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表紙が80年代テイストで色合い、イラスト可愛いですよね。
ただ、帯がヤバい。大きなフォントで
「ストレス発散は、
大人のおもちゃが一番です‼︎‼︎!」
とあります。
そして、黒髪の邪悪そうな微笑みと
胸元はだけた涙目で懇願してるスーツ姿。
かなりコメディ色の強いラブコメ作品でした。
社内の嫌な部長が昭和時代のステレオタイプで
今時こんな上司おらんやろてなくらい嫌なオヤジ。
このオッサンのせいでストレスフルな主人公です。
主人公 下野さんは、
愛想良く外面良く生きていたらお人好しが過ぎて
部長の仕事を押し付けられて残業の日々。
そのストレスを発散する方法が、ハイ!きました!エロ漫画の典型。オモチャを使って徹底的にイキまくることです。快感に貪欲なタイプみたい。
爽やかイケメンだからさ、男女問わずモテそうなのに恋人は居なさそう。社畜だから恋人作るどころじゃないんかな。
性への欲望が強過ぎて、職場で残業中に遠隔タイプのアイテム使ってみちゃってるところをうっかり後輩の上田に見られちゃう事から始まるストーリーです。(あるある)
攻めの名前が上田で受けの名前が下野。
きっと
トップ→上(田)→攻め
ボトム→下(野)→受け
で苗字決めましたよね?作者さんの遊び心かな?
作中にも作者さんの遊び心が感じられました。
受けのコロコロ変わる表情の可愛さと笑ってるつもりが悪巧みのニヤリ顔にしか見えないローテンションな攻めのコントラストが良いんですが、
攻め上田の幼少期エピソードが面白かったです。おばあちゃんとの思い出を思い出して興奮した下半身を鎮めるってヤツ!
このネタは、ボツかなと思いながら提出したらOKだったとあとがきにありましたが、編集さん大正解です!こーゆーところがオリジナリティ感じてクスッと面白いところなので!
この先もこういう余計なエピソードでキャラの深みを出して欲しい。
基本はよくある職場でエッチな事してたら、見つかっちゃってそれをネタにエッチな事強要されて、いつの間にかねんごろになるよくあるヤツなのですが、攻めの様子がおかしいのと、受けがワーキャー可愛いのでそこを楽しむ感じが良いと思います。
ミニエピソード「幼い2人」で受け11歳攻め6歳くらいに列車内で出会ってるエピソードがあって可愛いです。この時は、上田表情あるのになー、可愛い僕ちゃんなのに。いつから無表情になっちゃったんだ。どんな10代だったんだよ。
でも、下野と親密になりだして自然な微笑みが出来るようになってきてる。雰囲気変わって同僚から可愛がられそうだなー。
ちびっ子の絵、おじさんの絵、おばあちゃんの絵が魅力的な作家さんです。なんだかBL以外も描けそうな方だなぁ。
電書で読了
白抜き修正
様子のおかしい攻めと受けが好きな方にはぜひおすすめしたい作品です。
特に、無表情で何を考えているのかわからないのに、下野さんのことだけは大好きなんだなというのが伝わってくる上田が私のツボでした。
小さい頃から人間関係の摩擦を避けるため、「イイヤツ」として生きてきた下野。
部長に仕事を押し付けられ、不運も重なって毎日ヘロヘロです。
そんな下野のストレス発散方法は、大人のおもちゃを使ったオナニー。
ある日、誰もいないと思っていた会社で行為に耽っていたところを上田に見られてしまい、その秘密を黙っていてほしければ見せろと迫られて――!?というラブコメです。
見どころは、たびたび登場する上田のニヤ顔。
極悪人みたいな顔なのに、本人は優しく微笑んでいるつもりなのが最高でした。
会社であらゆるパターンのオナニーを真顔で提案してくる上田も面白すぎますし、下野さんへの好意はダダ漏れなのに、伝え方が不器用すぎてまったく気持ちが伝わらないんですよ。
でも、少しずつ距離を縮めていく二人のやり取りが可愛らしくて、たまに見せる上田の本当の笑顔が可愛くてニヤニヤしてしまいました。
下野が部長から理不尽に怒られたことをきっかけに、もっと本音を出せばいいのにと上田が伝えたことで、二人の距離も少しぎくしゃくしてしまいます。
でも、長年「イイヤツ」を続けてきた下野にとって、それは簡単なことではないんですよね。
上田が接触してこなくなってから、一人でオナニーしてもいけなくなってしまう下野さんも可愛かったです。
そして、酔った勢いで下野さんが部長にブチ切れるシーンは最高でした。
言った後は本人がボロボロになっていたのも含めておもしろかったです。
上田視点のお話が楽しかったです!
表情はわかりにくいけれど、脳内は下野さん祭だったのかなと思うと愛おしくなります。
嫌なキャラもしっかり成敗されるので、最後まで気持ちよく読める作品でした。
「イイヤツ」として生きてきた下野さんが、これをきっかけに少しずつ断れるようになっていく成長も良くて最後まで楽しく読むことができました!
合間にメインキャラクターのプロフィールが挟まれているのも丁寧でした。
上田の「好き」に下野さんの名前が入っていたのには思わずときめきました。
さらに、実は昔二人が会っていたという可愛らしいエピソードも収録されていて大満足でした!!!
