かわいい――愛しい――欲しい――。 高遠琉加2ヶ月連続刊行第2弾!

好きで好きで好きで(新装版)

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好きで好きで好きで(新装版)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×212
  • 萌19
  • 中立12
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
27
得点
297
評価数
86
平均
3.7 / 5
神率
41.9%
著者
高遠琉加 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784044550066

あらすじ

フラワーショップで勤める三浦は、高校時代に片思いをしていた同級生の堂島と再会する。しかし堂島には恋人がいると分かり、友人に戻ろうとする三浦だったが、ある出来事から、身体だけ重ねてしまい…。
(出版社より)

表題作好きで好きで好きで(新装版)

堂島慎一,会社員,23歳
三浦郁彦,花屋店員,23歳

その他の収録作品

  • ラブソングみたいに
  • 君がしあわせになる前に
  • あとがき

レビュー投稿数27

片想いの苦しさ、切なさ、そして人を好きになる嬉しさ

「好きで好きで好きで」の題名通り、主人公・三浦の片想いがテーマです。
高校時代の同級生であり片思いの相手であった堂島に偶然再会した三浦。
しかし、堂島は三浦のバイト先の花屋の娘・由布子の恋人で――

前半は三浦視点で語られます。
高校時代、二人はふとしたきっかけから友人となりますが、三浦は堂島に片想いをしていて、
三浦の告白が堂島に拒絶されたことにより、二人の友情関係は終わってしまった。
そのことから恋に臆病になっていた三浦は、再会後も堂島を避けようとしますが、
堂島は“友人”としてどんどん近付いてきて…
三浦は5年たった今でも堂島を好きで好きで、でも堂島には由布子がいて…
ダメだと思っていても好きだと思う気持ちを止められません。
自然と目で追ってしまったり、体が触れただけで全神経がそこに集中してしまったり。
高遠さんの繊細な描写が、片想いをする三浦の心境を事細かに表しています。
恋ってこんな些細なことでも特別で、好きな相手のどんなコトにでも敏感に反応してしまうもんなんだ、
「好き」ってこんな感情だったんだなー…と、その甘酸っぱさを味わうことができました。
しかしこの片想いが相当つらい。
三浦の好きになってはいけないと思う気持ちと、どうしても堂島に惹かれてしまう葛藤が
どんどん自分を苦しめていってしまってます。
三浦の二度目の告白は、かなり胸にきます。
それに追い打ちをかけるような、堂島の無自覚の優しさ。
一度だけ、と体を重ねた後の三浦の後悔も、辛すぎて辛すぎて、見るのもキツかったです。

後半は堂島視点。
三浦語りでは完璧な男のように描かれていますが、
実は堂島はずるくて無神経な男だと思いました。
由布子を選んだ理由も、わからなくもないけれど、堂島はきっと恋をしたことがないんですよね
綺麗事だけじゃ恋はできない、もう衝動みたいなもんだと思います。
堂島と由布子は結局お互いが「王子様」「お姫様」な関係であって
その胸の内には三浦やアキのような情熱はなかったんですよね。
三浦を失った堂島は、初めて恋を知ります。
そして初めての恋に、堂島はとてもカッコ悪い男になってるわけで…
それを笑顔で見守る三浦が健気で可愛かったですね。
こんな堂島のカッコ悪いところを見られるのも、三浦の特権ですもんね。

書き下ろしは由布子の結婚式に参列する二人。
由布子の結婚式ですが、この二人の結婚式みたいなもんでした。
そして二度の拒絶がトラウマになっている三浦も切なかったです。
堂島は、何が何でも三浦を幸せにしてほしいですね。
でも堂島を幸せにできるのも三浦しかいないでしょう。
堂島もすでに、三浦を「好きで好きで好きで」たまらなくなっているようですしね。

最初は本当にツラい片想いの心情がこれでもか!と語られます。
しかし、人を好きになるのってここまで純粋で綺麗な感情なんだと思わされました。
誰かを好きになりたいと思う、そんな一冊でした。

6

大雨洪水警報発令、ゲリラ豪雨状態になってしまった。

もうダメです、涙腺決壊しました~!!
前半の受け視点、後半の攻め視点、どちらも自分の中に入り込み過ぎて、どうしてこんなに浸透力が高いのか。
主人公達と自分が同化してしまう高遠マジックは素晴らしいです!!

人を好きになる気持ちは、ある些細なふとしたきっかけ。
側にいられるだけでいいと思うものの、触れたい、触りたい、抱きしめたい、そんな欲情も感じるようになってしまったら、それはもう止めることをやめられない。
最初はそれを三浦が、そして次に堂島が、時間は違うけどそれぞれに感じて、初めてそれが交わる時、二人の気持ちは通じるわけで。
その片思いの最中の心情が切なくて、切なくて、、
男だから、女だからという性差は、好きになる気持ちにはないわけで。
だから、このお話にのめり込んで感情移入できるのでしょう。

三浦の堂島に二回目の失恋をするシーン、三浦の自らの恋心を傷つけて別れるその心情が悲しくて、堂島にやり場のない憤慨を覚えるも、次、堂島の視点で描かれることによって、堂島の気持ちが理解できる。
一粒で二度おいしい味わい。
堂島は、人を守りたい気持ちと愛する気持ちを同じに考えていて、その違いに気が付いていなかった、とてもある意味傲慢で我儘な性格だったといえるでしょう。
三浦の捨て身の行動で、初めてその執着が恋なんだと気が付かされた堂島は、もう骨抜きなんだと思います。
まるで甘えることを初めて覚えた犬や幼児のように(?)

『君がしあわせになる前に』では堂島の元カノの結婚式シーンがありますが、これはひょっとしたら堂島と三浦の誓いの場面でもあるような気がします。

攻め視点、受け視点、共に泣けてしまったのは初めての体験だと思います。
まだピュアなハートを持っていた自分に少し安心、、

5

再読しても切ない

受けの片思い物をお探しの方には、特にオススメしたい切ない話です。
書き下ろしと全サ企画の為に、新書版も持っていたのですが購入してみました。
何十回目かの再読なのに、切なさにいまでも浸れます。
高校生時代に好きだった人に振られて、23歳のいまになってアルバイト先の娘さんの恋人としての再会。
よりによって、なぜ?という位、三浦に切ない状況が整っていてそれだけで泣けます。
眠っている堂島の頬に触るのでさえも悪いと思って遠慮してしまう三浦の健気な性格が、切なさをより加速させるのかも。
堂島が普通に性格がいい人なだけに、誰が悪い訳でもなく、ただ思いが相互にならないだけ。人の気持ちだけは、どうしようもなくて。
このもどかしさを悲劇のヒロインになりすぎず、淡々と切なく書かれているのに、胸をうたれました。

『君がしあわせになる前に』
建設会社勤務・堂島慎一(23)硬派攻め×花屋アルバイト・三浦郁彦(23)健気受け
2人が恋人になってからのその後のエピソードです。
恋人になっても、三浦の不安は去らなくて。
まだ好きな人が自分の傍にいる幸せに慣れていない三浦の不器用さが切なかったです。
意外にオチが呆気なくて驚いたのですが、逆にその深刻になりすぎない所がよかったです。
そこで、その発言を出来るようになった三浦に強さと成長を感じました。
堂島のヘタレ部分が暴露された感じで可愛かったし、いいエピソードだったと思います。
最後に、糖分補給が出来てよかったです♪

エロ:★3 切ない誘い受けや、普通
総合:★5 切なさ有、糖分補給有で、前よりバランスがよくなった気がします。

5

実は雑誌のショートストーリーが一番萌えました。

今回の新装版に収録されるかと思っていたら
それは全サ収録だそうで、嬉しいような嬉しくないような(どっち?)
どちらにせよ書下ろし目的で全サは申し込むつもりなので
どちらでも同じことだったかな…。

単に読んだ順番のせいかもしれないのですが
(なんだかファーストインパクトにやられる性質もちな私)
最初に掲載されたショートストーリーはハンパなく衝撃度がありました。
めっさ萌えた!せつなかった!
なんかわからないけど当時心をつかまれました。
(未読の方は是非小冊子申し込んでみて欲しいです)

高校時代の切ない片思いから幾星霜のはての再会劇
しかもまたしても壮絶絶賛片思いの幕開けで
何回読んでもいい具合に胸をキュ~っと絞られます。
旧版では(先を知らずに読んだので)本編ラストで号泣
続編でちゃっかり救われました。

ちゃんとわかって読んでいても
本編ラストは泣きそうになりますね…。

本文ちょこちょこ手直しがあるようですし、
旧は旧で佐々さんの美しい挿絵が大好きなので、
読み比べを楽しみつつ、二冊一緒に本棚に納めることにします。

書き下ろしの幸せな二人が見れて嬉しいです…。
全サ書き下ろし、ナルナル教授との2本立てが叶うといいな~!

4

これでもかこれでもかというほどの片思いのお話し

 あとがきで高遠さんも書いているように、これでもかこれでもかというほどの片思いのお話し。息が苦しくなるほどの。

 高校の同級生だった堂島のことを好きになった三浦。ずっとずっと好きで。一回振られても好きで。振られても5年の間好きで、偶然再会した堂島に気持ちを隠せずにボロボロ泣く三浦が切なかった。しかも3回も。
「俺だってこんなつらいのもう嫌だ」と三浦が堂島に気持ちを吐露するところも切なかった。
 そうなんだよ。報われないと分かっていても止められない。コントロールできない。生まれることと、死ぬことと、恋することは思い通りにいかないんだよ。
 そんなまっすぐな思いを自分に向け続ける三浦を気にしだす堂島。おう。よかった。堂島がいいやつで。
 
 好きになってもらえて、自分のその相手に思いを返せることってすごく幸せなことだ。この作品を読んで、人が人を好きにあることの尊さについて、あらためて気づかされた。恋って、怖いけれど、やっぱりいい。

4

ガッツリとした片思いものでした

片思いものを読みたいなあと思いながら高遠先生のこの小説に辿りづきました。
タイトルからいかにも片思いものな感じです。
クラスメイトである堂島(攻め)の弓道をやっている姿に惹かれ、いつの間にか彼に目を追うようになった三浦(受け)。
一人暮らしの堂島が病気になったところを熱心に看病してあげたのをきっかけに、二人の距離が自然に縮まってきたと同時に、堂島への思いは重ねてくる。
卒業を目の前にして、もう会うことはできないかもしれないと焦った三浦はついに堂島に告白してしまう。
甘酸っぱい告白だろうなと想像したがかなりの迫力だった。
重くなる思いに押しつぶされて爆発したように堂島に自分の思いを打ち明けて、一度でもいいから抱いてくれとまで迫った。
ノンケの堂島はびっくりしてハッキリと拒絶したわけです。
よく「玉砕の思いで」と聞くが、これは本当の玉砕だった。
その後三浦は堂島を避け続け、二人は気まずいまま別れてしまった。
それから五年、そんな過去があった二人は偶然に再会した。
そして最悪のシチュエーションだった。
ずっと仕事を転々としてフリーターの三浦がやっと馴染んだ花屋に、かつての片思い相手堂島がやってきた。あれから違う人生を歩んできた堂島はすっかりいい男になり、そして三浦の尊敬している先輩である花屋の看板娘彼氏になったのだ。
堂島と彼女の姿を見るだけでも苦しかった。でもせっかく好きになった仕事場を簡単に離れない。堂島が何もなかったように普通に接してくれるのが嬉しい半面、自分の思いは彼にとってただの過去だっだのかとがっかりすることもある――皮肉なことに自分は五年経っても好きな気持ちは変わってないのに。
三浦の心理描写は本当に教科書みたいな片思いっぷりでした。
切なくて切なくて、それでも好きで好きで止まらない。
「消えてなくなりたい」
堂島を好きな気持ちが抑えずに店をやめて三浦だが、追いかけてくる堂島に二回目の告白をする。
このシーンがとても繊細に描写されていて、マックスと言ってもいいほど何度も読み返した。
片思いの醍醐味である告白シーン、この話の中には2回もあった。
一回目は高校生の時、二回目は再会のあと。
2回ともとても苦い思いだった。
高校生の時はきっぱりと断られて玉砕だったが、泣きながら二回目の告白をすると、「これでけじめがつくなら一回だけやってもいい」となんと堂島から言われた。
好きな人からの誘いを断られずセックスはしたが、これでは恋が本当に終わってしまたと思う三浦の気持ちは切ないそのものですよ。
堂島、ひどいな…
そんな堂島でイライラしていたら、後半の攻め目線がサービスしてくれました。
こんな長い攻め目線初めて見ました!
この番外編長っ!と思っていたらちゃんとした本編だった(笑)
攻めの目線から話が進むのがすきです。
段々三浦に惹かれて、この気持ちに悩んで、矛盾して、それでも最後は思いっきて三浦を追いかけていく堂島を見ていると満足するなあ~
終わってみればいい片思い話でした。
彼女の恋事情もなかなか面白いし、やはりこの頃のblのなかの女性ってみんないい人で都合がいいなあとツッコミだくなるほど。
三浦が辛かったから堂島をひどいと思ったりもするけど、じっくり読むとそれなりの理由があるし結局合理的なキャラ作りだと思いました。
ただ受けの不憫さを引き立てるためのひどい男ではなく、ちゃんと筋が通ってるところがすごくいいと思います。
あらすじが話を三分の二を説明していたほどのシンプルな話なんですが、こんなシンプルな話こそ作者の描写力が試されるのです。シンプルな話をくどくなく時間かけて展開させる高遠先生はさすがです。
片思いものが好きな人には満足できる一冊でした。
ちなみに、受けがあまりにも切ないと耐えられなくなりそうだったら、126ページから読むのをおすすめします(笑)

4

大好きだった作品の新装版キター

こういうお話を読むと、個性的なキャラや、ドラマティックなストーリー展開などが無くてもいいんだよなァと思わされます。
繊細な文章と繊細な心理描写だけで、これだけ「読ませる」ことができるのだ。
それを証明してくれる高遠琉加さんは、やっぱすごい。大好きです。

簡単にいうと「高校時代にフラれた相手と五年ぶりに再会する。切ない、苦しい、でもまだ好き…」みたいなお話です。簡単すぎる説明だけど、プロットそのものは本当に単純なんですよ。
旧版、かなり読み返したんだけど、ほんのちょっと書き下ろしのために買っちゃった!
はい、満足しました。
泣けなかったけど、それは仕方ない。旧版は初読時に大号泣した挙げ句、再読でも泣いてたし…、さすがにもう泣けねえw
でもまた泣きたいので、数年寝かせてから読もうと思いますw

高遠琉加さんの作品は、「小説であること、文字であること」にものすごく意味を感じるから好きなのです。
文章の組み立て方が上手いのだ。言葉の選び方が上手いのだ。いや、上手いというか、本能レベルで私の感性にダイレクトに「響く」文体なのだ。
逆ににいうと、合わない方にとったら、プロットそのものは地味なので、「そこまで絶賛するほどのモンじゃないだろ」と思われちゃうかもしれないなァとも思います。

3

好きだ好きだ好きだ

このお話も、三浦も、堂島も、高遠琉加さんも~!
もう何度涙したことか...
電車で読むのはオススメしません!
悲し涙とうれし涙がとめどなく溢れてくる...
あとがきで“半分読んだところで投げないで下さい”って書いてあり
ましたが、無理です、そんなことできません!!
「ラブソングみたいに」を読んで三浦の想いが報われるのを見届けるまで
死ぬに死ねない!ってぐらい引き込まれました。

それに、読むまでは六芦かえでさんのイラストが苦手だったのに、
読み始めてすぐの1枚目のイラストの時点で、すっかり六芦さんの繊細な
イラストにグッと切なさをかきたてられました。
先に見てしまうと話の流れがわかる重要なシーンばかりのイラストで、
三浦の笑顔のシーンが1枚もないことで、ひたすら片思いの切なさを
追って行き、最後の最後までその想いが報われないのも予想できました。
それでも、1ページ目からどんどん話に引きずられていきました。

まずは、高校時代のエピソードから始まります。
堂島に恋におちるきっかけ、会う度につのっていく恋心、全否定で
断られた告白。
そして、5年の月日を経て再会した今も堂島への想いは変わらず、
交際相手の由布子に嫉妬する気持ちと、そんな醜い自分に嫌気がさして
落ち込み葛藤する毎日。
一緒に舞台を見に行って、寄りかかって寝てる堂島の頬に触れてみたり、
去って行く背中を見つめていたり、堂島に見つからないようにしていた
行動の全てを気付いていたんです、堂島は...
「ラブソングみたいに」を読んで、2つの話と2人の想いがリンクする
たびに感極まって涙が出てきました。
本人さえ気付かぬうちに涙を流していた三浦を抱きしめながら、
とうとう三浦の想いに気付いてしまう。
もう、このシーンがこの上なく切なくてキュンキュンするんです!!
三浦がかわいくてかわいくて...

区切りをつけるため体を重ねた時も、堂島は三浦のことをかわいいと
思ってたんだよ!気持ち悪いなんて思ってないし、決して同情なんか
でもなかったんだよ!!って言って三浦を慰めたくなる。
ケガした堂島にこっそり見舞いを持って行く三浦。
それが高校の時にくれたものと同じだと気付いて追いかけるシーンから
やっと2人の想いが通じ、本当の意味で体を重ねることができた2人に
感情移入しすぎて涙腺崩壊。

そして、意外にも堂島は独占欲強くて、甘えたで、寂しがりや。
それまで堂島のことは傲慢で、三浦をいじめるドSで、女と2股
かけてるイヤなヤツって印象を拭い去ることが出来なかったのですが、
心から想える相手を手に入れたことで、ヒーローでもない本当の自分を
さらけ出して、すっかりかわいいヤツになってくれました。
ラスト2行の三浦へのプロポーズともとれるセリフが、これからの2人を
物語っている気がして、じわ~んとまた涙がにじんできました。
自分もお前のこと幸せにするから、お前も俺を幸せにしてくれって、
最高のセリフですよね~★

「君がしあわせになる前に」
優柔不断で三浦にデレデレで、すっかりヘタレ君になってしまった堂島。
立場は逆転し、2度の失恋で傷ついたせいで強くなった三浦が
これから堂島を支え、また強くしていくんだろうなぁ~
最後、誓いの言葉の合間の2人の会話は、結婚式を挙げられない彼らの
2人だけの結婚式みたいな感じがしてキュ~ンとなりました。
あぁ、本当にいいお話だったなぁ~www

3

「好き」が溢れる

受の片想いものが見たくて、皆さんのレビューも見て購入しました。
受の片想いは大好物です!!そして、健気な受も大好き!!!

高校時代同級生だった攻・堂島と受・三浦。どうにか堂島と一緒にいるうちにどんどん惹かれ好きになる三浦。好きで好きで好きで我慢できなくて、ある日告白します。しかしながら、『そういう風にお前を見ることはできない』とこっぴどく振られ、堂島を卒業するまで避け続け…

それから、数年後。フラワーショップで働き始めたとき堂島と再会します。
三浦が戸惑っているのに対し、あの告白はなかったかのように接してくる堂島。三浦も忘れようとしますが、あの日の熱が蘇ってきます。

フラワーショップの娘さんの恋人と知り、なんともないように普通にふるまい、自分の気持ちは押し殺して接する三浦を見ていて非常に切なくなりました。2度目の告白時に三浦が言った、

『消えてなくなりたい…』

と言うセリフに、感情が一気に高ぶり涙腺崩壊してしまいました。
そこまで高遠先生の文章の持って行き方素晴しかった!!

最後の最後までキュンキュンでした。ちゃんとハッピーエンドで良かった。
「好き」だという想いが溢れている1冊です。凄く好きすぎましたw

2

人を好きになることに理由はない

高校の同級生堂島に片思いをしてしまった三浦。
気付いたら堂島の背中を目で追ってしまうくらい好きで好きで仕方ない、そんな片思い。
卒業前に思い来て告白したものの振られてしまい、そこからは堂島を避け会わないようにしてきました。
それなのに社会人になってからアルバイトで始めた花屋の娘さんが堂島の彼女という悲しい展開。

再会後も普通に普通にと笑顔で接する三浦に対し、堂島は三浦の前で彼女と仲良くしたり三浦に優しく近づいたりと、わざとじゃないにしてもちょと鈍感でひどい。
後半の堂島視点のお話で、堂島の本心が分かったからよかったけど、三浦視点の話だけ読んでしまうと三浦がかわいそうで胸が締め付けられます。

三浦が男の自分が好きだということを申し訳ないと思い、堂島に「好きでごめん」とか「気持ち悪くてごめん」と謝るのが、自分ではどうしようもできないくらい好きなんだなと伝わってきてせつなかったです。

本当にどっぷり片思いで、逆に気持ちいいくらいでした。

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