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表題作ハナ・コイ

円乗寺拓巳(車夫)
華村花(呉服屋)

あらすじ

ひなびた観光地を守り立てるため、青年会は人力車での観光地巡りを発案!
さっそく東京から呼び寄せたのは、超イケメン車引きの拓巳!
そこで拓巳が居候することになった呉服屋には、青年団の癒し系アイドル、おっとり天然の若旦那・花(はな)がいて──!?
古都で繰り広げられる、和風プリティ・ラブ!

作品情報

作品名
ハナ・コイ
著者
果桃なばこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199603716
3.8

(6)

(2)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
23
評価数
6
平均
3.8 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

癒し系不思議ちゃん

こういうほわ~んと癒してくれるお話、大好きです。
評価は萌にしてますが、限りなく萌x2に近い萌です。
舞台は日本の街並みが美しい鄙びた観光地で、攻め様が東京からやってきた人力車の車夫、受け様が地元の呉服屋の息子という、純日本的な雰囲気が素敵でした。
東京からはそれ程離れていない土地の様なんですが、こういう町独特のちょっとのんびりしたような、せかせかしていない環境は、受け様の様な正に箱入り息子のような子にぴったりでした。
この受け様が、高校までほんとに行ってたのかなぁ?と思う程世間を知らなさそうに見えるんですが、家では呉服屋を手伝ったり、東京から来て離れに住むようになった攻め様の身の回りの世話をしたり、結構しっかりしてるんですよね。
でも時々ぽ~としているように見えたり、天然なのかな?と思うことをしたりと、とにかくたくさん癒される場面がありました(笑)。
この2人の距離が次第に近づく様子がゆっくり描かれていて、じっくり読めたのがよかったです。
他にもイケメンがたくさん登場するんですが、それ程主人公たちに絡まなかったのが少し残念でもありますが、その分主人公2人のお話中心に読めたので良かったかなと思います。

1

ほんわり~

車引き(人力車)というBLではめずらしい職種の攻と
おっとり癒し系アイドル・呉服屋の若旦那(受)のほのぼのラブ。

受が一生懸命でキュートなのが、とにかくヨかったです。
「添い寝にきまシタ」
「お背中流しマス」
純粋にお世話を頑張る受に、攻は振り回されてイチコロ。
天然の威力ってほんとスゴイです。
純粋培養で無垢な感じがアホっ子と紙一重なんだけど
天然魔性系ともいえるので、うっかり翻弄されちゃうんだよね。
おっとりなだけじゃなく、嫉妬して暗黒になるところもイイ味出してます。

ほんわり癒されるイイお話でした。

1

女性っぽい主人公

このハナ*コイの表紙を見た時、「あれ?BLマンガじゃないのかな?」と思うような一見男女の絡みっぽい絵でしたが、中はきっちりBL。
男同士が裸で絡んでいる表紙ではないので、手に取りやすかったです。

ひなびた観光地の車夫である円乗寺拓巳と呉服屋の華村花との話。
徐々に二人が深い仲になっていく様を描いた作品です。
この主人公の華村花が、見た目女性っぽいので誤解しそうですが、実はれっきとした男子であります。

特にハラハラしたり、憂鬱になるような場面はなく、楽しく読むことができるソフトタッチなストーリーですね。
ハードコアなものを好まれる方には物足りなさを感じるかもしれません。

絡みのシーンは、普通にあります(たぶん)。
以前読んだ感情観測 (ディアプラスコミックス)や愛の深さは膝くらい (花音コミックス)に比べれば、もちろん多いですが…。

華村花が女性っぽく映るので、僕としては絡みのシーンに特別な違和感をあまり覚えず、とても自然に読むことができたと思います。

ストーリーも違和感がないです。
円乗寺拓巳と華村花が徐々に親密になっていくという流れがとても自然に映りました。

ただ、話の中に出てくるほかの人たち(ほかの車夫や青年会の人々)が話にそれほど絡んでこなかったのは、何だったのかな?と思いました。
ほかの人たちが恋敵になったりとかあると思ったら、そういうのはほとんどなかったですし。

まぁ、僕としては、快い気分で読み終えたので、満足しています。

2

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