水上ルイ×蓮川愛が贈る、副社長×美人カウンセラーの甘くリッチな恋物語!

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表題作いけないエグゼクティヴ

鷹原速斗/大企業の副社長
月村美波/臨床心理士

あらすじ

傷心のまま故郷へ帰ろうとした美波が空港で最後に連絡をした相手、それはかつて美波に熱烈な求愛をしてきた後輩・鷹原速斗だった。あの時は拒んでしまった美波だけど、速斗と再会した途端、甘く胸がときめいて…。
出版社より

作品情報

作品名
いけないエグゼクティヴ
著者
水上ルイ 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044486211
2.5

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萌々

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(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
9
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

変わらぬ思いを貴方に

心理カウンセラーの受け様は大学で教授にセクハラされかけて、逃げるように
傷心を抱えたまま田舎に帰ろうとするんです。
田舎へのバスを待つ間に大学時代の気さくで仲の良かった後輩を思い出す受け様
大学時代に後輩である攻め様から思いを打ち明けられ、拒んでしまった。
そして絶交したままだった事がふと気にかかり、昔知っていた番号へ・・・
かなり年数がたってるのに、繋がるんですよ、攻め様は一縷の望みをかけて
受け様からの連絡を待っていたんですよね。かなり健気な攻め様です。

そして、絶交していた二人は再び仲良くなり、受け様は攻め様の会社で
企業カウンセラーとして働くことになるのです。
来るのが前からわかっていたような設備投資をしているような場所なんです。

最終的には甘々でハッピーなお話ですし、受け様にあだ名す者は排除する攻め様。
愛されてますねぇ~って言うお話です。

そして攻め様の兄とその秘書の、ヘタレとツンデレカップルのお話も入ってます。
更にダメ押しのように、ジュエリーシリーズの黒川さんが出てくるのも良いですね。
攻め様の兄が住むマンションの隣人が黒川さんで、黒川さんが恋人の為に
蜂蜜をもらいに焦りながらやってくるなんてかなり面白い。
もちろんその恋人はあの人ですね。
新装版の再刊ですが久しぶりに読むとほのぼのしちゃいますね。

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とにかく甘い

2002年リーフノベルズの文庫版に、書き下ろしショートがついたものです。

表題作「いけないエグゼクティヴ」は、美波(受け)と速斗(攻め)の視点で交互にストーリーが進むので互いの心情が分かりやすいです。要は二人とも一目ぼれ!しかし、美波は男から襲われることもあったので、速斗から迫られたときに絶交してしまい、思いを交わすまでに5年後の月日を要してしまうという話です。

「恋の目撃者①」「恋の目撃者②」は速斗の兄・信斗が主人公。秘書の智紀に片思い中の彼と、ジュエリーシリーズの黒川達との交流です。マンションを見上げる場面など、たぶんジュエリーシリーズの作品の内容とリンクしているみたいです。

「雪の中のエグゼクティヴ」は4人でスキーに出かけたけれど、遭難してしまうという話。体を温めるために…という展開です。

「スウィート・プレゼント」は、バレンタインデーの話。チョコを用意していない美波からのプレゼントは…予想通りのエンドでした!

とにかく二人ともお互いが大好きだよね、という内容なので、甘い作品が大好きな方にお勧めです。

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