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表題作やっぱり気にしない

運び屋 高津修司
浪人生兼運び屋見習い 嵯峨島灯・19歳

あらすじ

行方不明中の叔父から、突然電話で妙な仕事を依頼された、浪人生兼運び屋見習い・灯。訳も分からないまま、仲間の修司、弓緒、卓郎と4人で依頼にあたるが、またしても前途多難な予感…?! しかも仕事のためとはいえ、ただでさえフェロモン過多で心配な修司が、女性とやたら親密な雰囲気に! 身体の関係を持ち続けるも、確かな言葉が貰えず不安な灯は苛つき、つい喧嘩になってしまい――。
(出版社より)

作品情報

作品名
やっぱり気にしない
著者
坂井朱生 
イラスト
冬乃郁也 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861343872
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

やっぱり~って、感じです~

前作で攻めの修司に好感持てなかったのと、Hに突入するタイミングとかが、なんか気持ちが通じ合ってって、感じでもないし・・実際は通じ合ってんですが、なんかしっくり来なくって・・て思っていましたが・・でも、この本は買うつもりだったんですけどね・・文句いいながら・・ で、「やっぱり~」の感想はというとやっぱり~・・って感じなんですが、前作よりは楽しめました~前作よりは、事件性は地味なんですが・・2人の関係というより、修司の気持ちってのが、分かって私なりには満足かなぁ?まだ「好き」とは言ってないんですが・・結構自分は言わないけど、灯には言わす!って、いう意地悪的な所もいいかなぁ~なんて、勝手な事を思ってたんですが・・・
今回は、ちょっぴり2人の気持ちも近づいて・・私的にはちょっこと満足しました~まだまだ、他のキャラ達の謎が多いのでそちらも、多少は気になります~過去にどういう経緯で、今のメンバーが集まったとか、叔父が、一番謎ですね~スピンオフで、じっくり叔父を見てみたいし~あの2人のカップルも見てみたい~って、感じです~
もう少し先になるみたいですが・・続編もまた、出るみたいです。

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跡継ぎにふさわしいかどうかのテスト編・中つなぎのような作品です。

「そんなの気にしない」の続編ですが、シリーズとは知らずに”運び屋”という点に興味を惹かれて初読みです。
前作では、末っ子で家族に甘やかされて育った灯が、家を出たいと叔父を頼って上京してきたものの、伯父は失踪。
その裏稼業の仕事をする男の修司と恋人になるというお話だったようです。

今回のお話は、失踪中の叔父から「オガタという人物を探し出して、叔父あての荷物を受け取れ」という電話がかかってきたことに始まります。
出没する場所と大体の年齢しかヒントがなく、苦労しながらも見つけた手がかりとなる店で、何やら怪しい人物達と接触し、無事荷物を受け取るのだが、それは灯が仕事を叔父から引き継ぐのにふさわしいかどうかのテストだったというものでした。

まず、主人公カプですが、どうして灯と修司が恋人になったのかわからないので、この二人の接点がよくわかりません。
灯は素直ですが、鈍感で子供なのがどうも自分の趣味にあわないようです(トホホ、、)
修司もツンデレといいますが、照れ屋なのかもしれませんが、あまり灯を愛してるという感じはなく、遊んでるっていう感じしかないのですよ。
何かにつけて、灯の頭をたたいたり、いけすかない事を言ってみたり、それでも修司が好きだと懐く灯なので、これは前作を読んでないとわからない点なのかな?と思ったり。

叔父の出す指令というのも、とんでもなく大雑把な内容で、ま、それが解らなかったら、仕事を灯にまかすことはできないっていうテストの意味もあったのだとは思いますが、周りの仲間達も、さほど頭良く動いてる感じもしないのですよ。
要は、この指令を通して接触した人物に、灯が仕事をする時に協力できる人間か値踏みさせたという、これから出るであろう続編につなげる新たな登場人物の紹介、みたいな作りの話になっているので、作品一本としての評価は、まるで番外編みたいだと思います。

エロが充実してるわけでもなく、恋愛がクローズアップされているわけでもなく、そんなで萌え心刺激してくれなかったと、残念な結果となりました。
一作目を読めば、また違ってくるのでしょうか?

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