• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作極上な男のまる秘指南

高田雅貴(実業家)
木村惣太(本家総領息子)

その他の収録作品

  • 極上な男のまる秘指南
  • 極上な勲章
  • あとがき

あらすじ

大学卒業後、実家に戻った惣太は許婚が駆け落ちしたと父から聞かされ、親戚の実業家・雅貴のところで男を磨けと家を追い出される。雅貴に指定された場所に向かった惣太だが、訪れた先は高級ホストクラブだった!! 自身の超天然ボケのせいで、なぜかクラブのイベントである『奴隷市』に参加した惣太は、サングラスをした謎の男に競り落とされ、エッチなことをされてしまうが…!?
(出版社より)

作品情報

作品名
極上な男のまる秘指南
著者
甲山恋子 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861344091
2

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
5
評価数
4
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

野菜好き受

田舎の村で許嫁として育った相手が駆け落ちされしまった惣太[受]。
周りから少し浮いた所がある彼は「良い男」になる様に指導してもらいに、幼馴染みで今は店を複店舗経営している雅貴[攻]の元へ預けられます。
惣太が小学六年の時に雅貴が高校三年とあるので年齢差は5~6歳位かな?
雅貴は高級ホストクラブのオーナーでもありそこで惣太は働く事になるんですが、元々天然の上に彼を気に入らないナンバー1ホスト昴の嫌がらせもあり色々失敗をやらかします。
雅貴は垢抜けて遊びなれた色男、しかし彼は昔から惣太に惚れてるんですね。
彼にとって惣太が自分の元へとやってきたのはもの凄いチャンスで良い男になる為の指導と称してセクハラしまくります。
惣太は天然で空気読めないタイプなんですが、そんなにイラッとしないのは所謂アホの子って訳じゃないんですね、農業が好きで特に野菜に関しては語り出すと止まらないという一つの事にしか目がいかない野菜バカなんですよ。
ホストとしては向いてないけど方向性が違ってるだけでまるきり無能な訳じゃない。
あと黒髪の天パーってのがちょっとポイント高かったです。
普通癖毛とか天パー受は茶色系の色素薄い受が多いんですが彼は黒髪。
黒髪スキーとして黒髪天パーはちょっと新鮮かも。
話自体はライトでサクサク読めました。
当て馬の昴もどっか憎めなくて、彼のスピンオフがあってもいいなーと思っちゃいました。

明神さん挿絵は黒髪天パー具合がなかなか良かったです。はい。

1

馬鹿ではないけど能力以上にプライドが高い受け

受けは甘やかされ、自分にさほど魅力がないことに無自覚で、ちょっと苛立つお坊ちゃまです。

攻めのことを考えての上の空の接客は流石に仕事をナメてるとしか……
それで昴に本当のことを言われて、攻めが自分の肩を持ってくれないからキレたり
キューピッドになってくれようとした女の人に泣きながら怒ったり
結構人間も小っちゃいですw

受けをふる初恋の美少女ことスーパー当て馬女様・鞠香もどうも好きになれなかったなあ。

0

空回りしすぎてて…

甲山先生らしい、トンチキ系なコメディと言いましょうか…
ホストという華やかな舞台で、明るく楽しいお話ではあるんですど、私には少しついていけない系のお話でした。
空回りし過ぎ感が気になったのかも知れません…。

青年実業家の雅貴 × 村の惣領跡取りの惣太の幼馴染み&再会もの&年の差年上攻もの。

大学を卒業した惣太は、村を継ぐため帰郷します。
そして、幼馴染みで、ずっと想い人だった許婚と結婚するはずだったのに…その相手は駆け落ちしていて…失望。

父親の提案で、男を磨いて来いと…実業家として、村一番の出世頭になった、雅貴の元へ修行に出されます

納得いかないながらも、許婚を見返すため、年上の幼馴染み雅貴の元にいく事に…。

雅貴に、相手の気持ちになる事が、極上な男になるためには必要なことなんだと…Hな事をされ…
昼は家事等にいそしみ、夜は、雅貴が経営する高級ホストクラブで働き…雅貴の特別レッスンを受け
る日々が始まります。
天然ボケで、更に未経験な奥手な惣太は、雅貴に流されつつ色々なレッスンをされてしまい…。

どう考えても、おかしな雅貴のレッスンに気がつかない惣太。
おバカで健気な受は大好物なはずなんですけど…
おバカ度の方が上で、しかも空回りばかりしてるから、あまり萌えには繋がりませんでした。
ホストなのに、お客様に自分の大好きな野菜のために起す行動は、トンチキながらも憎めない天然さんで、ある意味大物だなあと思います(笑)

雅貴は、俺様風なんですけど、幼い頃から想っていた惣太には腰がひけていて、惣太に逃げ道を…と言いながら、自分の方が怖くて逃げ腰な、ヘタレ加減に残念な気持ちで一杯でした。

意地悪なホストの先輩にいじめられて、若干の波はあるけれど、それだけで…
お互いに好きあっているのに、逃げてばかりで、向き合いもしない焦ったさは空回りだけで今一つでした。

惣太が雅貴への気持ちに気がつかなかったら、多分進展はなかったんだろうなあと(笑)

私的にら、店長&マネージャーの四谷 × No.1ホストの昴のお話がもっと読みたかったです。
多分、四谷の腹黒い攻タイプの方が美味しそうな匂いがするので(笑)

エロ度は高めなので、イチャイチャ&甘々は楽しめます。
頭を空っぽにしてさらりと読まれたい方にはいいかも知れません。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP