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表題作銀薔楼の美姫

マスウード 中東の王子
姫野 男娼

あらすじ

山奥にひっそりと佇む会員制高級娼館『銀薔楼』の鉄門が、今宵も開かれた。
初めて訪れた中東のマスウード王子は、その時代がかった様子や、襦袢を纏った男娼達の艶やかさを鷹揚に愛でるが、館内随一の人気を誇る『姫』を紹介されると一目で心を奪われる。
奥まった座敷で2人きりで酒を嗜んでいると、姫が恥じらいながらも床入りを誘う。
その美しさに囚われたマスウード王子は、驚きながらもその申し出を快く受け入れて―。

作品情報

作品名
銀薔楼の美姫
著者
愁堂れな 
イラスト
櫻井しゅしゅしゅ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775512890
2

(2)

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萌々

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(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ドラマチック?

遊郭に身を置く姫野(受)には、愛しい男、杉原がいる。
もうすぐ年季が明け、杉原と一緒になることを支えに体を切り売りする日々にも耐えていた。
そんな時、杉原の紹介で、中東のマスウード王子(攻)の床を務める。
姫野に惹かれ、身請けを申し出るマスウード。
姫野は一度断るのだが、杉原の頼みで、身請けを受ける。それはマスウードを騙すことでもあった。
だが、騙されていたのは姫野も同じで、、。
な展開です。
サクサク読めます。
王子の心が広すぎです。甘々です。
エロ多々有りですが、内容的には薄。ドリーミィー。
ドラマチック、、な話ですかね。シンデレラ願望を満たすというか。
うら若き乙女の皆様にはロマンチックな話かもしれませんが、酸いも甘いも噛み分けた年季の入った腐女子の方には物足りなく感じるのでは。
姫野の過去や辛い日々、、折檻シーン(個人的趣味ですが)が描かれていれば、もっと感情移入出来たのになー。キャラの描写が薄くて感情を入れにくいのです。
挿絵も姫野が妖艶な男娼というのが表現しきれてなくて残念かな。
テイストが違うと思うんですよね。

BLのジャンルとして成立しているアラブものですが、、、アラブの方ってお顔自体は美しい方は多いと思いますが、、実際はヒゲモジャじゃない??モジャ男じゃない?
サッカーなんかで中東の選手なんかみると20代?マジで?って思うよね~。
ま、BLファンタジーってことで。って思いながらも気になっていたのです。

2

んー

遊郭モノでアラブモノでした。
その遊郭でナンバーワンの姫が、アラブの大富豪に見初められ、すったもんだの挙句に身請けされる。
んでまた、すったもんだの末に彼の国に行く、みたいな話。

正直深みのないストーリーで、あんまり面白くなかったです。キャラも、寛容すぎる王子さまと控え目すぎる男娼で、リアリティがなかった。ナンバーワンだったんなら、もっと賢く立ち回ってほしいなァと。控え目で身をひくだけの性格だと、逆に魅力を感じないです。
エロはふんだんにありましたが、私はストーリー萌えしてないとエロシーンにも萌えないので、読むのが苦痛でした。

ちなみに遊郭シリーズの二作目らしいですが、一作目を読んでなくてもストーリーを理解するのに支障はありませんでした。

1

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