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全部で9つの漫画と桑原水菜さんのエッセーが収録されています。
おそらくシリーズ中の一話という作品が多かったと思うのですが、テーマが下剋上という事で、正に臣下が主君に背くというお話からいつもの恋人同士の立場の逆転を図るという形の下剋上までありました。
中でも好きだったのは瀧川和トさんの『Serenade~愛想曲~』、環レンさんの『謡坊』、剣解さんの『ご主人様と俺?』でした。
この3作品は主従関係が割とハッキリしていて、立場が下の方が優勢を取るという面からも楽しめましたし、絵柄がとても綺麗で華やかという面でも楽しめました。
瀧川さんは今まであまり読んだことがなかったのですが、こんなに華やかで綺麗な絵を描かれる作家さんだったんですね。
このシリーズは旧版で単行本で読んでいたのですが、その頃よりかなり華やかになった印象でした。
新田祐克さんの『仮面の欠片』は『春抱き~』シリーズの中のお話なのですが、今回のお話は主人公2人
が出会った頃を思い出させてくれました。
丁度こんな感じだったな~と。
佐和さんがとてもコミカルでちょっと抜けていそうなところが面白かったです。
