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表題作 執事の特権

原田仁 → 杉田智和

乃木坂乙矢 → 野島健児

その他キャラ
富益一蔵[堀内賢雄]/ 乃木坂慶史郎[青山穣]/ 島津[志村知幸]/ 余市健祐[山中真尋]/ 弟分[間宮康弘]

あらすじ

「この仕事に必要なものは忍耐と経験、幅広い知識、そして寛容と自己犠牲です」業界大手の乃木坂製薬の営業職の面接に出向いた仁はなぜか27人目の特別秘書候補として、執事である富益の執事教育を受けながら、乃木坂製薬経営企画室本部別室室長であり、創始者の孫である乙矢の住む屋敷で暮らすことになっていた。眠っているときの乙矢は美貌の貴公子さながらだが、現実は人に影を踏まれるのも嫌いな潔癖症で人間嫌いで毒舌家でわがままでひとりよがりで神経質な男で、仁はまるでバイ菌扱いを受けるはめに!バトラー・ラブ登場!!原作のその後のストーリー、書き下ろしあり。(帯より転記)

作品情報

作品名
執事の特権
著者
榎田尤利 
イラスト
佐々木久美子 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
脚本
中野睦
原画・イラスト
佐々木久美子
オリジナル媒体
小説
メーカー
Atis collection
収録時間
78 分
枚数
1 枚
ふろく
ブックレット
発売日
JANコード
4560223560072
4.1

(31)

(11)

萌々

(13)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
128
評価数
31
平均
4.1 / 5
神率
35.5%

レビュー投稿数9

執事な特権

とてつもなく、潔癖症で、我侭で、神経質。
性格はとてつもなく悪い。しかしながらとてつもなく美しい容姿をしたお坊ちゃん。
もとい、ご主人様がおりました。
過去何人もの人間が一週間と持たず逃げ帰るしまつ。
そんなこんなでやってまいりました、今回も面接死亡。
杉田さん演じる「原田」クン。
彼のプロフィールに、現執事である富益。は飛びついた。
実際に顔を合わせれば、絵にもかけない美しさ。
しかしながら、やはり性格はいうが如し・・・。
試用期間が過ぎ、自分を認めさせた暁には、きっぱり辞めてやる。
と心にちかったものの、次第に坊ちゃんのことが可愛く、愛おしい存在に・・!?
というお話。
実際に、先に原作を読んでしまっているので、裏背景が良くわかる私としては、すごく感動させていただきました。声的にも不快なく。
下手な癖もなくて聞きやすかった。
「私は転ばない」といったそばから転ぶというシーンが原作にはありましたが、ここは省かれてましたね。案外すきなシーンだっただけに残念かなともおもいますが、時間が・・ということであれば仕方ない。
鼻をつまむシーン。ここは笑った。
原作でもなかなか面白かったんです。
おもしろかったんですが、どうしてもこらえきれないといった切羽詰った原田の感じと、つままれて、ちょっとうなされる乙矢の声があいまってとにかく笑えた。
ヤヴァイ。可愛い!
「私をだんな様と呼べるのか」
「呼べます。   ・・・旦那様」ここのシーンも良かった。
乙矢の息を呑むシーンとかね~~~~wwww
手袋を奪われそうになって絶叫。
なんか、そこだけ聞くと、強姦されそうになってるのかと聞き間違いそうでしたww
恐ろしい絶叫ぐあいだったぜぇ( ´∀`)ゲラゲラ
クライマックスですね。
乙矢は、原田がすき。
だけども、原田もいつか嫁をもらって出て行ってしまう。
一生そばに居ないのなら、もういらない。という。シーン。
ここすきなんです。巧く作ってあるな~さすがだな~と思った。
乙矢可愛すぎるぜwww段は脅しとか、誘いとかのらないのに、原田がらみだと聞いてのこのこ行っちゃうあたりも可愛い。
「24時間営業だぞ」
「休みだってたまにしかやらないぞ」
「ずっとそばに居るんだぞ」
原田じゃないけど顔が緩みました。
エチシーンも。
「最後までする」を突っぱね。
「命令ですか?命令とあらば」
「・・・・・・命令だ。私を・・抱け」
ちゃんと言ってくださる所がプロのなせる業(*ノ∀゚*)
喘ぎも良かった。艶やかっていうか、艶かしいというか。響きある感じがなんとも。
ただ、ひとつだけ難を言えば、布のこすれあう音がすごく微妙だった。
布の擦れる音さえもっとなんとかなってれば文句ないのに・・・というところでしょうか。

2

うふふ(*´∀`*)←

ぅん、可愛い(/-\**)
みーにゃんは現在、野島(弟)強化中でして…笑
ひたっすら野島(弟)のご出演されているCDを聴きまくっております。
これは…神作品ですよ!!(*´∀`*)ふふふ
作品が素晴らしいのもあって、綺麗にコンパクトにまとめられております。
とんとんと進んで行って、全然飽きさせません。
CDは終わっても、この人たちは続いていくんだなぁ、と、
しんみりしながら終われるラストです。
いっちばん最初の、野島(弟)のセリフ。
インパクトがあって引き込まれますよねぇ。//
私としては、えっちより~…
「実験」の方が萌えましたっ。笑笑
高飛車で潔癖でツンな彼が見たい方はぜひ☆☆
***

1

すんばらしいキャスティング!!

原田の誠実で忍耐強くてあったかい役柄が杉田さん、
ツンケンしすぎる潔癖症な坊ちゃんがノジケンさん、
有能な執事の富益が賢雄さーーーーーーーん!

なんだこれ!!
すっごいな!!
杉田さんと来たらもう銀さんにしか聴こえないんじゃないかと
ちょっと心配していましたが違った!
敬語萌えって……なんという御馳走なの……(泣)

ノジケンさん、…あのー、
めちゃくちゃ可愛いんですけどぉぉぉぉっ!!
「私に触れたら殺す」
なんてセリフから始まって
原作既読にも関わらずどうなるの?どうなるの!?みたいなww
嫌がらせとしか思えない呼び出しとかしといて
ただひたすらツンじゃなくちゃんと会社の事を考えているとか
母親に愛されなかった過去とか
ああ、ノジケンさんのお声と演技だからこそ!って思いました。
火事の時、原田に触れられて恐怖に叫ぶお声が真に迫っていて、
素は天然さんだと言うのに…と今更ながら感動!
「ごめんなさい、ごめんなさい、お母さ…ん、
汚くて……ごめんなさい…っ」って泣くところ、もらい泣きしてしまいましたよ…。
あーもう、どんだけなの!!!
おまけに最終trackで一度原田を突き放そうとして
(営業に就かすのは愛情だったのでしょうけれど)
終盤のHシーンの可愛さと来たら……。
これ、犯罪級です!!!(←?)
原田「執事の特権を、奪わないで下さい」
乙矢「……バカ……」
可愛すぎっ!!!


そしてなんと言っても賢雄さんの富益ーーーーーーーーーー!!
きた!!賢雄さんきたーーーーーーーっ!!
この絶対的な存在感と信頼感の富益!!!
先日『新宿ラッキーホール』のサクマが私的に
違う…申し訳ないけど違う…!!だったのですが
富益は賢雄さんでしょ!!いや、賢雄さんは富益でしょ!!っていうか!!
(どっちでもいいのか??)
今まで聴いた中で、私的にベストな賢雄さんです。参りました、完全に。
ああああ、やっぱり凄いんだな……。

一枚で聴くのが勿体ないくらいの原作でしたし
どうしても美声を少しでも長く聴いていたかったので
二枚組が良かったと思ってしまいました。
綺麗にまとめられている印象もありましたが
(終盤パタパタとうまく行っちゃってる感もありつつ;)
欲を言ったらキリがありません☆
それでも素晴らしいCDですよ…。
原田の愛が、乙矢の心の病を治してあげたのですから。

ああ、気になったのが健佑のお声、
高校生になりたてならもう少し若くてもいいんじゃないかな…?
すみません;

専務役の青山穣さん、悪そうww
悪役、とってもお上手でした!!

ラストの賢雄さん(富益)がまたぴっしりシメてくれて
じーーーーん……。

“萌×2”ですがとっても“神”に近いのです!!
本当にもっとじっくり聴きたかった……。
勢いで一気に聴いてしまいましたもの!

3

執事に与えられた「特権」

原作未読。読まなくても分かる、榎田先生の作品は面白いと。

「私に触れれば殺す」、この野島さん演じる乙矢の台詞で、冒頭から一気に作品に引き込まれてしまった。
高飛車で人を見下したようなキャラクターだったけど、野島さんの演じっぷりが素晴らしい。何とも言えない可愛らしさと、どこか薄暗い影を感じさせる。
対する杉田さんは、特に個性的でもなく生真面目な一般人といったようなキャラクターでありながら、それと反するような完璧なまでの執事を演じている。なのに少し抜けていたり、乙矢の鼻を摘まんでみたくなるなど、お茶目な部分もあったので、そういう「完璧すぎない」人間性がよく表現されていたと思う。原作の人物像も、演じた杉田さんも凄く素敵だった。
作品の内容は、個人的にとても面白かった。
乙矢は「自分が汚い。だから触れられたくない、触れられない」といった強迫観念によって自分が潔癖症だと言っていたけど、それはどちらかと言うと重い心の病気からくるもので、「自分ではなく、物が汚い」と感じることを潔癖症だと思っていたから少し驚いた。
杉田さんが演じる原田が、急速に乙矢に惹かれていく、執事という仕事に楽しみが生まれてくる、といった流れは全く不自然さがなく、聞いていると同じように気持ちが高まっていくような感覚があった。
魔法が解けるのは王子のキスと相場は決まっている発言、掌にキスをする、些細なところに盛大な萌えを盛り込んでいて悶えた。
絡みシーンも、野島さんが可愛すぎる。色っぽいというか、野島さん独特の演技なんだけど、乙矢というキャラクターからはみ出ない。杉田さんは息多めの演技で大変えろかったです。

二人とも、はまり役だった。杉田さんファンとしては、フリートークも聞きたかったなという気持ちはあるけど、本編が良かったので大満足。
今までそんなに沢山CDを聞いてきたわけじゃないけど、その中でもかなり上位に入る、印象深く残る作品。

1

「私に触れたら殺す」

↑からはじまるこの作品。
原作未読でしたが良かったです…序盤からこれは良作なのでは?という予感が最後までハズレませんでした。
夢中で聴いて深夜2時(笑)程良い後味の良さでなかなか寝付けませんでした(笑)


乃木坂製薬 経営企画室本部別室室長の秘書兼執事お手伝いをすることとなった原田(攻め)。
穏やかで紳士的な杉田さんの声が耳を癒しました。
ただザ・執事!感は内心まで及ばず…乙矢(受け)の面倒くささに文句をもらす姿にはクスリとしてしまい…。

出会いからはじまるので上司と部下。ご主人様と執事…という上下関係やら信頼関係も出来上がっておらず…話が進む度にそこが深まっていく様子…辛抱強く乙矢に接する原田に(乙矢と)出会ってくれてありがとう~~と泣きたくなりました。


そんな乙矢を野島さんがこれまた絶妙に演じてくださいました。

神経質な上司としてのピリリとした声を聴かせておいて、2トラック目のまるで子ども返りしてしまったような幼さ感じる声での「ごめんなさい。ごめんなさい。汚くて…ごめんなさい」は下半身にグッときました(笑)
ほんとーーーーーーに野島さんのこの手の演技大好きなんですよ。
痛ましくもそれが御馳走…加虐心をついつい刺激されてしまう…。

超絶イケメンな顔にぴったりな声をしているのに違和感ない可愛さも滲み出せるのは野島さんの武器ですよね…これだからたまらないんだ。
乙矢のいろんな顔を声でしっかりと聴かせてくれました。


そして重要要素な潔癖症。
真相を知った時には辛かったですね…初期の私なんてあの訳ありそうな叔父様に何かされたのでは…?とかBLアルアルな方向で勘繰ってしまいましたよ。

お話としても山あり谷ありで面白かったですね。
話はまとまっていたと思いますが原作も読みたくなる魅力がありました!
掲載されていたショートストーリーも可愛らしかったです。

ずっと聴いていたいと思えるメイン二人でした。
肉体関係までいけたのはほんとうううううに凄いと思います。
並々ならぬ覚悟をもって迎え入れたであろう乙矢ですが最初を思い出してみれば本当に良かったね…とあたたかな涙を流したくなりました。
これからは今までの分たくさんたくさん幸せになってほしい。楽しいこと知ってほしい。原田と二人で。

久し振りにアタリと思えるCDに出会えて良かったです。

1

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