舐めて かじって 味わって?

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ビタースイートロリポップ

父が経営する鉄鋼会社の重役・太刀川檀(まゆみ)
国文学を専攻する大学院生・桂木美海(みうな)

その他の収録作品

  • ジューシーフルーツロリポップ
  • あとがき

あらすじ

美海(みうな)が幼い頃に求婚(プロポーズ)したお人形のような子は、十数年後、精悍な男になっていた。その男・檀(まゆみ)は、突然の再会に戸惑う美海に口づけ甘く囁く。
「かわいい美海、俺が全部教えてあげるから」
自分がお婿さんのはずなのに、甘く蕩けるような檀の愛撫に、無垢な体は簡単に堕ちてしまう。毎日のように抱かれ、淫らに泣き喘ぐ自分。このままでは檀無しでは生きられなくなってしまうと怯えた美海は、ある決断をするが……!?
ビタースイート&プチSMな許嫁ロマンス?

(出版社より)

作品情報

作品名
ビタースイートロリポップ
著者
弓月あや 
イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773099706
2.5

(15)

(3)

萌々

(0)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
5
得点
31
評価数
15
平均
2.5 / 5
神率
20%

レビュー投稿数5

イラストは、すてきなのに…

う~ん。ちょっとしたことで攻が浮気って…もめるたびに浮気されそうで嫌だな。受けももう少し怒るとか追及とかして欲しかったかな。おまけに浮気相手が受けとは正反対のエロエロ歳上美女っぽいし!先が思いやられる。読後感が全然スッキリしない。恋人に浮気を見せつけるような男は、嫌ですね。私には、合いませんでした。ほとんどが甘い恋人同士の話なのに残念です。

0

騙された気分…

甘いものを読みたくて購入しましたが……
まぁ、中盤まで確か砂を吐くほど甘かったですが……
……攻めがいきなり浮気してしまいました\(^o^)/
……喧嘩したくらいで浮気するですか?想いが軽すぎではございませんか?
「愛してる」を言う資格がないと思いますが……
簡単に攻めを許した受けもどうかしてるんですよ。
どういうことで、地雷を踏んでしまいましたので、「趣味じゃない」にしました。
街子マドカさんのかわいいイラストは唯一の救いでした。

1

あまーーーい

大学院生の美海は幼い頃お人形のような女の子にプロポーズをした。
十数年の年月が流れて、女の子だと思っていた檀は精悍な男になって戻ってきた。
そのギャップにとまどう美海に檀は甘い甘い言葉と行為をくれるが……

甘ーいラブストリー……だけど、正直主人公のお金持ちっぷりとか良い子ちゃんキャラとか、周りからの猫っかわいがられようにはちょっとうーん……と。
こんなヤツいねえよ!!言うのがBLにとって禁句であることはわかっている。
わかっているけど言いたくなるんだ。こんな大学院生ヤだ!!

ちっちゃいころ守ってあげていた子がおっきくなって再登場っていうシチュエーション自体は大好物なはずなんだけど、そこにもあんまり萌えられず。

ちっちゃいころからのまゆたんみうたんという呼び方としゃべり方が生理的にどうも受け付けなくて、読み終えるのに苦労しました。


0

濃いのにアッサリ

まるでラーメンのようなタイトルでスミマセン><

筋立ては前述のあけみさんが書いていらっしゃるとおりです。

弓月先生のお話は初めての購入です。イラストの街子先生の絵に惹かれて買ってしまいました。

抱き合うシーンは、もうホントに読んでいてドッキドキでした!つい、繰り返し読んでしまいました>< ですが、タイトルのような読後感。

おまけで、檀の夢の話(睡眠中に見るヤツです)がSSで付いてきたのですが、引っ越しで別れ別れになった頃の美海が出てきます。ぷにぷに美海が非常に愛らしゅうございました。

1

エロエロの甘々

檀と美海の家はお隣同士で、同じ幼稚園に通っています。日本人形のような美海と、ハーフの檀はビスクドールのようで。泣き虫の檀はよくいじめられていて、美海はいつも庇っていました。
仲の悪かった檀の両親が離婚することになり、母と一緒にアメリカへ行くことになった檀。
美海は赤いリボンを、檀の小指と自分の小指に結び、「うんめいの、あかい糸でむすばれているんだよ」と、結婚の約束をするんです。
このイラストが可愛いんです。

このあたりの3歳児の頃のエピソードが、微笑ましいし可愛らしいし、また離れ離れになるのが嫌だとごねる美海と、それを受け入れる冷静な檀。
美海はとても子どもらしいけど、檀はあまりに冷静というか諦観というか、この頃から腹黒キャラというか、計算高いキャラというか。
この頃の想いを、ずっとずっと20年間も忘れることなく、持ち続けていたっていうんだからすごい。執着もここまでいくと表彰ものだ。

あれから20年。
美海は国文学の大学院生となり、研究三昧。家が大きな総合病院を経営しており、父と兄二人が医師をしており、裕福な家庭なんです。
ある日、お隣に引っ越しトラックがやってきて、あの檀が戻ってきたんです。檀の父が経営する鉄鋼会社の重役となるために。
アメリカへ渡った檀は、スキップを利用し18歳で大学を卒業した明晰な頭脳の持ち主、その上、美海より小さかったのに、身体もすっかり美海を追い越していました。
そして、大学への送り迎え、家に連れ帰り食事を食べさせたり、飲めないお酒を勧めたり。
チャンスをうかがい、パクッといただいて。

その後は、縛ったり目隠ししたり、そうして買い物でもらったキャンディーを舐めさせたり、いろいろと言わせたり。
長年ためていたいろんなものを吐き出すかのように、エロエロに攻め立てる檀。多少、変態入っているかもしれません。暴走してます。
マジでエロ、エロのオンパレード。
といっても、濃くはないんですよねぇ。こってりとした表現じゃないので、案外大丈夫。

幼稚園の頃は、檀より美海の方が大きかったので、「およめさんになって」と言っていたので、今でも檀がお嫁さんなんです。
ですが、お嫁さんの方が体格もいいし、仕事も出来るし、稼ぎもいい。なんだけど、お嫁さんになるという約束をしていたから、花嫁修業はばっちり。掃除・洗濯・料理と家事はなんでもこなす。ご近所づきあいもOKと、ホント私もそんな嫁が欲しい。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP