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①懺悔
子どもの頃悪戯されたオトナに、学校で再会する(教師!)DKの話。闇が深い。受ちゃんが可哀想で辛い。
ハッピーエンド・・・?なんですけど、うーん、、なんとも後味悪い感じです。
②RISKY
キンシンソーカン(描写ほぼ無し)してた弟と、その兄の友達の話。こちらも解決したのかしないのか・・・。
③君さえいれば
亡くなった娘婿で部下でもあるイケメンと、オジさんの話。結構しっかりオジさん。
元々イケメンくんはオジさんが好きで、元妻もそれをわかってて結婚したと・・・!珍味
こちらはしっかりハピエンです。続編があります。
④教師B
メインCPを止めようとして失敗するコーコーキョーシの話。こちらも好き通しで何の問題もないはずなんですが、、やっぱり後味がイマイチ。
鹿乃しうこ先生の作品という事で、、、
初田しうこ名義の昔のものを読んでみたくて購入しました。
とにかく色々、衝撃でした。
こちらの情報だと、1998年発売で〜24年前の作品なんですね。
短編集なんですが、1話1話の内容が濃くて〜本当に重く伸し掛る重さ。
いやぁ〜久しぶりに、ドキドキしながら読んだ。面白かったです。
これから読まれる方は、ネタバレ無しでおすすめしたい1冊です。
地雷多めの方は、注意。
あとがきまで、しっかり楽しめました。
間違いなく神評価です。
1997~1998年に雑誌掲載された作品が4作品収録されています。
雰囲気はシリアスで重いものが多いですが、結末は割と甘々で安心出来る作品ばかりでした。
ただ、『君さえいれば』以外は途中経過で酷いと思った理不尽な行為が出てきたので、その辺りが地雷になる方もいらっしゃるかもしれません。
まだ初期の頃の初田さんの特徴がよく出ている作品集で、ずっしりと重いテーマが描かれています。
執着が高いキャラも多めです。
年の差カップルばかりでしたが、4作品中2作品にはオヤジキャラが登場します。
しかも年齢高め(50代位?)の渋いオジサン達です。
『君さえいれば』はそのオジサンが登場するお話でしたが、会社では部下の謙二郎が健気で可愛いキャラで、収録作品中一番安心出来る作品でした。
インモラルカプ揃いでなかなかダークな1冊でした。
時代かな?
今のしうこ作品にも片鱗は残っていますが、こちらはその「片鱗」部分が全開している感じですかね。
とりあえずキャラの頭の中が全作めんどくさい!
よってセリフもモノローグも全部めんどくさい!
「P.B.B.」の能成くんみたいな奴ばっかり出てきます。
しかもめんどくさいのがおっさんの方ばっか!
能成くんは若かったから中二病でも可愛かったけど、おっさんがこじらせてるのはめんどくさいわw
「君さえいれば」も1冊にまとまった完全版の方を読むと結構楽しいラブコメなんですが、ここに収録されている第1話だけに関して言えば、オヤジ(攻)の思考がやっぱりめんどくさい感じです。
BLは脳筋タイプが好きだな~と改めて思いました。
でもこの暗さのトーンとインモラル感は好きです。
あと、昔のしうこ作品はカップリングが結構チャレンジングで、そこも好き。
ショタコン教師と元ショタ生徒、教師と生徒と教師の三つ巴、ガチ兄弟に兄の親友、義父と婿…
羅列するととても濃いw
どっしり濃い一冊でした。
現在の鹿乃しうこさんが、初野しうこ名義で描かれた90年代の作品です。
同時期のブルと比べるとかなりのテイストの違いに、初めて読んだ時は重い!と。
ただ歳を重ねて読みますとまた違った気分になるから不思議です。
表題作の『懺悔』『RISKY』『君さえいれば』『教師B』。
短編集ですが、どれもこれも問題作。
ですがその中でも『君さえいれば』はまだ救いがあるかな。ラブっちゃラブラブだし。
『懺悔』は幼少時に大人からイタズラされていた高校生の受けと、そしてその時に反撃されつけられた傷を残す初老の教師。
少年はトラウマを残したまま歪んだ青年へと成長し、高校では同級生と乱交三昧。
ただ鹿乃さんの描かれるちょっと悪いけど童顔な高校生ってかなりツボで、暗いながらもわたしは楽しめました。