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表題作

その他キャラ
崎山蓉司[春野風]/ 城沼哲雄[鳩マン軍曹]/ 三田睦[空乃太陽]/ 翁長善弥[緑川光]/ 姫谷浩平[秋月秀行]/ 翁長邦仁[巌蝉秋]/ 上谷武彦[浅野要二]/ 青島[徳本英一郎]

あらすじ

日常に紛れこむ「非日常」。
誰も気付かない。ただ、自分だけが……。


――その日、崎山蓉司は久々の登校に緊張していた。
体調の理由から新学期のほとんどを休み、一人、慣れない光景の中へと復帰することになったのだ。


だが、その日を境に、少しずつ周囲に変化が起き始める。


それまで関わりなどなかったはずが、突然蓉司へと近付いてくる同級生、城沼哲雄。
理由を質しても答えは得られず、真意を一切読み取らせない相手に蓉司は恐怖を抱く。
また、変わり者で有名な翁長善弥も、蓉司に接触を試みる。
蓉司を捕えた善弥は、その耳元で囁く。
全て……お前のせいなのだと。


体を苛む奇妙な苦痛、生々しい悪夢。
果たしてそれらは本当に幻なのか。
哲雄と善弥の目的とは一体なんなのか。


東京都、菅見区。
都市郊外にある私立駒波学園を舞台に、物語は始まる――。

プラットフォーム Windows
18禁

作品情報

作品名
sweet pool(初回生産版)
媒体
ゲーム
作品演出・監督
総合演出:千代子黎人
音楽
ZIZZ STUDIO
脚本
淵井鏑
原画・イラスト
オニツカセージ
オリジナル媒体
オリジナル
メーカー
Nitro+ CHiRAL
シリーズ
sweet pool
発売日
JANコード
4529790062006
4.6

(52)

(40)

萌々

(7)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
238
評価数
52
平均
4.6 / 5
神率
76.9%

レビュー投稿数11

これは純愛

体調不良で学校を休んでいた崎山蓉司は
久しぶりに登校すると
いままで関わりのなかった人物たちが自分へ接触してくる
理由もわからないまま“日常”は
少しずつ“非日常”へと変わってゆく
体を苛む奇妙な苦痛と生々しい悪夢の狭間で見え隠れするものとは?
---------------------------
崎山蓉司 cv:春野風
城沼哲雄 cv:鳩マン軍曹
三田睦 cv:空乃太陽
翁長善弥 cv:緑川光
姫谷浩平 cv:秋月秀行
翁長邦仁 cv:巌蝉秋
---------------------------
細かい設定やしがらみを抜きにすれば根本的に彼等の抱えているものは
孤独でした。

自分が人とは違う異質な存在だと思ったり
出来そこないだと思ったり
欲しいものだけが手に入らなかったり
支えになりたいと必死に尽くしたり

みんな一人じゃ寂しいんだ。傍にいて欲しくて、傍にいたくて・・・もがく。

相手を想う感情の名前は、恋なのか、愛なのか、本能なのか
そんなことは途中からわからなくっていいんだと思います。
一人じゃなくって良かった。二人きりのほうが断然いいんだ。

エンディングを迎えられるキャラは数人いるが
哲雄ルートでしか物語の全容は見えてこない。
これはまさに哲雄と蓉司のためだけの物語なのではないだろうか。

もう一度名前を呼んで欲しいと願う彼ら。
互いの名前を呼ぶだけのセリフに涙がとまりませんでした。

自分の名前をそんな風に呼んでくれる相手は、あなたの傍にはいますか?

ハッピーエンドって何なんでしょう。

深く考えてしまう。

題名のsweet poolとは羊水のこと。
人が生まれでる前の羊水というぬくもり
これは、はじまりなのかおわりなのか・・・

とても抽象的な説明しかないシナリオ。
文字だけではつかめない奥の心理を自分なりに楽しめる人向き。
プレイヤーを選ぶゲームですがハマればずぶずぶです。

10

一週間は余韻に引きずられたまま…

とにかく泣いた。
いままでのBLゲームでは考えられないほどの涙を流し、深く考えられさせられた作品でした。
ニトキラさんの作品は世界観が独特ですぐに引きずり込まれてしまうんですが、sweetpoolの世界観にはゲームコンプリート後、一週間ほどぼうっと余韻に浸る…というか引きずられたまま何も手に付かない状態が続きました。
必ずしも幸せ…とは言えないENDばかりでした。でも、どれもとらえ方によっては究極の愛であり、悲劇であり、ただの幻想でもある……
そんなENDの終わり方、特に最後に見ることのできるENDには、終わったあと夜中にも関わらず大声で泣いてしまいました。
ファンタジーなのに現実的で、遠くの世界のことのようで非常に身近に起きていそうでもある。そんな世界観にどっぷりと嵌まってしまいました。

グロい作品だといわれていますが、絵にそんなにはグロさは感じませんでした。グロイとすれば音のほうかな?内臓系がダメな方にはあまりおススメできないです。
とはいえ、音楽も素敵で、すでに王道BLに慣れてしまった方にはぜひすすめたい素晴らしいゲームだと思います(´・ω・`)ノ

7

ハッピーエンドとは

全体的に、ハッピーエンド・・とは程遠いようなエンドを迎えてしまうこの作品ではありますが、作品自体のクオリティは凄く高いな~と感じました。
思わず夢中でクリアしたのを覚えております。
もちろん、絵柄的なもの・音質的なもの。すべて。
ある意味、これが一つのハッピーエンドなのかなと思ってみたりもしています。
思い出すと、ドラマCDとか発売されたものも欲しくなってしまうwうずうず
カップリングが少なかったのと、恋愛要素が少なかったのはちょっと残念ですが。
もうひとつ言えば、グロも、強姦もきらいじゃない。
けれども、私の萌ポイントのひとつとしては、やはり受は感じていてなんぼなわけで、どんなに狂気めいたことでも感じていないと萌えないわけなのです。
設定はよかったんですが、ヨージがまったく感じていなかったので萌が激減したようなきがしました。
昔はさ、つっこんで、つっこまれてれば何でも良かったって時代もあったんですけどね~~。
こ、これが大人になるってことかしら!!?←違う

オスとかメスとか。
攻略ルートを使っての攻略だったので、ちゃっかり城沼を最後にまわしたんですが、これはこれでよかった。何せ、順番が、徐々に真相がわかるような感じでプレイできたので^^
フフww
しかしさ~しかしだよ。
なんかみんな幸せになってほしいね。
うん。
コンプリート後に出るイラストが明るかったのが一番の救いなのかもしらない(笑

プレイに関しての諸注意。
かなりグロテスクな表現が含まれます。
血みどろです。
翁長くんの死亡エンドのところ。
駆けつけた姫谷に「俺、メスじゃないのに子供生んじゃったみたい」と、自分のはらわたを抱き、「あげるよ俺の子供」と姫谷に渡すシーンがあります。
個人的には切なくてボロ泣きだったんですが、苦手な人は苦手かも。
スキップしようが何をしようが、9割はグロが付きまとうのでだめな人はだめなんだろうな~。
ご注意ください。

5

きっと、ずっと忘れられない作品

フルコンプして、やったー!という気持ちよりも、「あぁ終わっちゃったのか…」という
気持ちの方が大きかったです。どのエンディングを見た後も、放心状態というか、気持ちは引きずられたままというか、どうしてもその後はどうなったのかとか、考え方によっては
こういう意味合いもあるんじゃないかとか、悶々といろいろ考えてしまいました。
そういう作品です。

わかりやすいハッピーエンディングは1つもないですが、だからこそこの作品が生きるのだと勝手に思っています。とは言っても、やはり幸せな明るいみんなも見たい!という気持ちもありまして、コンプ後、即ドラマCDを購入しました(笑)

設定も独特ですし、女性向けとしてはグロ描写もわりと容赦なくあり、万人受けする作品ではないと言われていますが、確かに人は選ぶと思われます。
グロ描写は人によって感じ方はそれぞれだと思いますが、わたしはプレイしていくと自然と慣れてきました。スチルありの描写もありますが、絵も美しいですし、「よっしゃ、くるぞ!」と覚悟して見れば意外と大丈夫でした。

哲雄と蓉司が、ゆっくりゆっくりとお互いの距離を縮めていき、心通わせ、『ずっと一緒にいよう』と約束する。よかったー!と喜べる結末はありませんが、ラーメンのシーンや屋上のシーンなど、2人の数少ない言葉を交わす場面が微笑ましかったです。
それがまた切ないのですが…!もっと2人の幸せな姿を見たいという欲が出てきます。
好きとか愛とかは置いておいて、2人のこれからをもっと見ていたい!
でもそんな簡単にはいかなくて…切ないです。

そして最後の最後で見れるエンディングがこれまた憎いのですよ…!
小さな光が見えたような、でも…。人によってとらえ方が違うであろう終わり方でしたが、でも、きっとこれ以上の終わり方はなかったのではと思います。
やっぱり他のBLゲームと一味違うよなと改めて感じたエンディングでした。

音楽もよかったです。キャストの方々も申し分なし。哲雄のいい声にやられました。
プレイし終えて、いろいろ考えて、最終的に思ったのがこの作品に出会えてよかったなぁということでした。きっと、ずっと忘れられない作品で、時々また「こういうとらえ方もあったのかな」とか考えてしまうのだと思います。静かに泣ける作品でした。
一言では説明しきれないゲームですが、コミック化やノベル化もしておりますし、好きな方はかなりハマれる作品だと思います。

3

病んでる感がたまらない。

やり終えたあとの余韻がいつまでも残りました。つねにスイプーの哲雄と蓉司で妄想してます。

善弥のナタデココのシーン。
「ぷるぷるがとれなーい」と言いながら、缶に舌を突っ込んでます。
飲み口で舌が切れて血だらけです。心の臓が冷えました。
が、善弥はそんなところが魅力的です。

哲雄と蓉司、どちらも口数は少ないですが見えない何かで繋がってるなと思います。

蓉司は儚げでエロいし、哲雄はむっつりな所がかっこいい。

スイプーのキャッチコピー
『─永遠に続くものって、あると思うか。』
残念ながら……ないですよね。
でも、哲雄と蓉司の関係は永遠であって欲しい。

『恋ではなく、愛でもなく。もっとずっと、深く重い─』
恋でもあって、愛でもあって、それ以上の何かがある。本当に奥深い。

※ここからは妄想※
純成と仲良く3人家族という設定で。
最初は良いかも知れないけど、純成は我が強そうだから、そのうち哲雄を誘惑しちゃいそうだし。
蓉司が嫉妬で狂うのも面白そう。
哲雄が「純成はまだ子供だ」なんて言ったら、蓉司泣いちゃうかもね。
泣いてる蓉司を宥める哲雄も見たい。
純成は蓉司を苛めるのが好きで、泣いてる蓉司を見ては陰でニタ~って笑ってそう。

3

この作品が収納されている本棚

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