両思いになれなくても君が欲しいなんて、こんな友人でごめん。

フレンドシップラバー

friendship lover

フレンドシップラバー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×215
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

63

レビュー数
4
得点
124
評価数
29
平均
4.3 / 5
神率
37.9%
著者
オオヒラヨウ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784845855988

あらすじ

サラリーマンの二村は、同僚の静に入社時から片思い中。

静の一番の友人で同僚というポジションを死守しながら過ごしていたある日、静が合コンに行くことを知る。

強引にその合コンに参加し、静に近づく女性を遠ざけた二村は帰り道、「静と恋人になりたい」と告げる。

友人を失いたくない静が「二村ならいい」と応えてくれて驚く二村。

念願の恋人になれて喜ぶが、両思いになるのは難しくて──

表題作フレンドシップラバー

二村亮平,営業
静尚紀,開発

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数4

恋人≠両想い

なんてもどかしい友達以上恋人未満!

一目惚れから始まる秘めた恋、優しさからの掛け違い、家族との確執、本心に気づいてからの距離…ちょびっとずつ美味しい切なさが用意されています。
友達関係を壊したくないから告白できないという王道ですが、表面下で気持ちのすれちがいが増していくからハラハラさせられました。

サラリーマンの亮平は入社当時から同期の静に片想い。
親友としていちばん近い位置にいましたが、思わずこぼれた気持ちを問い詰められ告白して恋人になります。
でもそれはあくまで亮平の希望を受け入れただけで静的には好きだから、というより亮平の傍に居たくてという気持ちがメイン。

それもひとつの「好き」であって、つきあう形ではあるわけですが、お互い微妙な気持ちのズレを感じるようになり、ある日、亮平は姿を消します。

独りになって初めて静は亮平が自分に対して、好きだからこそ本心を押し殺してくれていたことに気づきます。
自分の知る明るい亮平が隠していたホントの気持ちに気づいてから両想いになるまでの静の行動が思いきり良くて嬉しい!
意外性の連続で亮平じゃなくても静のこと、もっともっと知りたくなります。
亮平の想いを辿りながら自分の本心を突きとめたら、ベッドの上でも積極的だなんて…素敵!

亮平は閉鎖的な実家環境とゲイゆえの諦めから、ものわかりよくて静に本心を伝えきれないんですよね。
表面上はうまくいってるように見えても、その流れに身を委ねちゃうと本当に欲しい静は手に入らない。
でも亮平が離れることを選んだ1番の理由は妥協するのが嫌だからではなくて静に無理をさせたくないから解放してあげなきゃ。だったことに亮平のすべてが出ていて本当にイイ男!

求めていたのに手放した静、放り出してしまいたかったのに背負った家(親)、自分に折り合いをつけて進む潔さに男気を感じます。

だからこそ、追いかけてきてくれた静に読み手のひとりとして「あざーす!」って言いたい。

愛情と思いやりと遠慮と臆病のコンボがオオヒラヨウさんの描く明るめの絵柄とはウラハラで切なかったです。

2

表紙買いです。

めちゃくちゃ絵が好み。
二村(左)のトロンとした甘い眼差しと大きい手が最高だし、静(右)のウブっぽい照れ顔もたまらんのじゃ〜
この優しげな雰囲気にめちゃくちゃ癒される。
ストーリーの内容ともよく合っています。
カバー下に載ってるボツになった表紙ラフを見て、ほんとこれにして大正解だよ先生!と喜びと感謝でいっぱいになりました。


両思いになれなくても君が欲しいなんて、こんな友人でごめん。
この帯の台詞は二人に当てはまるんですよね。

僕はずるい。
一番の友人である二村を失いたくなくて、好きとかはよく分からないけど告白を受け入れた。
同じだけの気持ちを返すことも、キス以上のこともできていないのに、二村の優しさだけ搾取して…
と、思い悩む静。

俺はずるい。
友人としか見られていないと分かっていながら、いつか本当に好きになってくれるんじゃないかと淡い期待を捨てられず、静を解放してあげられない…
静に無理をさせてしまっていると、自分を責める二村。

頑張りが裏目に出てしまう静も、いつもでも片思い状態の二村も、もどかしくて切ないんです。
裏表紙に「両思いになるまでの、…」って書いてあるからハッピーエンドは約束されているわけだけど、それでもやっぱり切なかった。

正直に言うと、眉を八の字にして少し困ったように笑う二村があんまり切ないから、静の鈍感さを呪いたく場面もちらほら^^;
だけどなぜ静がそこまで不器用で「好き」が何かも分からないのか、その理由がちゃんと描かれていたので静のことも応援したい気持ちになれました。
(と言いつつやっぱり静のキャラがちょっと...もうちょっと違う性格だったら迷わず神評価をつけたんだけどな...)


描き下ろしでは苗字から名前呼びに変わって、遠距離もなんのそのすっかりラブラブ両思いになってて良かったです(感涙)
シーモア限定特典ではお母さんも交えながら、ほのぼのしてクスッと笑えるふたりを見れました。

4

これが大人の青春だ!

友情なのか恋愛なのかーーはたまた、そのどちらもなのか。
まさに、友情的恋愛論ですね。
恋人同士なのに心が繋がらない、それぞれが片想いしているみたいな、そんな切ないお話です。

サラリーマンの二村と静。
出会った時の入社式でのエピソードが、とても好きです^^
七三眼鏡のガチガチ静に、二村が話しかけるところ。
二村が本当に優しい人だと一発でわかるエピソードです。

ゲイの二村は静に一目惚れし、「静の一番の友人」ポジションを死守していたのですが、ある日勢いで告白してしまいます。
大切な友人に壁を作られたくない静は、その告白をOKしてしまい……という展開。

一話毎に二村・静の視点が入れ替わります。
特に、二村視点は切ない……
静からは友情以上の気持ちを感じられない。
恋人なのにずっと片想いみたいで、読んでいて苦しくなりました。
時々見せる傷付いた顔に、ドキっと心が痛くなります。

静は、もともと自分の気持ちに鈍感なんですよね。
キスして手を繋いで、それだけで恋人のつもり。
自分の気持ちに気付いてなかったと思う。
ただ、静のキス待ち顔はめちゃんこ可愛かった♡

一度離れ離れになってしまう所は切なくて、胸がキューッとなりました。
北海道まで追いかけてきた静……
恋人同士が、やっと両想いになった瞬間に胸アツ。

無自覚に静が二村を煽る初Hは、キュンキュンした♡
静が色っぽい。愛が伝わる良き絡みでした。

オオヒラ先生の作品は、闇がなく、悪い人がいない。
そこがとても好きです。
今回も、主人公二人がとても優しかった。
心が明るくなれる作品で、非常に癒されました。

5

親友から本当の恋人へと

作家買いです。期待以上の面白さでした。紙でのコミックスの発売日を待つつもりが、サンプルを読んだら続きが気になり過ぎて電子連載を一気買いしました。

イケメンだけど真面目で一途な攻め(二村)と、恋を知らなかった受け(静)が友達(親友)から本当の恋人の関係へと変化していくお話です。

出会いは入社式。ゲイである二村は、静に一目惚れします。二人は意気投合して、二村はノンケである静のそばにいるために、自分の想いはそっと胸に秘め、静の良き友達になろうとします。でも、ある日、うっかり静に自分の想いがバレてしまいます。静は、二村のことを良き理解者であり友達だと思っていたので、二村の気持ちを受けとめ、二人は付き合うことになります。

でも、二村は静のことを恋愛感情で「好き」に対して、静は友達と恋人の「好き」の違いがよくわかっておらず、二人の気持ちは少しずつすれ違っていってしまいます。

途中、ドキドキハラハラな展開がありますが、さすがのオオヒラ先生なのでご褒美のハッピーエンドが待っています。

二村の一途で健気に静を想う姿や、真面目で不器用で人を好きになったことがなかった静が二村の想いと向き合い、人を一生懸命愛そうとする姿には心動かされます。

コミックス化が本当に楽しみです。

5

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