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表題作淡い吐息のそのさきに

成田悟志,大学3年生
梶谷里玖,大学1年生

その他の収録作品

  • 甘い吐息とそのむこう

あらすじ

かわいい系の里玖はバイト先で出会った「こうなりたかった」理想どおりな悟志になつき、好奇心から心を繋ぐが…!?
(出版社より)

作品情報

作品名
淡い吐息のそのさきに
著者
坂井朱生 
イラスト
亀井高秀 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344819467
3

(6)

(1)

萌々

(0)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
16
評価数
6
平均
3 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数3

コアラ男というカテゴリーも存在するのだろうか?

甘えん坊で欲しがりで素直で、何か女子じゃない?って思えるような受けちゃんでした。
コアラ男子とでもいいましょうか、攻め様はイケメンだけど口下手な無愛想者です。
イラストも少女漫画そのままにぴったりなんですが、夢見る夢子ちゃんみたいな?
好きか嫌いかと言われれば好きな部類ではないですが、話としてはアリ?
ああー!何でこう疑問形の言葉しか出てこないんだ!?
でも甘い話が好きな人には好き、かな~?←やっぱり疑問形。

ごくごく普通のでも一応何でも与えられて育った里玖は大学進学と同時に独り暮らしを始めます。
というのも、ずっとあこがれだったブランドの服を買って着る為になんです。
そのブランドはハード目なデザインで、かわいらしい雰囲気の里玖には似合わないと母親が絶対買ってくれなかったからです。
買い物の為にバイトを始めると、そこであこがれのブランドを着こなした悟志と一緒になるのですが、彼はぶっきらぼうでいつも怒られているような態度で彼が怖いと思うのです。
しかし、ロッカーで友人とブランドの服の買い物の話をしているところへ悟志が現れ、買い物に行く前にちょっと付き合えと言われ、それ以来すっかり仲良くなるのでした。

里玖が今どきー!というほどにマザコンではないものの甘ったれ(甘え上手?)な性格で、バイトでもなかなか仕事に慣れなくて正直そのシーンにはイラっとします。
女子から見たらこんな男子はちょっとイラネって感じの男子かもしれません。
で、悟志は不器用なりに一生懸命で遠慮もなく率直な意見をしてくる里玖を本当はかわいいと思っていたんですよ。
って、全くそんな風には思えない態度なんですけどね。
でも怪我した里玖を気遣う言動をしたり、ちょっと話したら結構イイ奴かもしれないっていうんで悟志に対する見方が変わってくる。
悟志は、里玖の憧れのブランドが羨ましいほどに似合う身体をしていると、悟志の家に行った時に身体に触りまくってしまうと、悟志のモノが立ちあがりかけているのを触ってしまって、、そこからなし崩し的にセックスに。
里玖はまた何の抵抗もなくそれを受け入れてしまって、あまつさえ”気持ちいい”とさえ・・・!?
おねだり上手と言うかなんというか、ベタベタするのが好きな子なんですぐエチにもつれこんでしまうヤラシイ子なんですね。
読者としてはオイシイキャラかもしれませんが、何だか感覚が女子みたいで・・・
ここで悟志に誤解が生じるんですよ。
ブランドが好きな里玖だから本当は悟志が好きなんじゃなくてブランドを着ている悟志が好きだって、それは「マネキンだからすきなんだろ?」という発言で大ゲンカになってしまうのですが。
でもやっちゃったから責任をとって飽きる迄つきあってやろうって・・・
本当に不器用っていうか、始まりと終わりしかなくて中間をすっ飛ばした人間。

終盤で悟志がどうしてブランドのものを持っていて着ているかっていう謎が解き明かされて円団をむかえるのですが。
悟志の兄がまたイイキャラでひっかきまわしてくれてまして、それがスパイスで話を面白くしてくれてました。
とにかく甘えん坊でエロい里玖!この一言に尽きます♪

2

なんたって、「マネキンに手足が生えた」朴念仁ですから・・

結構、軽めのタッチのお話です。ちゃんと切ない部分もあって、私としては、まぁ満足感を得た?内容でした。
でも、どこにでも・・ありそうな話といえば・・って感じもしますが・・

とにかく攻めの悟志が「朴念仁」の一言でしょうか!!ヘタレじゃないんです!「朴念仁」ですね~

里玖は元気な人懐っこいキャラですね・・飛島に言わせると「捨てられた犬か猫」だという事ですが・・
最後にはコアラにもなってましたね~♪
どうやら悟志視点では、猫かコアラらしいですよ~・・どんなけ、のろけてるんだよ~って感じなんですが・・
「マネキンに手足が生えた」悟志の考えはわかりませんね~・・
好きなら好きでいいじゃないか~・・!って思いましたね~・・
といっても過去のいろいろがある悟志にとってはそういう訳には行かなかったんでしょうが・・でもいろいろってほどじゃないだろう?的にも思えるし・・何にせよ、人生や恋愛に諦めが入ってる所がだめですね!!

ってダメだししてますが・・この感想みたら面白くないだろう?って思われちゃうかも・・・なんて考えながら・・
軽めの本なので、とっても読みやすかったです・・
って最近の坂井さんの本は結構軽めの本が多くなった気がしますね~・・前はもうちょっと重いのも書いてたと思うのですが・・たまには重いのも読んでみたいなぁって思いました・・

1

ライトすぎてだ…だめだ…orz

年がら年じゅうユニクロ着ているような人(例えばワタクシ)には高尚すぎるお題!
出ました!

ク ー ル な フ ァ ッ シ ョ ンが似合う大学生。アハ。

クールなかっけぇー服着ているお兄さんに一目ぼれ♪
まぁなんていうんですかね、ちょっとしたBL小説公募とかで
ありがちーな感じの空気が充満してます、ライトです。

…エッチシーンが意外と踏み込んでますがw
いやもう人間性も内面性もくそくらえってなもんですね。

攻めは有名大学の優等生で、兄貴がデザイナー、受けは小動物系のドジっ子
なーんか少女コミックにありがちな設定じゃね?

受けちゃんが蕾をぺろぺろされてうずいてしまうシーンだけが意外でした。

以上。

2

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