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なんとも気品のある美しい表紙にまず惹かれます。
円陣さんの絵はこういう煌びやかな西洋の王族もピッタリですね。
全部で8作品収録されています。
新田さんの作品以外はちゃんとした王子様が登場しています。
初読み作家さんも何人かいたのですが、評価としては中立~萌の作品が多かったです。
やはり読んだことのある好きな作家さんの作品の方が萌度が高かったです。
一番好きだったのは、ちょっと切ない川唯東子さんの『綺譚庭園』でした。
何年か前に単行本で読んでいるはずなのですが、内容をきっちり覚えていなかったせいか初読み作品の様にキュンと切なくなりました。
剣解さんの『黒の騎士』も良かったです。
まだ主従関係はハッキリ決まっているわけではない主人公の2人ですが、受け様を守ろうとする攻め様がとてもカッコ良かったです。