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表題作ネオアルカディア~奇跡の涙~

国王 バル
森の聖霊 レリス

その他の収録作品

  • 闇に輝く虹
  • 希望の未来へ

あらすじ

王であるバルは、森の聖霊・レリスに惹かれていた。めでたく恋が成就した二人だったが、バルの世継ぎ問題に揺れ…。
(出版社より)

作品情報

作品名
ネオアルカディア~奇跡の涙~
著者
橘かおる 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
ネオアルカディア~水面の紅炎~
発売日
ISBN
9784344818095
4

(5)

(1)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
20
評価数
5
平均
4 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

始まりの物語

ネオアルカディア・シリーズの、物語の始まりになる作品です。

攻・国王バル
受・森の聖霊レリス

王についている聖霊が、途中で交代することがあるとはオドロキの展開でした。
今までともにあった地の聖霊が消え、喪失感に苦しんでいるバルの元に現れたのは、森の聖霊レリスでした。

レリスはとてつもない健気さんです。
元は森の泉にいる小精霊だったのですが、森にやってくるバルに惚れて思いを募らせ、どんどんと力を得ていった恋する聖霊です。

恋しい王のもとに行きたいがために実体化できるようになり、地の聖霊と虹の御子の協力を得て、王の聖霊となります。

このレリスがとてつもなく美しいんですよ~。
口絵のイラストは最高。
もっと大きいサイズで見たいなぁ。

心も見た目も美しく、献身的なレリスに惚れないはずはないですよね。
バルとレリスは両思いとなるのですが、周囲が2人の恋を妨害します。

特に王の小姓ルカは陰湿に策略をめぐらせ、王からレリスを遠ざけようとしますが・・・。

王への気持ちだけでチカラを得ているレリスにとって、迷ったり苦しんだりバルに疑われることは、力を失うことです。
まんまと周囲の策略に陥ってレリスを苦しめてしまうバルってば、本当にヘタレさん・・・。

死にかけたレリスを救うためバルのとった行動が、闇が広がる原因となりました。
レリスは力を取り戻しましたが、その罪は大きいですね…。

読み終わって、レリスの健気さに涙。
そしてシリーズ他作を再読したくなりました。

2

凄く綺麗な表紙

表紙の色合いと描画の美しさ、まるで「アフロディーテの誕生」のような美妖精。

絵に惹かれて選んだら
・・・2010作の古い作品で、シリーズ終りの本だったみたい。また終りから読んでしまった。
著者は、最近TLが多く、BLは書いていない。
守護妖精が、王の後継者を選ぶ国。物語は、王と妖精のペアで夫々展開。

ネオアルカディア~水面の紅炎~ 2009/07/31
フレア エシル

ネオアルカディア~空を舞う風~ 2009/10/31
ウィン フロス

ネオアルカディア~奇跡の涙~  2010/01/29 ←これを選んでしまった!
バル レリス

ネオアルカディア~闇に咲く虹~:コミック
2010/06/24 

BLで古い作品だと耽美的アンハッピーな結末が多いので、避けているのですが、
このシリーズは、健気受け。ハピエン。
他シリーズ作も不幸な終わり方ではないらしいから、シリーズ終りまで遡って読んでみようと思います。

自分で面白そうだと思って選んだ本だから、萌2.

0

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