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表題作はめられた花嫁

桐脇雄介・社長
小柴和寿・身代わり花嫁

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

施設育ちで天涯孤独の和寿は、元華族・若泉家の長男・篤によって同家の非嫡出子であることが判明する。しかし若泉家は事業の失敗から返済のめどの立たない多額の借金を抱え、そのため姉の多恵子が融資元の社長・桐脇雄介のもとへ嫁ぐことが決まっていた。和寿は自ら身代わりとなり姉を守ろうとするが、花婿の雄介はいかめしく人を寄せつけない雰囲気。「初夜」を切り抜ける秘策をもって臨んだ式の当日には、ドレス姿の和寿に口腔奉仕を強いてきて…。
傲岸不遜な社長とバイト青年の身分違いの恋!?
出版社より

作品情報

作品名
はめられた花嫁
著者
矢城米花 
イラスト
CJ Michalski 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576090061
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

矢城さんとCJさん?

矢城さんの新作は花嫁物かーと思ってたら、挿絵がCJさんでその組み合わせに最初かなり驚きました。
しかも表紙は予想に違わず可愛い花嫁少年のイラストが!
こ、このかわうい花嫁があーんな事やこーんな事な被虐の限りをされちゃうんですかーーー!!!って思ってたんですが意外といってはあれですが、意外と王道といえば王道でした。

施設育ちで身寄りの無い和寿[受]はバイト先で働いてる時に篤に話があると言われ、そして実は和寿は若泉家の子供であると知らされます。
若泉家は元華族の名家ですが経済的に逼迫しており、長女の多恵子が政略結婚をさせられそうになっていて、やっと出会えた家族である姉を救う為に和寿は瓜二つの顔をした多恵子の身代わりとして花嫁になる事を決心します。

そんな訳で雄介[攻]との結婚生活が始まるのですが、彼は傲慢で結婚式当日にフェラさせて強姦したりする強引な男。
雄介には余命幾ばくもない父親がいて父の願いを叶えるための結婚でしかなく、和寿は強引に抱かれますが道具を使われたりとかはありません、セックスは鬼畜系ですが普通の鬼畜というかそこまで滅茶苦茶無体ではないので、普通にエロです。
和寿は雄介の父を演技ではなく本気で心配して病院へとお見舞いに行ったりと健気に頑張ります。
そんな姿に頑なだった雄介も次第に態度をゆるめて行き、そして和寿は実は…という事実が分かってくるのですよー。
身代わり花嫁になった発端等、構成はなかなかしっかりしてます。
CJさんの挿絵も可愛いです、体格差はやっぱり萌えるなあ。
しっかりハピエンで、萌える花嫁物でした。

3

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