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表題作やさしい雨に濡れる砂

瀬良彰人,保険調査員,(26)
史倉真砂,大学生,(20)

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  • あとがき

あらすじ

最初は利用しようとしてお互いに近づいた瀬良と真砂。いつしか二人は深く愛し合うようになっていた。ところがこれまで特定の恋人を作らずにいた瀬良は、真砂を束縛しすぎて困惑させてしまい…!?
出版社より

作品情報

作品名
やさしい雨に濡れる砂
著者
きたざわ尋子 
イラスト
松本青 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592875864
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

続編ですね。

『月のガラスと共犯者』の続編になります。

こちら単独ではおそらくわけわからないんじゃないかと思います。前作読んでるの前提で書かれてるといってもいいくらい。ほぼフォローはありません。

前作ラストが『続編ありき』とでもいうくらいに思わせ振りだったので、やっぱり出たかって感じでした。

ただ、続編が必要かは疑問、というより個人的にはまったく求めてなかった。
そもそも、前作もまったく好みじゃないし面白いとも思わなかったんですが、こちらはさらに目が滑りました。


メインキャラクターは、瀬良(攻)が別人のように独占欲の固まりのベタ惚れになっちゃってますが、もうそれはきたざわさんの(特に続編・シリーズの)パターンですから十分想定内です。
真砂(受)も、なんというか『健気な執着』タイプで、このCPは別にキライじゃないんですよ。

しかし、瀬良の会社や上司がまたなんとも鬱陶しい!
特に上司の槙は、きたざわさん作品にはホントによくいる(そして私は虫酸が走るくらい大ッキライな)悪趣味な揶揄に満ちた脇キャラクターなので、もうそれだけで読むのが苦痛でした。

前作と違い、槙が『味方』側になったので(?)、前作ラスト近くに出て来た真砂の祖父関係のキャラクターである周防がこちらでは『敵』ポジションになります。
というより所謂『当て馬』なんだろうけど、それにしては魅力がなさ過ぎて、ただ気分悪いだけの存在でした。


う~ん、とにかく読むのがツラい作品でしたね。早く読み終わりたくて飛ばし読みだったんですが、それでもうんざり。

ただひたすらにつまんなかったです。それしか言うことない。

ただ、前作と同じくメインキャラクターとラブは別に(好みでもないけど)イヤじゃないので『中立』で。←それ以外は完全に『しゅみじゃない』です。脇キャラクターのほぼすべてにハラ立つばかりだった。

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