かえっちょ
「ドロシーの指輪」シリーズを追っかけ中です。
「しあわせにできる」については、私はまだ本編が未読状態なので、
いずれ「HAPPINESS HAPPINESS 3」にて言及させていただくとして
(既に読む気満々/笑)
ここは「ドロシーの指輪」シリーズについて。
のっけから"最悪な夜が終わり…"と文章が始まり、のけぞりました。
これは「ドロシーの指輪」では語られなかった過去のことで、
三本木が無理やり緒方に抱かれてしまったその後、どう彼らが近付いていったのか、
というお話なのですね。
まさか先に「ドロシーの指輪~プロローグ~」を書かれて、その次にこういう話がくるとは思いもよりませんでしたよ。
三本木がちゃーんと働いている姿が見れます。本編ではさっぱり書かれないところですからね。
なんかほっとしましたw
盛大に抜けてる性格設定なのは、元からのようですが(笑)
「ドロシーの指輪」の本編1冊目では守銭奴ツンツンなのが強く出て、三本木のよさがあまり語られなかった気がするので、
いきなり「ドロシーの指輪」を読むよりこちらを先に読んだほうが、彼の印象がいい気がします。
ほぼ三本木視点で話は進み、
上司と本人との都合を天秤にかけ、悩ましい三本木がいるのですが、
緒方は即座に三本木の心情を慮ってくれるのです。
自分のことを怖がる三本木に対してどうやったら和らいでもらえるか、じっと我慢して苦心する緒方さんがいます。
しかも緒方さんってば、三本木のためにそんな軽々…(涙)
出会ったころから緒方さんは三本木にメロメロなんですねぇ!!というのが
よーく分かるお話でした。
しかし、その前の二人の初めて話はいずこ…。
それはまだお話になってないのでしょうか(汗)
だ・誰か教えてくださいーー!
そして何故緒方が贋作師をやめたのかや、過去の想い人のことなど、いろいろ気になって仕方ありません。
因みに初期「ドロシーの指輪」シリーズの発行順は
同人誌「IZUMI TANIZAKI 14」(「ドロシーの指輪」~プロローグ~)
→同人誌「OFFICIAL 01」(「撫子」)
→シャレード文庫「ドロシーの指輪」シリーズ1~3…
のようです。