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小説

本編は、不器用な2人のモダモダ恋愛を描いたお話。
特別な障壁があるわけではなく、本来なら問題なく進みそうな関係性なのに、互いの勘違いとすれ違いによって、なぜかうまくいかないまま足踏みが続きます。
嫉妬にかられて受けを抱こうとする攻めに、やっと抱いてもらえると受けが期待したところへ、突然我に返る攻め。こうしたすれ違いが繰り返され「なんでやねん」と思わされる場面が何度もありましたw
この作品の軸は“言葉足らずによるすれ違い”なんですが、個人的にはこのタイプの展開があまり得意ではなく、イライラが萌えを上回ってしまうことが多いです。
アンソロジー作品のため、尺の制約上シンプルな構造になりがちなのは理解できますが、長編のような感覚で読み始めると物足りなさや戸惑いを感じる人もいるかもしれません。
一方で、メインカプの長男レイを主人公にしたスピンオフは楽しめました。アルファばかりの家族の中でベータとして生まれた彼が、自分の立ち位置に悩みながらも、得意な算術を活かして懸命に役立とうとする姿が胸を打ちます。彼の個性に目を向けて、道を示そうとする親の描写も良かったし、攻めも一途で素敵です。
こちらのスピンオフは、物語としての前進感があって読みやすさにつながっていたように思います。
全体としては、ライトで読みやすい作風が特徴的な一冊。すれ違いによるモダモダ展開を楽しめるかどうかで、評価が分かれそうです。読みごたえを期待する読者には少し物足りなく感じるかもしれません。
こちらのお話、アンソロジーを読んでいる方でも楽しめるお話になっています。
主人公カップルのお話は、ひたむきにシグルドを愛しているリオル。それなのに、シグルドはつれない態度。
けれど、過去の優しい思い出や時折見せる優しさが切ない。
もう、このすれ違う二人が切なくて切なくて。たくさん泣けます。そして、そこからのハピエンがもうたまらない。良かったねー良かったーと涙します。
それから、もう一つのカップルは、このお二人の子ども、レイが主人公。
βだけれど、αのルーファスを好きになってしまいます。
こちらは性別を超えた愛情に胸がキュンと高鳴ります。
そして、ルーファスのスパダリぶりがたまりません
愛情を常にそっと伝える姿は、本当に好感が持てました。
そして、何よりレイ。
レイはβであることにコンプレックスを抱いています。
それでも、諦めることなく自分にできることを見つけて、ひたむきに努力する。そして、家族もそんなレイを認めているし、愛しているのが伝わってきて、凄くほっこりしました。
このお話は、ちゃんと主人公カプがあってこそのお話構成になっていて、同じ本に収録されている必然性を感じました。どちらのお話も、互いの魅力を引き立てる形になっています。
だから、アンソロジーを読んでいる方にはぜひこちらのお話を読んで欲しいです!
話が脱線しました。
レイは算術士なのですが、その描写が世界観をリアルにもさせ、レイの魅力も引き立てていました。
だから、リアルなお仕事の話を読んでる感じなのに、ドキドキワクワクできる。
こんな素敵なレイを一番そばでみているルーファスだもん、絶対好きだよね、頑張れ!っていう気持ちになれました。
それなので、二人が離ればなれになったときには、切なさを安心して?堪能して泣くことができました。
長々と書きましたが、とても魅力的な人たちの恋のお話だった!ということです。
素敵なお話を書いてくださった雨宮里玖先生にありがとうと伝えたいです。
そして、大庭アキル先生の挿絵も、物語を膨らませてくれるキュンとする絵で、本当に素敵でした。
素敵な御本ですので、皆さまぜひ✨
アンソロジーを読んでからこちらを購入しました。
メインカプ+息子のお話しが読めます。
ボリュームたっぷり、かきおろしたっぷりで読み応えありました!
何回読んでも雨宮先生のじれじれ恋愛最高ってなりました!
エックスで、文字数をなんと9万も足されたと知り、楽しみにしていました。
普通、9万文字あるだけで一冊の本なのでは?と思うのですが、この新装版にもアンソロジーの部分を入れてくださったことで、読者の願いは叶えらました。
「おいてけぼりのオメガは偽りの夫に愛されたい完全版」をありがとございます。
心より雨宮先生に御礼を申し上げます。
そんな正座な気持ちで開いた完全版。本編の感想はアンソロジーの際に記してあるのでそこは飛ばそう、というわけには行きません。なぜなら、番外編が違うのです。ここにも雨宮先生のお気遣いがあった・・・!シグリオ(勝手にカプ略)のいちゃいちゃをもっと見たいと思っていた読者へのプレゼントです。
あまあまシグルドが嫁を好きすぎて、読者は壁になりきれず、鼻血を出しながら倒れかけます。ダンスの時のシグルド、最高の夫です。共寝に誘われた時のリオルの反応、最高の嫁です。そして、そこからの流れは甘く、そして驚きも。この時点ではわからないのですが、ここから「足手まといの算術士は報われない恋をする」にちゃんと結びついているのです。
こちらのお話は子ども世代。もちろん素敵な夫夫で両親のシグリオも出てきます。
衝撃的なシーンから始まる「足手まとい」。
颯爽と現れたのは・・・!ネタバレになるので言えませんが・・・いや、このお話の主人公だからいいのでしょうか。
もう最初から応援したくなる素敵な二人です。第一部が恋愛が濃厚なお話なら、第二部は主人公レイの心の成長にもスポットが当たっています。
レイは自分を卑下していますがとても優秀な算術士です。そしてこの指針を与えたのは・・・これもエモい。皆さんにこのシーンを確かめて欲しいです。
雨宮先生の他作品でも商売に関連したことが書かれていたことがありますが、異世界ファンタジーBLにおける商売の世界観をおざなりにしていないのがまたいいです。個人的にこういった描写が好きなので、レイのキャラを理解していく上でもなくてはならない描写でした。
さて、長くなってしまいました。
ルーレイ(また勝手にカプ略。みんな使って。流行って)の心の動き、気持ちの重なり。とても丁寧に描かれていて、何度も胸を切なくし、温かくし、歓喜しました。
しかし、ルーファスがかっこいい、いい男!私の一推しです!
もちろんバースを乗り越えて愛を愛を重ねる二人も推します。
最後に、お話の最後まで「おいてけぼり」にこだわった雨宮先生。最後のおいてけぼりはとても幸せなおいてけぼりでしたね(*´∀`*)
ありがとうございました!
前半は『おいてけぼりのオメガは偽りの夫に愛されたい』の、オメガのリオルが主人公のヒートを題材にした物語なのですが、『おいてけぼり』の意味が深く深くかかれていて目頭が熱くなりました。
そして、主人公であるオメガのリオルの健気さと、夫のシグルドのすれ違いと、二人の深い愛がドラマティクで、さらに家族愛が素敵です!
後半戦は、リオルの息子であるレイが主人公の『足手まといの算術士は報われない恋をする』になります。
算術士と言う珍しい仕事と、βの主人とアルファの従者のルーファスとの関係が、めちゃくちゃ熱い友情と愛になります。とにかくとにかく、βのレイが信念をもとに仕事に立ち向かう姿がカッコよくてたまりませんでした!!
世界観も愛、友情、家族愛と、ギュッと内容が詰まってます!ぜひぜひ!興味があるかたは、読んでください! 続編や、シリーズが欲しいです!
