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表題作天狼は宝珠に酔う

匈奴の王・旋牙
楼蘭から送られた王子・景瓏

その他の収録作品

  • 宝珠は天狼に寄り添う

あらすじ

「わかるか……おまえのここが、俺の指に柔らかく絡みついてくるのが」匈奴の王である旋牙のもとへ楼蘭から送られた王子・景瓏は、初めての夜、強引に身体を奪われてしまう。旋牙が放つ溶けそうな熱、獣のようなセクシーな香り……何度も抱かれ快楽に酔わされる景瓏だが、旋牙の中にも激しい執着と独占欲が燃え上がり!? 野性的で精悍な帝王と、けなげで純真な王子の、不器用すぎるくらいにまっすぐなロマンス、新婚生活編つき
出版社より

作品情報

作品名
天狼は宝珠に酔う
著者
浅見茉莉 
イラスト
朝南かつみ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784862634726
3.7

(7)

(1)

萌々

(4)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
25
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数3

切ない

朝南かつみ先生のイラストもすごく良い。

なんか、抱えてる受の景瓏。
抵抗もせず旋牙を受け入れる。
最初の夜は、強引に……でも、旋牙に景瓏に対する優しさがあり、
酷さは感じません。

でも、旋牙は従順な景瓏を腹の内は違うと疑う。

私の好きな設定。受が何か抱えてるとか、傷付けられたりとか。
旋牙に逆らいもせず、謙虚で世間知らず最初は旋牙を恐れていたが、
それが愛に変わっていく。

お互いに何かしてあげたいと思っていたり、相思相愛なところがきゅんときます(*^^*)

自分の国に良いように扱われてる景瓏が可哀想でなりません……。
でも、ちゃんと旋牙が救ってくれる!
なんて、素晴らしい騎士なんだっ!と思ってしまいました。

でも、もうちょっと、身が危険になるくらいの事件とかあっても良かったな。

0

続編を望む

紀元前の中国大陸もので、剣と剣がぶつかり合ったり雨霰のごとく矢が降ってくるわけでもなく、あくまでも人質としてやってきた楼蘭国の王子と受け入れ先の王の不器用だけどまっすぐなラブロマンです。でもね・・・せっかくの野性的な王の旋牙と繊細でけなげな王子の景瓏なのに騎馬遊牧民なので絢爛豪華な城ではなくテント生活なんですよね。でもって大半が褥でやってるだけなんですけど。
やっとお互いの気持ちが通じ合った後半に急を要する事態が起き、沫や2人は引き裂かれる事態が起きてしまいますが景瓏を取り戻すために旋牙がとった行動がカッコ良かったです。
もう一遍は書き下ろしのラブラブ新婚生活編では漢の皇帝が景瓏にちょっかいを出してどうなるの!と思いましたが、ただ流されるままだった景瓏が旋牙に出会ったことで、ただ護られるだけでなく旋牙と生きていこうという強さが生まれたわけです。そりゃそのぐらい強くならなくっちゃ一緒に人生歩めないでしょう。今でさえ跡継ぎ問題があるわけだし、それを成すにはいずれ妻を娶らなければならないわけで。でもその辺のことはキッチリ決着がついてるわけでもないので、ぜひこの一作だけでなく続編を期待したいです。それに漢の皇帝が早々簡単に景瓏を諦めるとは思えませんし、ぜひ再登場してほしいです。

1

天狼は宝珠に酔う

何か実はシリーズものだったっぽい?
でもビブロス時代に出たみたい…
HNLRシリーズ(一体何の略なんだ)という、歴史ものを取り扱ったシリーズらしいです~
小さいけれど価値のある国の王子が、異国に人質として捧げられる話。
この王子が左右金と銀とで色の違う瞳と金糸のような美しい長い髪を持っていて…
うん、吉田珠姫の神官シリーズに似てるな;
話し方とかストーリーも似てるんだよなあ…ぬーん
攻めが受けを好きになる理由があまりにも見当たらなくて(最初は怒らせないようにってびくびくしてるだけだし)腑に落ちない気がする(*_*)
雑誌掲載分+その後の書き下ろしでした~
受けも攻めも長髪でテンションあがったところは否定しませんww

2

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