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表題作三千世界の鴉を殺し 1

ルシファード・オスカーシュタイン 大尉 27歳
サラディン・アラムート 軍病院外科主任 227歳

あらすじ

※非BL作品
辺境のカーマイン基地に新任の大尉がやって来た。ルシファード・オスカーシュタイン―。軍情報部の大物将校を父に持ち、最高勲章三つを胸に飾るこの男は、だが、すこぶるつきのトラブルメーカーだった。誰もが息を呑む凄絶な美貌、そして男も女も惹きつけてやまない奔放闊達な性格。その彼が絶滅した蓮莱人の生き残りである“ドクター・サイコ”サラディンと出会い、運命の物語は始まった!!辺境の惑星を舞台に、遠い未来の伝説が開幕!!

作品情報

作品名
三千世界の鴉を殺し 1
著者
津守時生 
イラスト
藍川さとる 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
Wings文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784403540165
4.6

(5)

(3)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
23
評価数
5
平均
4.6 / 5
神率
60%

レビュー投稿数4

私は好みの作品です。

読み手を選ぶ作品だと思います。
従来の津守作品に比べれば随分と軽めな感じにはなっていますが、それでもSFに馴染みが無い方には難しいかもです。
シリーズ最初の方は面白おかしくゲラゲラ笑いながら読めますが、巻数を重ねていくにつれ小難しい内容になっていきます。
ゲラゲラ笑っているうちに作品にハマれれば読み続けることができますが、ちらちらと出てくる専門用語にイラつくようなら難しいかもです。

宇宙軍・超能力・異種族などが出てくるかなり本格的なSFなのですが、上手い具合にその中にBL要素&お笑い要素が盛り込んであります。
作者さんがあとがきで書かれていますがボーイズラブというよりはガイズ・ラブになると思います。
友情や恋を越えたところにある大人の男同士の惹かれあう想いがテーマでしょうか?
こう書くと精神的なものだけ?と思われがちですが、そんなこともないんですよね~。
ノンケな攻めを堕とそうと受けがありとあらゆる手を使って頑張ってます!
何とかチューさせるまでは成功させるのですが、そこから先がなかなか~(笑)

笑いどころは未来の世界にも腐女子がいてBL雑誌がはびこっている(爆笑!)
攻めの辛らつで外さない的を得た発言で、これかなり笑わせてくれます*^_^*

巻数がでておりますので登場人物も多種多様で華やかです。
ショタ、オヤジ、ガチムチ、超絶美形、人外、クール系、可愛い系、ヘタレに、ファッションでも軍服、白衣、眼鏡などなど。

私はSF系は苦手ではありませんし、焦らしプレイにも強いので楽しめました。
BL作品として評価するのは難しいですし、本格的SFとして評価するのも難しいです。
何と言うか……その……融合作品?
どちらもイケる口の私個人の評価で神です(汗)

4

お気に入り作品になりました!

率直なレビューを書くと、まず爆笑しました。
攻めの性格が型破り過ぎるうえに、受けの性格も一筋縄ではいかない
捻れっぷり。

シリアス有り、コメディ有りのよ見飽きない作品。
何回も読み直してしまいます。
攻め受け両方美形なのも美味しい設定です♪

0

長編の1巻目 とても面白い

SF系長編、非BL。
主人公の愛読書はBLで、発言に卑猥なBL用語が沢山出てくる、ゲイ要素持ち。

このシリーズは未だ連載中、23巻が最新刊。 長く続きすぎて中ダレ。
・・最新刊23巻に「早く決着をつけてほしい」とファンのレビューが入っていた。
タイトルは、落語『三枚起請』のサゲに使われた高杉晋作の都々逸が元、
三千世界の カラスを殺し 主と添い寝が してみたい

主要キャラ(仔細はウイキ)---
 ルシファード:
美貌の銀河連邦宇宙軍の大尉
銀河連邦宇宙軍中央本部情報部部長が父から、蓬莱人のDNAを採取する密命を受ける。
第6課の二重軍籍者(暗号名「救世主(メサイア)」)。愛称「ルシファ」。
6歳から15歳まで賞金稼ぎの母と共に宇宙を放浪 第1巻時点で27歳。
機械のプログラミングに強い。数種類の超能力を持つ。

 サラディン・アラムート:
カーマイン基地軍病院に40年勤める外科主任(階級は大佐)
ルシファードに並々ならぬ興味を抱く蓬莱人。
外観20代の実年齢227歳の連邦絶滅宣言種の生き残り、青緑色の髪と、瞳孔が細い金色の瞳。

 ライラ・キム:監視役
銀河連邦宇宙軍の中尉。
ルシファードの士官学校時代からの友人、副官として庇い続ける。
普段は冷静、好戦的で戦闘能力は高い。
情報部に籍を持つ二重軍籍者、ルシファードの“監視者”で、暴走時の粛正任務を負う。

主要3キャラの概要だけでも、面白い。

0

なんだかんだで

ずっと、シリーズを読んでます。
この前、16巻が出ました。
声を出して笑わずにはいられないお笑いパートも多いですが、本筋はかなりSF方向にシリアスです。
一時、展開が止まっていた事もありましたが、新刊では速度も上がってきて、続きがとても楽しみです。(ドンパチ好きなんすよ。銃撃戦だろうと謀略戦だろうと艦隊戦だろうと)
惜しむらくは、ニコル(脇役)が!!!!!!
めっちゃめっちゃファンなんですけど、なんつーーー鬼展開…………。
ニコルに関しては、もうちょっと読み手に優しい展開を希望したい所であります。

2

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