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悪態つく唇で… --愛を乞いたい。
元カレに「その指輪はなんだ?」あるいは「結婚したのか?」とたった一言訊けば解決するような悩みを抱えた主人公の心の声が7割を占めています。序盤こそ切なく読んでいましたが、ぐるぐる何度も同じようなロジックで悩む割に毎回流されてきっちりセックスするので、前半で少々辛くなってきました…。
自分が浮気相手なのかも!?と考え、罪悪感に駆られて身を引こうとするあたりは潔くていいなと思ったのに、その後がとにかく頂けない。高すぎるプライドが邪魔をして素直になれないと自覚しているのに、その態度を改めようとする努力もせず、後輩のアドバイスに従って肝心なことを訊くこともせず、悩んで、会えばセックスする…。これで本当に優秀なサラリーマンなのか?とさすがに疑問に感じました。
パイロットの服装規程に抵触しそうな長髪の攻も気になりました。なんだかホストのコスプレみたいであまりカッコ良いと思えませんでした。
こういう、たった一言訊けばいいのに系のお話は読み手の忍耐力を試されますね。攻も受も、場面ごとの切なさの描写はかなりグッときたので評価は「中立」です。
主人公京弥が別れた年下彼氏に未練たっぷりなんだけど
プライドが高くて自分から行動をおこせない。折角再会しても本音が言えない・・・
が、全編にわたって繰り広げられるので、少々胃もたれ気味(^▽^;)
途中で、なんとなく全容が見えてしまったせいもあるかも。
キレイな人がキレイな人に心底愛されて紆余曲折あっても結局はきれいな人って得よね、
って感じに終わってしまったかな。
「恋たまえっ!」は面白かったんだけどな~。
私は好きです、こういうの。
まず受けですが、プライドが高くツンの比率が圧倒的に多い、なんとも攻略が難しそうな(笑)性格をしています。
あぁもう素直じゃねぇなこの野郎! と叫びたくなる程焦れったく、毎度毎度の間の悪さと見当違いの勘違いにハラハラさせられ、まるで親にでもなったような気分にさせてくれます。
次に攻め。 年下+パイロット。
……狡いぞお前!
いや、これは反則でしょう。ページを開いた途端に眩しい程格好良いパイロット制服姿の攻めがお出迎えしてくれます。私はこれでやられました。えぇ、この作品を手に取った動機は大変不純です。
とにかくこの攻めがまた小憎らしくて無駄に色気たっぷりで、なんとも言い難く、こう……要するに萌えます。何でだろう。何でこんなに可愛いんだろう。
あらゆる勘違いからすれ違い続けた二人が再び結ばれた時は、思わず良かったねと呟いてしまいました。読み手まで幸せな気持ちになれるのは、この書き手さんのテクニックなのでしょうか。
このお話には最後にオマケの小話が付いているのですが、その扉に描かれているミニマムな二人がまたアホらしくて可愛いので、気になった方は是非読んでみて下さい。
シリーズの続き?が新刊で出たみたいなので、先に1冊目を読もうと思って買いました。
プライドの高い、ツンツンなのに実は健気な受、というのがかなりツボだったので、かなりそこを突かれました…。
誤解から来る悲恋ものってその誤解がどれだけ自然に描かれているかが作家さんの腕の見せ所だと思うのですが、あたしが思いついた疑問を端から端から受け視点の描写でぐるぐるしながら打ち消してくれて、「ああ、この性格でこの状況ならこの誤解は仕方ないな」って納得させてくれるように作りこまれていたので、もやもやせずに読めました^^
ただ、人によっては「説明くさい?」と思うかもしれないですね…心情説明が多いので。
あたしはそれを「理詰めで考えるタイプの人間の視点の描写なのだからこうなるのだろう」と勝手に納得して読んじゃいましたが^^
随所に攻への想いで切なくなったり自分の性分に嫌気がさしてぐるぐるしたりする受がとてもかわいかったので(見た目は大人の余裕な感じですが、そのギャップがまたいいです)ぜひ新刊も読みたいです^^
今回、香坂あきほ先生が挿絵を描くということで
買ってみた作品なんですが。
自分的にはとても面白かったです。
攻めはとても包容力がある年下の歩武、
受けはすごくツンデれで素直になれない年上の京弥。
二人は昔付き合っていたがパイロットの歩武の転勤により別れてしまう。
しかしある日突然空港で二人は遭遇する。
偶然会ったことから二人は一夜を共にするが、偶然京弥は
歩武の結婚指輪を見つけてしまう。
指輪を見つけてしまってから、京弥は歩武の結婚相手にしてみれば自分は
不倫相手なんじゃないかなどを深く考え込んでしまい
2人はどんどんすれ違ってゆく・・・・
そんなお話です。
すれ違ってゆくときの京弥がとてもじれったくって
恥ずかしくってとても可愛いですw
そんな京弥を長い間やわらかい包容力で包んできた
歩武はとても大人だな~などと考えておりました(笑
パイロットの職業ということで
制服姿の歩武も見れてとてもかっこよかったです。
これはぜひお勧めなので
みなさんも見てみてください!