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セクスィー
読み始めは、えっと・・・とためらいがちといいますか
なんか異質の漫画を読んでいる感じもしたのですが、後半に行くにしたがって、ちぐはぐなカップルの日常を垣間見る楽しさといいますか。
面白かったですｗｗ
そこに愛があるのかどうか。
そして２人はいつか気づくのかどうかが問題である。
金がなくてぷー太郎。
ヤらせてくれるなら養ってやるという言葉にのっての居候。
もちろん性癖はノンケ。
養ってくれる対価として身体を差し出している。
そしていまやケツだけでもイけるところまで身体は慣らされてしまっているのだが・・・！？
そんなところからのスタートなのであります。
途中、他の男とのプレイあったり
リバーシブルあったりと、けっこうコミカルなタッチも面白かったかな。
続き物なのに、髪や肌の色かわってたり解かりにくい部分も多々なのですが、全体をみればまとまっていて面白いかなとも思いました。
ＳＭ番長・・・・・や、案外萌えると思ってたんだけど
予想外に萌えませんでした(笑
続編あっても面白いかなとちょっと思える作品でした。
エロ本です
表紙は一見マッチョ系なのかと勘違いしそうな絵ですが、確かに男臭いですが、マッチョとかではないです。
作品は９８年～０３年のものと、ちと古いのですが、それでもこの作家さんの初コミックだそうです。
そして特徴は、アメリカンな雰囲気が漂うところ。
しかも何かハーレーっぽい、というか骨太のヴィジュアル系バンドとかスラッシュメタルとか、一作品などは、マリリン・マンソンかブラックパレードなのか！？と思うような男が・・・！？
とにかくエロスにもロックテイスト溢れています。
本の題名は”セクシー番長”となっていますが、セクシー番長ことフェロモンだだ漏れの高校生・大河内真はわき役のような主人公。
また真と絡むカプも、バンドマンでホストの貴之と、バンドのボーカルギター担当で貴之のヒモ（オナペット）広志も、わき役のような主人公達。
不思議なんですが、主役なんだけど、主役じゃなくて、エロスが主人公って感じなんですよ（不思議、、）
内容はバカバカしいほどにおバカでエロくて、でも自分的にものすごく好きな展開で、このバカらしさが好き♪
貴之は節操なしだけど、要は欲望に忠実。
ホモではない！と言い張りながら貴之から離れられないグータラ広志は、意外に文句言いながら貴之から離れられないし。
貴之は、不真面目そうだけど意外に広志ラブだっていう根本が丸見えで、それが安心感なんですよね。
淫魔をも倒す貴之のエロスの濃さっていうのとか、Ｓだけど実はＭっていうのが爆笑なんですが～♪
セクシー番長こと大河内真もいい味出してます。
校内中の男をとりこにして、生徒会長さえも堕とすは、『美徳の不幸』では漢塾の会長のＭを目覚めさせるは、貴之・広志パカップルの愛のスパイスにはなるは、、やはり彼はわき役の男ですわ。
古い作品ですから、少し絵も古臭い感じもしないでもないですし、稚拙な感じもするのですが、それでもディープインパクトで、ロック系のエロ好き自分には好ましい一冊です。
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