表題作 ラ・ヴィアン・ローズ

右月皓一(攻・その1) → 森川智之

横田一眞(総受け) → 三木眞一郎

その他キャラ
大鳥真澄[飛田展男]/ 右月征治[堀内賢雄]/ 大鳥登[塩沢兼人]

あらすじ

一方的で強引な愛情を押しつけられながらも、関わり合う相手の心を狂おしくもてあそんでいる魔性の男、横田一眞。
彼は同じ母を持つ、しかし父親の違う弟達と関係してしまう。
そしてそれを知った父親達までもが…。

作品情報

作品名
ラ・ヴィアン・ローズ
著者
山藍紫姫子 
イラスト
本仁戻 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
音楽
佐藤啓
脚本
平詩野
オリジナル媒体
小説
メーカー
インターコミュニケーションズ
収録時間
72 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
パッケージ発売日
3.9

(26)

(12)

萌々

(3)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
99
評価数
26
平均
3.9 / 5
神率
46.2%

レビュー投稿数10

No Title

原作未読の状態でキャスト買いしました。
やはりキャストの皆さんは勿論のこと内容もとても面白く楽しめると思います。

攻め四人(右月家、大鳥家)と総受け(一眞)という構図で、攻め四人はそれぞれ父親が違うが一眞と母親が同じ兄弟二人と、その二人のそれぞれの父親という内訳でした。

総受けである一眞くん(三木さん)の怯える演技が素晴らしく、また父親が出てくるので敬語が多いのもとても好きなポイントでした。

父親の大鳥を塩沢兼人さんがやられていたのですが、塩沢さんのことを不勉強のため存じ上げなかった私を沼に突き落とした作品です。素晴らしく響いてくる声で、恐ろしさを感じました。個人的に「…出来ないのだ」という台詞の言い方が好きです。息子の真澄は飛田展男さんが演じられていて、どこか気味の悪い感じと、ヤブ医者なのがとてもつぼにささりました。「良質なタンパク質を…」などといいながら熱のある一眞としようとするシーンがあるのですが思わず笑ってしまいました。

もう一方の父親である右月を堀内賢雄さんがやられていて、少し暴力的なところが刺さりました。勝手に一眞の部屋に入ってくるシーンが恐ろしくて大好きです。
その息子を森川さんがやられていて、右月の息子なんだな、という喋り方や特徴が表れていました。ヒステリィを起こすなよという台詞や独占欲が強いところがまだまだ若いんだなと思わされとても面白かったです。

全体的に口調や言い回しがしっかりしていて、それぞれの親子という設定がしっくりくる似た者親子なところもキャストの演技も内容も神評価です!

0

耽美、耽美、耽美

原作未読です。
今では聞くことのできない、貴重な声優さん、伝説のエロボの持ち主、塩沢兼人さんの、お声が聞きたくて、聞き返しました。
作品は、時代を物語るというか、昔のBLという名前がなかった頃の古のやおい時代の作品。
出てくるキャラに次々に輪姦される主人公のなんと気の毒というか、もう、ペット扱い。
なんか、ほんといいおもちゃを取り合う感じのストーリー展開がもう懐かしい。昔のやおい小説ならでは。
私が生まれて初めて聞いたBLが、間の楔だったので、塩沢兼人さん、ほんっと思い出の声優さんです。
機会があったら聞いてみてほしい。

0

豪華!!

三木眞一郎さんの美人声目当てで聴きました。
勿論同じく大好きな森川さんが攻めとして登場されている作品で、それだけでもとても嬉しかったのですが、他にも塩沢さん、堀内さん、飛田さん、と、攻め様も豪華キャスト!!!それだけでも聴く価値ありです!!!
私的には「お声と演技と艶技」に「神」評価です。

お話自体は、なんとも、好みの分かれるお話だと思います。
まさに「耽美」な頃の世界。
ハッピーエンドというくくりにも、バッドエンドというくくりにも当てはまらず、どこか閉鎖的で、出口のない、薄ら怖い感じで終わります。
正直、私の中の今ある萌えツボにはストーリー的にははまりにくくて・・・(萌えの進化は止まらないので、いつか私の中で萌える日がくるかもしれませんが・・・)

でも、三木さんの美人声(弱弱しい抵抗や喘ぎ声)がたくさん堪能できて、更には豪華な攻め様たちを堪能できて、嬉しい一枚ではありました。

3

言葉の魔力@陵辱のデパート

エロだらけについては賛否両論あるんでしょう。
が、コレについて特筆すべきは絡みどうこうではなくセリフの一つ一つの異常さです。
変態すぎて、ワタクシの語感ヒューズが飛んだ。
大鳥登・真澄親子が生ヌル~くやさしい言葉を吐きながら、ほとんどホラーじゃないかっていう変態っぷり。
また、歪みまくってはいるものの、動物的な本能として一眞が好きで好きでたまりません的な愛も感じるからなおさらコワイ。

ことにスゲー…と思うのが、故・塩澤兼人さん演じる大鳥登で、いかに一眞が魅力的かつ魔性かをネットリと語りまくります。
うーん。言葉の魔力だなー。
さすが山藍先生、言葉の怖さをよく知っていらっしゃる。それを再現された役者さんたちスゲェ。
喘ぎ声でどうにかなる世界じゃありませんでした。

4

CD付属小冊子、見つけました。

このレビューは小冊子に書くべきか悩んだのですが、本編サイドストーリーもなく、終始裏話的なことが書いてあり、こちらに書いた方がいいかなと勝手に判断し、上げさせていただきました。

当時、山藍作品にすごいはまり、苦手なドラマCDをも手を出していました。
苦手なはずのドラマCDのはずが、この作品苦手じゃないのです。
私の好きなオジサマが2人も出ていたからでしょうか。
山藍さん独特の言い回しのせいでしょうか。
言葉使い、言い回し、本当に綺麗で終始、濃密な空気をまとっています。

さてさて、CD付属小冊子ですが、当時CDを買ったらついていました。
内容は山藍さんの前書きから始まります。

次に、挿絵の本仁さんの【山藍紫姫子先生の謎】
本仁さんが挿絵を依頼され描くに至ったことの顛末が、面白く描かれています。
特に笑ってしまったのが、担当Mさんから電話で挿絵の依頼を受け、どんな小説ですか?と本仁さんが聞いたところ、Mさんが内容を上品な言葉で語ってくれたのだが、本仁さんには以下のように聞こえたという。
「男好きする エロっぺぇニーチャンが 異父兄弟2人に犯られまくりーの、そのパパたちにもほられまくりーの くんずほぐれず近親相姦めくるめく愛欲の世界、無制限チンポ5本勝負な小説」
身も蓋もないですが、その通りすぎてその通りなんですよね、この話しって。

【CD版 大鳥パパ-愛の美声】
これも本仁さん。
ドラマCDの挿絵を描くにあたり、大鳥パパをどうするのか、という話し。
小説では大鳥パパは「デブで糖尿」という設定の声を塩沢兼人さんが担当するということで、小説では大鳥登はブスだから描かないでいいと編集さんが言っていたそうで、描かなかったそうだがここではそうもいかず、思い悩んでいる様子が面白おかしく綴られています。

【ホンネ対談】
山藍さん・三木さん・森川さん・飛田さん・堀内さん・塩沢さんがトークしています。
今やベテラン堀内さんが、「仕事を選り好みするには若すぎる、自分の演技のバリエーションを増やしたい」「こういった作品はこれから開拓していただければ」と営業かけたり、皆さん若いなあという内容いっぱいです。

薄いのにお腹いっぱいで、これを読み、CDを聞くとまた違う味わいがあります。

4

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