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勿論原作既読でございますよ。
ポエムチックでも問題ありません。
つか、こういうシリアス系なヤマシタワールド嫌いじゃないんです。
いや、好き。
このキャスティング、素晴らしいぃぃぃぃ!!
3作品、ともに原作イメージそこねない!ぴったんこ!!
『タッチ・ミー・アゲイン』
野島兄さんの遠田…いいよ、いい!!
優しい声なのに手がすぐ出るっていう、
触りたいのに触れない葛藤がよく出てた!
「リピート!」の後「ふっ」って笑ったのが嬉しくなってしまった私です。
押切役の保村さん、ヤス!w
ちょっとぉぉ、素の声寄り、良いですよ!!!
私が聴いたのは『無慈悲なオトコ』『透過性恋愛装置』でしたけど、
一番好き!
わたわたする押切が重なって感無量!(そこまで!?)
冒頭でも述べましたポエムチック、全然違和感無いんです。
素敵な声で聴くと尚更良いのですよぉ!!
ピアノの音がまた心情を表していて切ない…。
『息をとめて、』
ぎゃあ!帝王の地声で受け!!!
帝王ならなんでも好き。色男声。
芥役の阿部敦さん、可愛い顔してじつは立派なモノをというギャップ、
可愛らしめのお声が合っていました♪
立見役の堀江さん、佐方さんの素直な弟分で
芥に心酔してるんだけど本性知ったら引く、
みたいなのが微笑ましかったです☆
『Candied Lemon Peal』
“レモン汁”が聴きたかったからw
近藤隆さんの英介、声高目じゃないかな!?って最初の印象が
聴いていくと「あー、英介だー」となってしまうのです。ドSスイッチONw
檸檬役の中谷さん、ちょい強面だけどわりとデリケート、
英介に迫られて逃げ道が無い様子が可愛い!!
帝王のお客さん役、すぐわかっちゃうってw
各話、アフターストーリーまで収録されているのは贅沢♪
更に2ショットトークまで!!
野島兄さんと保村さんは仲良しさんらしいので
「ヤス、保村さんは」って言い直してた野島兄さんにきゅん!
お互い遠慮のない感じが伝わって癒されました!
帝王と阿部敦さん、阿部さんが初BL絡みで、あれは記念ですよw
だって帝王がお相手なんて最高じゃないすか!
受けでもきっと現場でリードしてくれたことでしょう。
2ショットトークですら、さりげない優しさの帝王…っ!
近藤さんと中谷さん、近藤さんの余裕さにうっとり♪
中谷さんが初々しくて(初めてづくしだったとの事で)
いーっす、ときめいちゃいますよ!
確かに原作未読だと「…?」な面が多いかと思いますが
素敵な声を堪能できるCDだと思います!!
原作既読です。
大好きなヤマシタトモコさん原作のドラマCD。
特にこの原作『タッチ・ミー・アゲイン』はヤマシタ漫画の中でも、独特な空気感が流れている部類に入るタイプだと個人的に思っています。
その原作コミックスの中から、表題作『タッチ・ミー・アゲイン』、『息をとめて、』、『Candied Lemon Peal』が収録。
正直なところ、先にも述べた通り、(個人的感想とは言え)独特な部類と思うので、原作を読まないとツライのでは、というのが第一印象。
原作を読んでいる私でも、聴きながら漫画映像が思い浮かぶものの、唐突な感じも否めないシーンはあったかなぁ、なんて。
いや、でもまぁ…好きなんで贔屓目で見てしまいますけど(笑)
◆『タッチ・ミー・アゲイン』
7年前、たった一度だけ関係を持った、同級生の遠田と押切。
大人しそうに見えてすぐに手を出すわ嘘を吐くわで傍若無人の作家・遠田を野島裕史さんが、そして彼に暴力を振るわれようと友人関係を続ける押切役を保村真さんが演じています。
7年前に触れ合った感覚を忘れられない二人。
けれど無かったことにして友人関係を築いた7年間。
薄っぺらな嘘と本音の狭間という空気を如何に表現するか…というのは、実に難しいと思うのです。
(ヤマシタさんのポエム的要素大好きですが、そういうのってちょっと難しい気はします…)
けれど、野島さん演じる遠田の、ある一言をキッカケに崩れたかもしれない恐怖、からの、壁を超えていく感じがいい!
低め格好いい野島さんにメロメロなわけです、最高に素敵。
そして保村さんの、戸惑いつつ受け入れていく押切が、何だか可愛く感じてしまって…。
何でもないフリをしていた二人の薄っぺらくてくだらなくて大切な関係性の進み具合が、何ともドキドキして楽しめました。
◆『息をとめて、』
とある有名アーティストでゲイの芥と、取引先でノーマルで大事な弟分である幼馴染の目を気にする男・佐方のお話。
年上でノーマルで受けの佐方を森川さんが演じてらっしゃるというだけでもヨダレものなのですが(笑)、そんな佐方に息が止まるほど恋しているゲイの芥。
その芥役を演じている阿部敦さんのお声が可愛くて可愛くて仕方ない!
「あんたがずるくなかったことなんてないじゃない」、この芥の台詞が私は原作でも大好きなのですが、阿部さんがイメージ通りのお声なもので、存分にその好き加減を堪能できましたー…。
ソーキュートな芥が可愛いツラして実はゴリゴリの…と考えただけでも笑えるのだけれども、それを真っ向から佐方に伝えるってのもまた(笑)
ピュアッピュアな香りが漂う雰囲気なのに、それをブチ壊してくれる台詞回しは流石(笑)
大人の男に恋をする年下男、というキラキラ感が可愛くまぶしかった。
この阿部敦さん、実はこれが初BLドラマCDご出演らしいのですが。
そのハツモノの相手が帝王・森川氏!しかも自分が攻め!だなんて、本当に自慢していいと思う(笑)
◆『Candied Lemon Peal』
自分の名前にコンプレックスを抱く強面男・井堂檸檬と、同級生で唯一檸檬の名前を馬鹿にしなかった長身美形のオカマ・英介のお話。
英介を演じる近藤隆さんの「れっちゃん」が本当に可愛くて好きです♪
そして、一つ一つの台詞が優しいんですよねー。英介の優しさと愛情が溢れている口調で、近藤さんに癒されます。
一方、檸檬役の中谷一博さん。
中谷さんも今回がBLドラマ初出演との事でしたが、原作で読んだ檸檬って喋ったらこんな感じだろうなぁ、という雰囲気がよく出ていて大好き!
そして、徐々に化けの皮?が剥がれる英介の本性。
…この豹変っぷり、最高に好き!!さすがは近藤さん!!
こういう展開はツボなので良かったー♪
ヤマシタ漫画が原作のドラマCDの中でも、上位に来ると思われるくらい難しい空気感が漂う作品だと思いますが、原作を読んでいるおかげで楽しめました。
声優さん目当て、な方も、一度こちらの原作を読んでから楽しまれる方が、すんなりストーリーが入ってくるのでは?と思います♪
原作も読破して、改めて仕切り直しで聴きましたよ~!
やっぱり原作を読んでから聴いて正解でした。
それぞれのキャラクターのセリフの一つ一つに
それを喋っている顔の表情がありありと浮かんできて
奥行きを感じられるようになりました。
「タッチ・ミー・アゲイン」は
原作がそのまま見事に再現されてる感じですごくよかった!
交互に語られる
押切@保村さんと遠田@野島裕史さんのモノローグが切ない。
「息をとめて」は
絵を見てから、佐方@森川さんの声を聴くと
ちょっといい声過ぎ?って思っちゃいましたが
やる気なさそうなふりして、佐方に対してはまっすぐで一途な芥@阿部くんが
そんな余裕かましてる佐方にイラついてるのとの対比が面白くて
しかも、最後には芥に攻められて余裕なくす辺りとか
その焦りっぷりが良く出てて良かったです。
そして、「Candied Lemon Peel」。
これが一番面白かった!
原作でも、もちろん面白かったんですが
他の作品にお株取られてたので(私的にw)影が薄かったんですよ。
でも、音になるとインパクト強かった!
英介が本当にれっちゃんのこと好きなんだな~ってのが溢れてて
なのに、最後には変態へと華麗に変身してて
そのギャップがまた良かった!
なにより、英介@近藤さんがすごく楽しそうでしたね~。
れっちゃんの中谷一博さんの低音も素敵でしたw
ラストトラックに、それぞれのカップリングのキャストで短めのフリトが付いてるんですが
阿部くんが、この作品が筆下ろしだったとか(しかも帝王相手だしw)
中谷さんが、BL自体初めてだったとか
ニヤリとするお話が聞けて得した気分になりました^^
あと、自分がメインじゃない作品に
「店員」とか「客」とかで、他のメインキャストがチラッと出てるのがまたオイシイw
しかし、あれだけ声に特徴あれば、ガヤじゃないよ、帝王殿w
原作にも付いてた、各お話の後日談的ショートコミックもちゃんと入ってて
お得感の高いCDでした^^
同名のコミックス『タッチ・ミー・アゲイン』から、『タッチ・ミー・アゲイン』『息をとめて、』『Candied Lemon Peel』の3編とそれぞれのおまけをCD化したもの。
配役は概ね合っているように思えるが、CDドラマとしては特に表題作で顕著だが、かなりわかりにくい部類に入る。
表題作『タッチ…』は、正直なところ音声ドラマには向いていない話ではないかと思った。
良くも悪くもヤマシタ氏らしいポエミーな作風全開で、ストーリーよりも雰囲気をみせるタイプの作品だからだ。
また、過去の一夜をなかったことにして友人としてつきあいを続けている主人公たちの間は会話に乏しく、物語の殆どがモノローグで進行するため、特に短編作品では「掛け合い芝居」を聞きたい立場としては、やや物足りなく感じられた。
『息をとめて、』は本CD中収録時間が最長、つまり事実上の中心作品であり、私自身もっとも好きな作品である。
阿部さん演ずる「三十路なのにかわいいドS」芥のえげつない言葉攻めが音声で楽しめるところに最大の価値がある。
この作品の出来がいいことへの評価として「萌」を選択する。
『Candied …』は原作でもそうなのでしょうがないのだが、攻めが女装オカマの割にオネエ言葉をあまり使わないので、独特の抑揚がある近藤さんの喋りをもってしてもオカマっぽさが伝わらないのが残念であった。
短編が三つ入ってます。
原作でも若干は感じてたんですが、音声化するとちょっと引いてしまうセリフ(モノローグ)が随所にありました。
とくに「I love you」「F**k」ですね。日本人がナチュラルにこれを言うのは、むしろダサいと思いますです。お洒落っぽい雰囲気の作品だからこそなおさら。
全体的に「オトナ」でお洒落で詩的な空気で、この空気感が好きな人はとことんハマるだろうし、逆の場合はノリきれず終わってしまうと思います。
私の場合、もしヤマシタトモコ作品を読んだことがないならニガテだったかなと思います。でも、ヤマシタトモコ作品を何作品か読んでて、「こういう雰囲気」というのが分かってるから心の準備は万端、むしろ面白く聴きました。
聴きながら、ヤマシタトモコ作品って、「お洒落っぽいけど実はコテコテでダサい」部分こそが魅力なのかも知れないななんてことを思ったりもしました。
分かりにくいように思えますが、実はすごく分かりやすいです。
声優さんたちの演技は文句なしです。
初BLって方もいて、フリトがすごく楽しかったです。