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小説

受けの王子が攻めを一方的に婚約破棄するオープニングから始まり、やがて王族らしからぬ日頃の行いを問われて、廃嫡されてしまいます。
序盤から「これはコメディです」と言わんばかりのギャグの応酬です。独特のノリで好みが分かれそうですが、個人的には好きな感じのユーモアでした。テンポや笑いのツボの押し方が絶妙で、可笑しくてしょうがなかったです。電車で読んでたら、いったん読むのを止めたと思いますw
受けは人手不足の為に攻めの家業に駆り出されることになり、仕事をこなしつつすったもんだします。修行を終えた攻めも国に戻ってきて、婚約破棄した2人のまき直しへの物語が始まります。
終盤、廃嫡にまつわる流れは、王子の特務の一環だったことが分かるわけですが、この辺りの種明かしはもう少し早めもありかなと思いました。意図的に伏せている構成ではあるものの、その分、受けの行動が任務ゆえなのか、ポンコツゆえなのかが判断しづらく、やや引っかかりとして残ります。もう少し受けの内面に寄り添える形になると、より感情移入しやすかったかもしれません。
初読み作家さんだったのですが、細かな描写の端々に教養が感じられ、引き出しの多さを感じさせます。ここまで振り切ったコメディの作風は貴重なので、今後の作品にも期待したいです。
今回は商家の長男と第5王子のお話です。
攻様との婚約破棄で廃嫡された受様が
人身売買事件を解決する顛末と本編後日談を収録。
攻様は第5王子として生まれますが
17才で王の友人の商人の長男である
10才の攻様を許婚として紹介されます。
攻様は無表情ですべてを諦めたような
静かな雰囲気を纏う少年で
受様の冗談めかした挨拶にも
淡々と応える攻様に胸の痛みを覚えます。
受様は攻様と少しづつ関係を深めてきますが
攻様にとって子の婚約は良い事よりも
悪いことのほうが多いのです。
受様は攻様に従な未来を歩ませるため
23才の時に大勢の貴族が見守る中
婚約破棄を宣言します。
攻様は反論する事無く静かに扉に向かいますが
扉に手をかけた攻様は受様をじっと見つめて
コ ロ ス と唇を動かして去っていきます。
受様は無断で婚約破棄した事から
廃嫡され城を追い出され
正式な名前も名乗れず、王子の身分も隠し
皿洗いから荷下ろし、酒場の従業員や工場勤務等々
過酷な労働環境を余儀なくされます。
一方の攻様は研究所を辞め
受様への復讐を誓って修行の旅に出たらしく
度たび噂を耳にしますが
どれも受様の知る攻様とは程遠い噂でした。
婚約破棄から5年後、
受様は攻様の実家である老舗商会から
雑務から金感情ができる人物を探していると
王城経由で連絡が入ます。
受様の雇用は婚約話同様既に決定事項で
攻様がまだ実家に戻っていない事だけが
救いでしたが
攻様は既に帰国していて見習い騎士として
騎士団に入団していたのです!!
受様は攻様に殺されるのか!?
WEB小説サイト「ムーンライトノベルズ」掲載作を
加筆修正しての書籍化で受様の元許婚の攻様と
廃嫡された受様の王宮策謀ミステリーです♪
タイトルが気になって手にした1冊でしたが
思っていた展開とかなり違いました。
受様は優秀な攻様を自分の人生に
付き合わられないと婚約破棄を宣言して
攻様の手を放してます。
受様にとって覚悟の破棄なので
その後の庶民生活が苦しくても仕方ないな
と思って読み進めていきましたが
現在の展開に受様と攻様の過去話によって
すこしづつ受様の真意が見えてくるため
読者の想定はほぼ裏切られました。
受様を狙う好色な公爵が現れたところに
騎士になった攻様が登場してきて
コロスと言った受様の護衛につく事に‼︎
どんな展開になるのかハラハラ&ワクワク
受様の真意と役目が明らかになり
攻様との恋が実るまで楽しく読ませて頂きました。
伏線はかなり丁寧に張られていて
受様が追う事件が複雑に絡まる事件となるから
受様単身での捜査は無理がある規模かな。
受様が自分と攻様が関わる不利益を慮って
がんばったのはわかりましたが
受様の言動がいろいろ足りない結果
無駄にぐるぐるさせられた感が強く
今回は「萌」評価とさせて頂きます。
婚約破棄された方ではなく、する方のお話なのかぁ、と興味を引かれポチりました。
派手に婚約破棄しちゃう第三王子ゼフィエル。
これは攻様なのか…いや、受様かな。
ポンコツ王子なんて言われてるけど、そうじゃないような…
ゼフィエルのイメージが、読み進めていく内に変わっていって、どういうことかな、とわくわくでした(*^^*)
また「コロス」なんて物騒な言葉を残して去っていった元婚約者のアストリッド。
騎士となって戻ってきたら、隠せてない執着よ(´∀`*)
にぶちんのゼフィエルとアストリッドとのやりとりや、お兄ちゃん大好きなアストリッドの弟とゼフィエルとのやりとりも楽しかったです。
それまで軽妙なノリだったのに、重大な任務の為に別れを覚悟した二人の刹那的な雰囲気の中での初えちは、それまでとのギャップもあってよかった〜
ただ、この任務、ゼフィエル一人が抱え込むにはあんまりではなかろうか…飛んで火にいる夏の虫になったら元も子もないじゃん。
などと思ってしまうのは、2人が不憫だったからですね。
元サヤに収まって、大団円なハピエンとなってよかったよかった(*^^*)
あとがきにもあるようにコメディ要素たっぷりな明るいお話でした。
お話がトントン進んで、間に2人の出会いやお茶会やらの過去が挟まれます。
ゼフィエルが婚約破棄をした理由がわからないまま5年後にアストリッドと再会して…。コロスって言われてたのにそんな様子でもなくて。
お話が進むにつれようやくゼフィエルの目的らしきものがわかってきます。が、なんで?と疑問も。
なんでゼフィエルがそんなことしなきゃいけないの?な。
全てが終わってから明らかになる頃には、後出しばかりでお腹いっぱいでした。
アストリッドからしたらゼフィエルが逃げたという認識なんですね。恨んだり憎んだり傷ついたりした以上に捕まえたいんですね。
ゼフィエル視点でずっと進みますが、なんでそんなに勝手なの?婚約破棄もどうしても実現したかったのだろうけど、あの方法が確実だったんだろうけど、アストリッドが傷つくことは二の次だったの?
ゼフィエルに共感できず、アストリッドにも理解が追いつかずでした。
イラストがみずかねりょうさんなのに、全然頭に入ってきませんでした。
でもスラスラ読めて短時間で読み終わりました。
みずかね先生おっかけで購入。ライトな文章で、さくさくさくっと読めたためか、覚えていなさそうなので、中立寄りの萌にしました。本編200Pほど+番外編50P弱+あとがき。
大商人の長男のアストリッド(年下)と幼い頃婚約したゼフィネルエール(第五王子)。幼い頃から非凡な才能を見せていたアストリッドとの婚約を無断で破棄したこと、もともと王宮内での評判が芳しくないことから、王族から外され地方のボロアパートへ追いやられます。仕方なくありとあらゆることをして頑張って生活していたところ・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
エリオット(受けの護衛というか側近というか)、脂ぎった貴族(きしょ)、マティス(攻め弟、可愛い♡)、攻め父ぐらいでは。
++攻め受けについて
攻めは年下で、幼い頃、受けに大事にされたことから「この人と結婚する」って決意した方と思います。真剣に自分のことを考えてくれるんだもん、嬉しいよね。ただそんな可愛いんじゃなくって、大きくなってからは執着というか、執念というか。絶対受けと一緒にいるという思いが強い言葉になって発せられています。ま、受けがやり方下手なんで怒ってるんですわね。
受けは頭がいいんだか悪いんだか・・・うーん。評価が難しい。まあ王族らしくなく、人の事を人としてちゃんと思いやる人 ということなのかな。ちっこかった攻めが自分の婚約者となって息苦しくなっているのが、可哀想でしようがなかったということが発端になって、婚約破棄!ただやり方が悪手なのでは。王族らしくなく、身軽にひょいひょいあちこちで歩きそうな印象です。
そんな攻め受けの恋物語でした。ちょっとライトすぎる文章と、最初?と戸惑ったことから、今一つ乗り切れなかったかな。お兄ちゃんloveなマティスとゼフィエルの口喧嘩は楽しかったんですけど。
