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表題作 恋の花

大槻慧介 → 森川智之

朝比奈諒 → 平川大輔

その他キャラ
宗方[麦人]/ 泰原弁護士[安元洋貴]/ 亜紗美[山田美穂]/ ユリカ[安田未央]/ ホスト[田坂秀樹]/ マネージャー[飯田浩志]

あらすじ

『ひとりの人間として男として―、自分が認めた男に、自分も認められたい』ゼロから生み出したい。父と母が小さな喫茶店から、はじめ会社を起こしたように…。飲食業界の寵児―大手カフェ・チェーンの二代目社長・朝比奈諒。重役たちを説き伏せ、彼が強引にオープンさせたのは、心地よさを追求した『最高のもの』を揃えた理想の店。だがそこにもう一つ足りないものがあった。最高のサービスを提供できる、最高の人材。大槻慧介―彼こそ、朝比奈が見つけた逸材。プロ中のプロの顔を持つ最高の男だった。ある日、ヤミ金に追われる大槻の窮地を救った朝比奈は、借金を全額肩代わりするのと引き替えに、新店舗のマネージャー就任を持ちかける。だがなんと、大槻はその申し出をにべもなく断った。カッとなった朝比奈は勢い余って『愛人契約』というとんでもない条件を口にしてしま

作品情報

作品名
恋の花
著者
妃川螢 
イラスト
せら 
媒体
CD
音楽
宮本空
脚本
中山瑞季
原画・イラスト
せら
オリジナル媒体
小説
メーカー
サイバーフェイズ
シリーズ
恋の花
収録時間
78 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
パッケージ発売日
JANコード
4571194100549
3.7

(18)

(5)

萌々

(5)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
67
評価数
18
平均
3.7 / 5
神率
27.8%

レビュー投稿数8

メインキャストの声優の演技力に引き込まれる

原作未読。
発売から20年経ってからの聴取です。

前時代的な人物設定、物語で、かつ、突拍子もないエピソードが多いです。
しかし、それをねじ伏せる、違和感やしらじらしさを感じさせないメイン声優おふたりの演技力がすごいです。

森川智之さん演じる大槻慧介は、某ドラマのスーパー派遣のような、接客業のオールマイティスーパースタッフ、伝説のウェイターで、女(妻)にあれこれ騙されて借金を負っています。
平川大輔さん演じる朝比奈諒は、飲食業界の寵児―大手カフェ・チェーンの二代目社長、前時代の箱入りおぼっちゃまのような人で、秘書という名目で常にそばにいる宗方さんはまるでじいや、執事、世間知らずで純情で、無知な故の勝手さ、わがままさがあります。

そんな2人が金がらみで出会って、金がらみで契約し、商売を共にし、金がらみで喧嘩し、売り言葉に買い言葉で肉体関係になり、金がらみでまたもめて、最後にハッピーエンドになるお話です。
あらすじはざっとこんな感じなのですが、エピソードがいちいち突拍子もないのがおもしろいです。
そして前述の通り、メインの2人を演じた声優のすばらしさから、白けることなく、物語に引き込まれます。

大槻の言動に突っ込み、朝比奈の言動に心配し、宗方さんの言動にうなずき、楽しみました。

ラスト、朝比奈から告白の言葉を引き出すために大槻があれこれ言葉を重ねますが、森川さん以外のどんな声優が演じても、鼻につくいい男ぶりになっていたと思います。
対する朝比奈の繊細さと自分勝手さを併せ持つ不安定な言動は、平川さん以外のどんな声優が演じても、むかつくおぼっちゃまになっていたと思います。

いろんな意味で迫力があり楽しい作品でした。



0

王道で悪くはないけど…?

王道で悪くはないけど…。

ラストがきれい。
上品なBGMと安定の演技。

カフェチェーンの若社長が引き抜こうとした男に借金があることを知り、
それを支払う代わりに愛人になれというところから始まるわりに、
まともな展開だった。

森川さんはずっと大人っぽく甘い。
低音強気な平川受け。
受け→攻めの強烈な矢印の理由がわからない。

慣れているのを装って抱かれる1回目、ラブラブな2回目。
このあたりも王道。

攻めの元妻が非常識な女。
これもBLにおいてはある意味王道か。

森川さんファンにおすすめかも?

0

何回も聞きたくなるCD

原作は未読です。(でも、もの凄く興味があります。新装版出版切望・・・)

私が帝王と平川さんの声が好きで、更にはその2人がカップルを演じられたらもう最高!!!!というスタンスであるので、この作品は勿論私の中で神作品です。

その上、暗く重い話・・・という訳でも、中身が全くない話・・・という訳でもなく、ストーリー自体に聴きごたえがある作品なので、何回も何回も聴きたくなるんです。(実際リピート回数を相当重ねています)

平川さんがこの作品では低めの落ち着いたトーンで受けを演じていらっしゃるというのも私の中ではツボです。

キャラクター設定的にも、受け様がツンデレで初心でピュアな初物・・・というのも大萌えツボで、私の中では言う事なしの一枚になっています。

どのシーンも良いのですが、個人的にはお風呂場で朝比奈が大槻に無理矢理キスをされてしまうシーンと、大槻が朝比奈に、「愛してる・・・て言ってんだ」・・・という囁き具合と、本当は初めてだったんだろう?俺しか知らないはずだ・・・と言うような事を言うところがとても素敵で、大好きです。

4

安定の2人

地味な作品だけど、何気に良作かと。

惹かれているのに意地っ張りで高慢な態度をとる朝比奈(受・平川)とからかいながらも大らかに受け止める大槻(攻・森川)。
個人的には最初のトラックで、借金のカタに自分のカフェに引き抜こうとする朝比奈と落ち着せを嫌い二代目坊ちゃんと挑発する大槻のやり取りのシーン。
平川さんと森川さん2人の息がピッタリで、その演技力に序盤から話に引き込まれてしまった。流石!!

なんかツンツンしてたり、大槻を引き留めたがって動揺してたりイチイチ朝比奈が可愛かった~
普段は大雑把で粗野な言動なのに仕事をビシッときめたり、借金の元凶のダメ嫁にも思いやりを見せたり、高飛車な態度の朝比奈を包み込む包容力の深さがかっこいい大槻。
単に振り回されるのが好きなM体質なのかな、とも思うけど・・・
あと、朝比奈の秘書・宗方役の麦人さんがいい味出してて最高!
時々、思い出しては聞きたくなる安定したCD。

2

甘いね。

朝比奈のビミョーなラインがなかなかステキでした。
仕事の出来る男として社の躍進のために大槻が欲しいのはもちろんだけれど、本当はそれ以前に惹かれている部分もあって。
けれど、それは全然お首にも出さず借金の肩代わりをして。
ついうっかり「愛人契約」を結ぶに至ってしまうも、自分の要望のある時だけでいいと関係を持とうとする大槻を拒んだり。
けれど、離れて行こうとすると必死で繋ぎとめようとするところもあって。
結局は「好き」がダダ漏れというか…。
それでも素直に「好き」とは言わない。
それは大槻に最終的に言い寄られる形になってもで。
気持ちは互いに合って受け入れて。
それでも「言葉にしなくてもわかるだろ?」的に端的な言葉を発しないところもなんか好き。
意地っぱりなのかな。
そんな朝比奈を演じた平川さんはわりと低めのしっかりしたトーン。
だけど、大槻が出て行こうとするとテンパって取り乱したりとか。
えちシーンでもトーンは低くても色っぽさは充分ありました。
一方の大槻役の森川さんはフツーに男前というかサラッとした感じの人生を上手く流してる(それ、どんなだ)というかのらりくらいな感じ?の声でした。
最初は朝比奈に振り回されて働いていたように見えて、段々朝比奈のいろんな部分が見えてきて「愛人契約」が枷になってきて。
そういう意味では感情面は大槻の方が素直かも。
朝比奈の方がそれを怖がって聞こうとしない気配はありましたが。
「愛人契約」を結んだ2人が一緒に部屋で生活し「おかえりー」「ただいまー」的なやりとりをしてるのはなんだかほのぼのとしていました。
あとは宗形役の麦人さんがイイ味出してました!
朝比奈の行動に釘をさしつつも男と愛人契約を結んだのまで承知で仕えている。
その口調と言うか語り口も独特で雰囲気がありました。

フリトは平川さんと森川さんの2人。
いっぱい喋っていっぱい汗をかいたらしい。
平川さんは紅茶派、森川さんはコーヒー派。
というか森川さんは牛乳がダメらしい。
なのに某店のロイヤルミルクティーだけは飲めるとか。
イイ味出してた宗形役の麦人さんは収録が終わると先に帰っちゃったそうです。

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