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表題作 神官は王を狂わせる

羅剛王 → 中井和哉

冴紗 → 千葉進歩

その他キャラ
和基[小野大輔]/ 永均[梁田清之]/ 碣祉王[伊藤栄次]/ 女官2[石嶋久仁子]/ 神官[木部祥太]/ 最長老[松岡文雄]/ 宰相[横井伸明]/ 武官[牛村友哉]/ 女官1[杉崎綾子]

あらすじ

王と神官という立場を乗り越えて結ばれた二人。男らしく猛々しい王・羅剛は愛する冴紗を手に入れ、婚姻の儀を待っていた。神官と王妃、両方の役割を担うことになる冴紗を、羅剛は片時も離したくないほど愛している。しかし、聖なる虹色の髪と瞳を持ち人々を導く存在の冴紗を奪おうと近隣諸国が戦をしかけ…。やっと想いが通じ合った二人に待ち受ける運命とは!?

作品情報

作品名
神官は王を狂わせる
媒体
CD
作品演出・監督
関根奈美
音楽
ドリームフォース
脚本
中野睦
原画・イラスト
高永ひなこ
オリジナル媒体
小説
メーカー
インターコミュニケーションズ
シリーズ
神官は王に愛される
収録時間
77 分
枚数
1 枚
ふろく
なし(ブックレットに書き下ろしSS有り)
発売日
JANコード
4523513825039
2.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

バカップルというかただのバカなカップル

シリーズ二作目。
良くいえば、
俺様で情熱的な王様と、たおやかで美しい神官の恋のお話。
悪くいえば、
国を治める責任感のない色ボケ王と、なよなよ女より女々しい神官の恋のお話。
バカップルとしては正しいけど、「王と神官」としてはモニョモニョモニョモニョ…。
だってさ、外国から兵隊が押し寄せてきて今夜にも急に戦争がはじまるかもしれないっていう大変なときに、なんで恋人のところへ行ってセックスするんだよー。
作戦行動は臣下に任せるとしても、そんなときは寸暇を惜しんで兵隊を鼓舞したり、とにかく姿を見せてみんなを勇気づけるのが王様の役目なんじゃないのかと。
敵の呼び出しに応じて単独で敵城に向かうとかさ…これ、私も若いときなら「かっこいいー!」と思ったかもだけど、分別ついた今はただの無謀バカな中二病としか思えないです。

ただ、濡れ場は聴きごたえまんてんです。
普通ならあり得ない言葉をじゃんじゃん使って、中井さんがワイルドに言葉攻めしてました。男らしい色気たっぷりの攻め様でした。受ける千葉さんが、これまた色っぽい。
冷静な頭で聴くと笑えてしまうから注意が必要ですがw、世界観にどっぷりひたって聴くと、うっとり萌えることができるんじゃないかなと思います。

3

寝ても醒めてもバカップル

王×神官シリーズ第2弾。
両想いにも関わらず、1作目よりも惚気度が増してます。
ふたりきりの時は勿論のこと、官の前でも、敵の前でも。多分収録時間の3分の2は惚気てんじゃないかな!すげぇ。(涙目)

2作目にしてようやく悟りがひらけてきました。
バカップルの国を巻き込んだ壮大(?)なる惚気話を愉しむためなんですねこのシリーズは。
そこさえ押さえておけば、怖いものなんて何もないんだい!

国なんていらない、冴紗さえいればいいとか言ってます国王サマ。
いいぞー!それでこそ羅剛王だ!…と思いきや、そんな羅剛王にも一応王としての責任感があったみたいで(残念だ…)戦に向かうことに。
何やらバカップルに似合わないきな臭い展開ですが、国レベルのお話なのに個人レベルで収束してしまうミラクルさに安心しました。それでこそ神官シリーズクオリティ。

そして、冴紗さまが羅剛王に向けて言った「あなた様のお情けをいただいたものです!」が最高に面白かったです。
一触即発のあの状況下でこの台詞を叫ぶことができる冴紗さまのセンスには言葉もありません。お腹イタイよ~

声優陣は、前作に引き続きスバラシイです。熱演。
中井さんの言葉責めが聴けただけで危うく萌評価をポチっとしそうになりましたが、ストーリー性という意味では評価しようがないというか、ストーリーってあるのかな。言い過ぎ。

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