の方にも激重感情があることがうかがえ、
よりゾクゾク感が高まりました。
これ以上一緒にいるわけにはいかない...!と、
自分の中の感情をなんとか振り切って弟・蓮に内緒で
県外(東京)の大学を受け、合格する奏斗。
しかし合格後、油断してつるっと出た言葉で
上京することがバレてしまい...
激昂して別室へ奏斗を連れ出し、襲ってしまう蓮。
ここ、実家でしかも両親もいる一つ屋根の下、
二人がぶつかり合う場面を見られた直後で
ヤってしまうの!?と、だいぶ落ち着かない気持ちになりましたが;
そのへんのモヤっと感はいったん置いておくと、
蓮の口から絞り出される言葉と彼の涙に、胸締め付けられます...( ; ; )
「こんなふうに...抱きたかったわけじゃねえよ」
「これからも兄弟でいられるように我慢するから...
嫌いになんないで 兄ちゃん」
特にこの”兄ちゃん”という言葉が刺さって刺さって。。
それまで、どんなに奏斗に注意されても頑なに「兄ちゃん」とは
呼ばなかった蓮が、ただただ嫌われたくない気持ちだけで
「兄ちゃん」と呼ぶ。切ないよー...
そこからの兄・奏斗の覚悟と想いを伝えるキス、
美しかったです。
最後のページの、体を重ねた後の二人の会話、
やっぱり泣いちゃう”弟”らしさを見せる蓮と
山形の風景のコマも余韻がたっぷりあって沁みました。
これ、ぜひぜひ続きが読みたいなあ...!
二人の”その後”、奏斗が上京しそれを追いかけて行った蓮との
恋人・上京生活編、待ってます☺︎
★修正:tn黒短冊(4〜5本)(※R18版 電子シーモア)
※通常版は白抜きとのことです