愉快なストーリー!

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表題作こいつが18なら俺40

拓也 ちょっとおバカで一途な甥っ子 幼少→18歳
丈弘 仕事は出来るツンな叔父さん 20代→40歳

同時収録作品恋に落ちたら

枡谷 サラリーマン
澤田 枡谷の会社に出入りしている業者の冴えない男

同時収録作品素直に愛してる

了次 社会人
爽ちゃん 大学生

同時収録作品遠距離恋愛は続く。

田渕 中学生
麻生 転校していった同級生

同時収録作品SとMの事情

須山 高校生
武藤 高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

これぞ10年愛!?
オヤジ好きのための年の差&年下攻めLOVE登場。
丈弘(たけひろ)が言った「18になったら結婚してやる」その言葉を信じて、誕生日を心待ちにしていた甥・拓也(たくや)。
ところが、丈弘から専務の娘との結婚宣言を聞き、拓也はついに強行手段に…!?
ちょっぴり笑えてちょっぴり切ない、読みきり作品集!
カバー下も必見!

作品情報

作品名
こいつが18なら俺40
著者
オオヒラヨウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ドリームメーカー(文苑堂)
レーベル
バジルコミックス
シリーズ
SとMの恋愛
発売日
ISBN
9784861170874
3

(4)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
12
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

10年経ったら28歳と50歳なんだね・・・・・・

携帯コミックスで読んで気に入ったので、改めて本を購入してみた作品。
はじめてタイトルを見た時に、何てゴロが悪いんだろうと思い目を引いた。
しかし年の差好きからしてみると、18歳と40歳なんて放っておけない年齢差だ(笑)

表題作はタイトルどおりで、甥・拓也(18歳)×叔父・丈弘(40歳)のカップリング。
幼い頃から丈弘に懐きまくる拓也を振りほどけず、結局は若さに押し切られてしまうオジサンのお話。
ところで作中に「叔父」との表記があるが、丈弘は拓也の父の兄にあたるので「伯父」じゃないんだろうかと細かい事を思ったのだが、まあそこはスルーなのかな・・・・・・。
とにかく丈弘のツン具合が尋常じゃないので、拓也の健気さに泣けてくる。
けれども本当に泣けてきたのは、ギックリ腰のところを拓也に襲われてしまった丈弘の方ではないだろうか。
しかも準備もなしでいきなり突っ込まれて、それ下手したら流血沙汰の病院直行では・・・(-ω-;)
しかもカバー裏の10年後ネタについても「小田拓也」ってそれダレ?と一言物申したい。
もしかして「小野拓也」の間違いでは(笑)
まあ拓也の父が養子であるならば、母方の苗字になるだろうからいいんだけども・・・・・・などと、色んな細かいところが多少(?)は気になったが、それらはBLファンタジーの名の下に、全てスルーした方が賢明だ。
血縁モノだが、全く重くないので気軽に読める内容だと思う。

余談だが絵柄を見ても分かるように、著者は金ひかると同じサークルで同人活動をしている仲で、表題作のイントロダクションを同人誌に掲載した際に、金さんから(あとがきにはKさんとなっている)『甥が成長して叔父を押し倒すの?』のヒトコトがあったらしく、そのお陰でこの作品が生まれたらしい。
金さんにはアリガトウ☆を伝えたい。

その他収録分では「SとMの事情」が面白かった。
これもタイトル通りの内容で【S】須山×【M】武藤という高校生カップルのお話。
とにかくこの作品、キャラ設定が絶妙!
優等生で人望も厚い須山は実は性格極悪な男で、一見チャラ男な武藤は意外と素直で無邪気な性格。
なので須山が変態的な執着を武藤に持っていたとしても(その本性を武藤がバラそうとしても)、それは全く周囲には知られることはなく、武藤はどんどん須山の黒い愛情に染まってゆく・・・ああ悲劇。
ではなく喜劇、というコメディ作品(笑)
嬉しい事に先日「SとMの恋愛」が新刊で発売されたので、早く入手したいところだ。

わりと描写はライトなので、ほんわか楽しく読める作品群揃い。
新刊も併せてぜひ。

5

これぞ10年愛!?オヤジ好きのための歳の差&年下攻めLOVE登場

兎に角、帯のうたい文句が凄かった。上手かった。↑↑
基本的に作品は読みきり短編集ですね。

【こいつが18なら俺40~YOSOJI編~】

「おもえばあいつは昔からアホだった」
ココから物語りは始まります。というは・・この作品とりあえずアホが多い。作者さんが好きなんだろうね^^
40歳と18歳だから~~・・・・22?ほうほう。
小さい頃からオジサン一筋の拓也。3日後にようやく18歳の誕生日を向かえることに胸を高鳴らせ~な話です。
つか・・・ぎっくり腰の上に強姦じゃ・・・死にます。
腰・・腰っ!!

【S(須山くん)とM(武藤くん)の事情】

えっと、この本の中では、コレが一番好きかな。という作品。
タイトルからしてなんとも怪しさがかもし出されてますね。
中身は別にハードモノじゃないですよ?
なんかやたら怪しい空気はあったけどww

なにが面白いってさ、須山くんだよ。
普段は、品性温厚な感じの好青年を演じ、クラスでも人望厚い須山君。
しかし、表に返せば、好きな人をいじめて、嫌がるかお、悲しがる顔が大好物の鬼畜系(爆
彼に狙われたのがそう、Mこと武藤君なわけです。
そもそもこの二人の友人関係発展の理由は、影で「アイツなんか気味悪い。得たい知れないしさ」と言った武藤の言葉を須山が聞いてしまったことから始まります。
武藤君にしてみれば、陰口みたいに悪口言った事を後悔しているわけで、平謝りしたわけで、そこから仲良く~話すようになって~な。話な分けです。須山が傷ついたとでも思ってるんですね。
しかしどうでしょう。須山側からすれば、
「その時僕は恋におちた」Σ(′□`:えええっ!!
「必死な顔して平謝りする姿がもう可愛くて可愛くて・・」
内心・・恐いよお前。表情もリアルにキモイ・・・ww
「好きな人が嫌がる姿とか、傷つく姿を見ると、ゾクゾクするんだよね」
・・み・・見てはいけないものを・・ww。
そして晴れて(?)結ばれた二人は10年後。素敵なSMな関係に☆

最後にもう1つ、俺40~の読みきりありますが、まあいいでしょう(ぇ
正直思ったよりかは・・・・微妙・・
嘘です。今後に期待かな。

SMな関係は好きですけど。なんかね。やたら可笑しかった。
というか・・あんまりこんなグロい顔した主役・・おらんだろう・・いや・・本当に。
黒いよ・・黒いよ・・・みたいな(笑)
でもあれよ。読みきりって言っても、ページ数がかなり少ない話ばっかりなのがもったいないかな~っていう感想かも。
短すぎてイマイチわからん。盛り上がりが少ないかな。

1

表題作よりも同時収録作の方が好き

表題作シリーズは私の萌えツボにはそれ程でも…という感じだったのですが、同時収録作の「素直に愛してる」はキュンとしました。
幼馴染で、高校卒業後は大学生と社会人という別の道を歩んでいる二人が主人公なんですが、攻め様が可愛くて。^^
ちょっと頭が弱い感じなんですが、ただただ素直に真っ直ぐ受け様を好きという気持ちを伝えてくるのが意地らしくて。
それをいつも軽く受け様にあしらわれるのが切なかったです。

「SとMの事情」も面白かったです。
特に攻め様の腹黒な設定がお話にツイストを効かせています。
こういう裏のあるお話、好きですね。^^

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