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表題作生徒会長は今日も憂鬱

副会長 長春
生徒会長  秋実

その他の収録作品

  • キャラクター設定集
  • サマミヤアカザ先生の描き下ろしマンガ「趣向。」
  • サマミヤアカザ先生 描き下ろしフリートーク

あらすじ

名門私立校の生徒会長を務める秋実は、生徒会の仲間たちとともに、学園内外の評価をも左右する文化祭展示用のステンドグラス作りに追われていた。刻一刻と迫る完成締め切りに焦る秋実。しかし、そんな秋実を支えてくれたのは、いつも秋実にだけイジワルな学園のカリスマこと副会長の長春で――。恋心が交錯する、副会長×生徒会長の甘く激しい手探りの初恋
出版社より

作品情報

作品名
生徒会長は今日も憂鬱
著者
森本あき 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
学習研究社
レーベル
もえぎ文庫ピュアリー
発売日
ISBN
9784059040811
2.5

(6)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
13
評価数
6
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数5

副会長×会長

タイトル(生徒会長)とイラストで買ったような気がします。
高校生物大好物なので!

ただ、この作者様は個人的にあまり好みではないのですが
イラストで買ってしまうことが多すぎて(組むのが好みの絵師様が多いんです)
読んでからやっちまった感があるのですが、今回はそうでもなかったです。
読んでいて、あれ?これってシリーズものだったのかな?と
思ってしまうような設定でした。
前振りで会計×書記の話があったらもっと生徒会の役員の関係性が
判りやすくて良かったのかも。2CPいるのでもったいなかったかな。

BLならではの設定はファンタジーと割り切って読めるので楽しいのです。

1

これは漫画で読んで視覚的に愛でたほうが楽しかったハズ

このライトな雰囲気は低年齢・もしくは初心者さん向き。
酸いも甘いも噛み分けたお年頃の人にはきついと思います。
これも絵師様買い。

内容は生徒会ものでした。
副会長×生徒会長ものでしたが、内容がアレなので残りはキャラ萌えに掛けるしかないと思うんですが、自分はキャラ萌えも無かったです。

一応キャラのすべてが美形とかイケメンということになっているので、こういった内容は小説よりもマンガ媒体の方がまだマシなんでは・・・と思ったりしました。

1

ちょっとしっとり

 秋実は、庶民なのに名門私立校の生徒会長を務めさせられていた。
 それというのも、副会長を務める家柄も人柄も申し分ないカリスマ・長春が、生徒会長を辞退し、秋実を生徒会長に指名したからだ。しかも「さるお方のご落胤」と嘘までついて。
 秋実は、それがあまり長春のことを好きではない自分に対するイジワルなのだと思っていた。
 そしてそのまま一年が過ぎようとしていた。
 生徒会の最後の仕事であり集大成で、学園内外の評価も左右する文化祭展示用のステンドグラス作りに秋実も長春も追われていた。
 刻一刻と迫る完成締め切り時間に焦る秋実。
 長春と他の生徒会のメンバーにも助けられて、なんとか秋実はステンドグラスの完成間近までたどり着くが、その時初めて長春に優しい声をかけられ、そして秋実を生徒会長に推薦したのは、少しでも一緒にいたかったからだ、と告げられ、告白される。
 告白を受けて、初めて秋実が長春に向ける気持ちが何なのか自分の気持ちに向き合い始め……

 という話でした。
 なんかよかったです。
 私、この作者さんの本で、やっているのが1回だけ、という本を初めて読んだような気がします。
 それと同時に、こんな本も書けるんだ……と感動しました。

 時間軸にするとわずか一日あるかないかの出来事を書いてるにすぎないんですが(途中に回想シーンはありますが)。
 それでも、長春の切実な思いが伝わってきていて。
 お金持ちの高校という閉鎖的な空間で、一生懸命な気持ちが伝わっててすっごくよかったです。
 後、秋実の性格もよかったと思います。
 割と、こういう話の主人公って、ぼんやりさんなことが多かったり、わけのわからない筋の通ってない駄々みたいなのしか言わない子が多いのに、最初は秋実もぼーっとしてる方のタイプかと思いきや、実はしっかりいろんなことを考えていて。
 長春にもちゃんと一本筋の通った反論をしていて。
 なんか、すっごく「漢」を感じました。男くさいってほどじゃないんですが。
 真っ当なことを真っ当にいえる主人公って少ないよね。

 秋実が長春に対して告白の返事をする場面では、長春の方がちょっとおたおたしていて、それもまた面白かったです。

 しっとりと少年の熱を感じたい方にはオススメです。

1

初心者にはお勧めだと思います☆

私が人生で初めて読んだBL作品でもあります。
友達の勧めとサマミヤアカザ先生の絵に魅かれて購入しました。
サマミヤ先生のイラストは綺麗で、それ以来ずっとファンです。
この本では、表紙をめくってスグのカラーページがとても魅力的で惹かれました。
内容は、文化祭に向けて生徒会を中心としたお話です。
カップリングは、主人公と副会長のカップリング、書記と会計のカップリングです。
キャラがそれぞれに違い個性が出ていると思います。
どのキャラもそれぞれ、王道的な性格のキャラだと思います。
カップリングも非常に王道的だと思います。
H度は非常に低く、途中に少し、ラストに少しある程度です。
初心者には強すぎない適度な刺激で良いと思います。

1

まったく面白くなかったです

生徒会もの。
副会長×会長、です。

なんかまったく面白くなかったです。
学園祭の展示物のステンドグラスを作りながら、生徒会のメンバー四人でひたすら会話している。
みんなイケメンで美人でかっこよくて可愛くて、お金持ちで権力があって頭がよくて。
会長は庶民なのでそれに悩んでるんだけど、顔は可愛いからひそかな人気者。でも本人にその自覚なし。
完璧な容姿と家柄の副会長が、ずっと庶民な会長に片思いしてたんだけど、会長に自覚なし。
生徒会メンバー四人の会話のなかから、今までの生徒会活動の様子が見えてくる構成…なんだけど、手抜きストーリーだとしか思えなかったです。
萌えがどこにもなかったです。
よくあるわちゃわちゃした生徒会ものはただでさえ苦手なんですが、この話は苦手をこえてひたすら苦痛でした。
しつこいモノローグが寒い。
萌えシチュエーションと萌え会話とエロだけあればいいってもんじゃないと思う。

0

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