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中世ヨーロッパ風の世界観です。
大国の第一王子・ルシウス✕小国の第三王子・ユーリの出会いから婚約まで。
仲違いしたり、不信感を抱いたり、揺れ動きながらも徐々に距離を縮めていく過程がとても丁寧に描かれています。
受けが政治的陰謀に巻き込まれてピンチに陥る展開がありますが、それ意外は酷い扱いを受けたりはしません。
受けのユーリは美貌と聡明さで名高く、その上努力家で思いやり深い優等生タイプです。
攻めのルシウスは長身でガッシリとした体格や精悍な容貌から、一見近寄り難さを感じさせるが、風来坊的な自由気ままさがあり、懐が深く包容力があるタイプ。
そんな二人が誠実に向き合って、恋愛を成就させるお話です。
他の登場人物はルシウスの弟フェルナンド、ユーリの幼馴染で側近のナイジェル、ユーリの侍従ルカス、ルシウスの従姉妹の侯爵家令嬢など。
ちょっとしたトラブルや、大きな事件がバランス良く挟まれているので、最後まで飽きることなく楽しめました。
ただ、受けを手に入れる為なら手段を選ばない執着攻めとか、これでもかというくらい不幸な不憫受けとか、クセが強いBLがお好きな方が読むと、薄味に感じるかもしれません。ほっこり温かみがあるお話が好きな方向け。
電子が300円と安かったので、私は電子購入しましたが、Kindle Unlimitedでも読めます。(価格設定もKindle Unlimited対象も今だけかもしれないのでご注意)
価格だけ見ると短編かと思うのですが、一般的な紙のBL小説よりも少し長いくらいでお得感ありました。
