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中古同人誌でぱらぱらと見かけたのがきっかけで気になったジャンルが「銀魂」。
そして初めて読みました!銀魂のアンソロジー
気になった作品は
関係ない喧嘩 日の出ハイムさん
4人で寄れば未完の智慧 ヤギさん
たまさか4 のぉすだこた
です。
日の出ハイムさんはさすがに手馴れているというか、何気ない日常のひとコマをうまくまとめますね。銀時と桂がいっしょに銭湯に行って、そのあと金魚すくいをするという内容ですが、読んでいて、なんとなく暖かい気持ちになるんですね。のんびりしたいなぁ、あぁお風呂やさんで熱いお湯に入って、風呂上りにコーヒー牛乳ってベタだけど、うまい。
こういう作品って、2次創作の醍醐味だなぁって思います。
ヤギさんの作品は、雪の降る夜に、火鉢の燃える家の中、二人羽織で、みかんを食べようというもの。小物がうまく利いていて、日本の冬のなつかしい感じがこれも心を暖かくします。
のぉすだこたさんの連作「たまさか」ですが、こちらは巻末に一番シリアスなストーリーです。ほぼ登場人物のキャラは、すでにのぉすだこたさんのオリジナルになっているみたいですが…仲間内での対立と葛藤、そして時代にもてあそばれる兵たちのやるせない気持ちが独特のアンニュイなトーンで描かれています。
激昂する高杉、無気力なアムロ状態になった銀時。二人の対立にはさまれる桂の関係に萌え悩まされます。
「たまさか」シリーズを買って今度読んでみようと思います。