表題作 秘めた恋情を貴方に

櫻庭矩篤 → 子安武人

柚木崎恒 → 武内健

あて馬
ラウル・ヴィルヘルム・ヴィクセル → 諏訪部順一
その他キャラ
深澤秋保[野島裕史]

あらすじ

外務省に勤める柚木崎恒には、次期家元候補の能楽師・櫻庭矩篤という幼馴染みがいる。滅多に感情を表さない男だが、凛とした姿の内に熱を秘めた男であることを恒だけが知っていた。しかし永遠に続くと思っていた穏やかな友人関係は、恒がエルシア公国皇太子であるラウル殿下の来日中のお世話役に抜擢されたことで、一変してしまい…!?「どうしよう。おれはきっと矩篤が思っているより淫らで欲深かもしれない」焦がれるほどに貴方を求める心と体――能楽師・矩篤×外交官・恒のアダルト・ラブ・ロマンス

作品情報

作品名
秘めた恋情を貴方に
媒体
CD
作品演出・監督
ハマノカズゾウ(R/E)/ 松下一美(D/B)
音楽
古沢壮輝
脚本
堀井明子
原画・イラスト
陸裕千景子
オリジナル媒体
小説
メーカー
ムービック(CD)
収録時間
71 分
枚数
1 枚
発売日
3.1

(8)

(1)

萌々

(2)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
23
評価数
8
平均
3.1 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数2

静かな物語。

わりと静かな物語でした。
幼馴染みの恒と矩篤。
大人になってもその交友は続いていて。
そんな中で恒が海外研修に出たのをきっかけに互いの中で意識が変わり始めて。
矩篤はその間にしっかりと自覚したものの、恒の気持ちがわからないから今のままの関係をもう少し続けていたいと思い。
恒はなんとなく帰国後、矩篤のことを意識してしまう自分に戸惑いを覚えつつもその原因までは至っていなくて。
そんな中でラウルの接遇を任された恒にラウルがちょっかいをかけ始めたことで恒の意識も変化してきて。
なんというか、気付いたら2人とも好き合って結ばれてました的な。
大きな盛り上がりとかはない静かな物語。
ラウルのちょっかいも激しいものではないし。
とりあえず、あっさりとひいて2人のことを見守るようでもあって。
恒役の健ちゃん(武内さん)は落ち着いた声で。
でも、ラウルにちょっかい出されてちょっと戸惑うようなところとかは幼さも感じられるというか。
一方の矩篤役の子安さんは、能楽師ということもあって静かなトーンの声。
声を荒げるような部分もなくて終始静かで、恒を見守ってるような感じ。
当て馬・ラウル役の諏訪部さんはあいかわらず外人役がよく似合う(笑)
そして、今回実は一番好きかもしれなかったのが深澤役の裕史さん(野島さん)。
深澤はラウルの通訳として恒と一緒に接遇に関わる人物なんだけども、出番的にはかなり少なくて。
それほど喋ってもいないわけですよ。
でも、非常に好きです。
作中でも「いい声ですね」とか言われてて、低いトーンの落ち着いたというかクールな感じになるのかな、な声でした。
仕事は仕事と割り切ってる感じがするというか。
感情はあまり見えて来なかったです。
なんですが。
なんか…なんか…声に色気が………。
裕史さん好きなんで欲目と言われればそれまでなんですが、なんか色気が漂ってるように感じられました。
原作の方ではラウル×深澤の続編があるようで。
それもCD化されればいいのになーとか思ってみたり。

0

話がつまんない

とにかく話がつまんなかったです。
設定が死んでるんですよね~。
能楽師(攻め)
外務省職員(受け)
皇太子(当て馬)

↑このすごい肩書きをまったく生かせてないストーリーでした。
みんな「らしく」ないし、公私混同はなはだしいし。
当て馬の皇太子(諏訪部)はわがままで、身分を利用した急な予定変更とかどうなのよ。日本を舐めてんのかと。SPの手配とか大変だぞ。つい最近ブータン国王夫妻の来日したときのニュースを微笑ましく見てたもんで、余計にそう思いました。ブータン国王、振る舞いのすべてが実に素晴らしかったんですよね。
諏訪部さんの外国人エロボイスは良かったんですが。

外務省職員の受け(武内さん)は、いくら襲われかけたにせよ、引き継ぎもなしに国賓を放り出して好きな人のところに行き、エッチするとか何してんねん。お仕事してくださーい!自分の立場を自覚してくださーい!なにか事件が起きたら国際問題だし、国賓の皇太子をほっぽり出して恋人とエッチするなんて、日本の恥だ!セクハラの一つや二つ、頭使ってかわせ!しかも翌日発熱して仕事休むしさ。アホちゃうかと。

能楽師の攻め(子安さん)も、やっぱりそれっぽさがなかったです。とはいえ私、能楽についてよく知らないんですけどね。なんかこう、歴史のある伝統文化を背負ってるわけだから、素人がなんとなく納得してしまうような「それっぽい表現」が欲しいのですよ。

ギャグなストーリーなら、ここまで仕事しろ!とは思わないんですが、しっとり真面目なストーリーだからこそ、お仕事描写はちゃんとしてほしかったです。
このゴージャスな設定を使ってるのに話は普通なんですよね。幼なじみ同士の攻めと受けが気持ち確認しあってエッチして終わり、という。

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