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私の憧れです。
この作家様の様式をなんと例えたらいいか・・
普通の小説の中に、BLが組み込まれていると、表現したらいいんでしょうか。
だから話自体(文章力はおさすが)読み応えがあります。
そう、どっちかっていうと、普通の小説家さんが、何の気紛れか途中からBLネタをぶっこんできた・・!と思わせる書き方なんですよね。
そこに喜んでしまう自分も、してやられた感あるんですけど(笑)BLってわかってて読んでるっちゅーのに・・!
まるでドラマを見ているようなシナリオやキャラクターの心情の細部までの書き出しはお見事。
ストーリー中、攻めは、俗に言うインテリヤクザ風です。怒るとこはしっかり怒るんで、そこもイイ。
受けのためにジャンジャン、ボトルを入れる大人の男の剛胆な金遣いシーンは、ニヤけずにはいられませんv
一時、この作家様の作品評価が低くされていて、敬遠したのも事実でしたが、試し読みして正解でした。
格好良い文章に惚れ惚れ。
本は読んでみなけりゃわからない。
これからも数少ない893BLを求め、探求、探索に勤しんでいきたいと思います!
裕福な家庭に生まれながら、事業に失敗し両親は心中してしまう。
その残された借金を返す為に譲〔受〕は慣れないホスト業をしていて、そんな彼を指名してくれるヤクザが澤戸〔攻〕
ホストとしてまだ新米ですれてない譲と、それを贔屓にして通ってくれる澤戸。
その設定自体は萌えなんですが、話と譲の行動が何だかなーーーです。
親を心中に追い込んだ相手に復讐しないか、と元使用人の杉原が現れる訳ですが、譲はこの杉原に良い印象を持ってないんですよ。
過去にもそして再会した今でも悪印象の杉原ですよ、それなのに何故ホイホイその話に乗って、ずっと守り続けた権利書を渡しちゃうのか、譲、君はアホなのか!そうなのか!!
結局まあ予想通り、杉原に裏切られる訳ですが、ここは悪いけど君がアホだからだーーと思っちゃいました。
ピンチになった譲を都合良く澤戸が助けてくれます。
まあこれも予想通り。
高階さんの挿絵はきれいでかっちょ良かったです、でも小説の中身はイマイチ。
萌えと中立の中間ぐらいです。
ヤクザ×ホスト、なんですが、色々と中途半端だった気がします。
ヤクザものとしてもホストものとしても復讐ものとしても、あんまり毒々しいものにならないようにしてる感じ。
そのせいで、どの方向から読もうとしても、ぬるい。
夜の世界でギリギリの生活をしてギリギリの選択をしなきゃいけない…!という緊張感みたいなものが欲しかったです。
あとホストくんがねー。お仕事を舐めんなよ、と言いたくなりました。枕ぐらいすればいいのに。そしたら攻めのヤクザが嫉妬するだろうし、もっとストーリーに盛り上がりが出たかも。
攻めの軽口は好きです。榊花月さんの描く攻めは、いつもこの部分が好き。俺様度が低いのは残念でしたが。
設定が好みだったので読んでみましたが、すべてが上っ面で、いつ、おもしろくなるのかなと思っているうちに、ちっとも盛り上がりがないまま、終わってしまった感じ。
まず、返す責任もない借金を、ただの意地で返す主人公に、まったく共感できない。
その意地の原点になったセリフも、別に重要人物が言ったわけでもなく、親の復讐というのも途中から出てくるし、攻めのやくざの生い立ちも主人公に絡んでくるのかと思えば、そうでもなかったし、一事が万事、思いつきのような、肩すかしの連続。
これで、攻めとハッピーエンドになれるという展開が理解不可能。
イラストも人形っぽいせいか、安っぽいモデルルームのようなセットで、いい加減な脚本で作られた、つまらない昼メロみたいだった。
両親の借金を必死に返済する譲は、ホストクラブで働く。
慣れない仕事だが、指名してくれる澤戸の存在が大きかった。
枕営業をせずに、人脈だけでなりあがった譲だが、両親の死が命日が近づくと、暗くなる。
ヤクザではあるが、譲をささえる澤戸が大人で、譲が子どもぽくみえてしまう。両親の死の原因の男に復讐を提案した父親の秘書により、奈落に落とされる!提案内容は澤戸に話をしていたのに澤戸がヤクザだからと拒否して後悔。
譲がホストではあるが、ピュアな心のままでずっといてほしい。