条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
絶対はずれのないこの「肉体派」筋肉系アンソロジーv
漢全攻略でオヤジ受けが以前ありましたが、パート2ということで今度は「極」なんですかね?
前回も書きましたが、ごくごく少ない修正の黒線。
局部のアップに透視画法、本当!お見事です♪♪
今回は鬼嶋さんのとっつきやすい爽やか目の表紙ですが、なんとおっさんのズボンの中身は・・・ふんどし~!!
そしてカラーポスターは白石忍さんのイラストなんですが、光沢が、身体がツヤツヤして光ってる具合が、肉体の、筋肉の陰影が見事で惚れぼれします(って、切り取って飾るほどの勇気はない、、、涙)
今回、読ませる胸にジ~ンとくるお話を描かれたのは三好ひろみさん。
この作家さん大好きなんです!絶対オススメ作家さんですよー♪
行きつけの居酒屋のおやじに癒されて、仲良くなって、彼の過去などを聞いているうちに好きになっていた時、すでに自分には結婚間近の婚約者。
でもおっさんをあきれめきれない会社員の若者。
赦されない想いに苦しむのは、本当は会社員だけでなくておっさんも同じだった。
切ないけどエロい。
結末はぼかしてあるけれど、物悲しく、何となくバッドエンドなのかな?
でも・・・と思わせる作品でした。
この人のは肉体派といってもがっしりした、という程度で、顔の描き方もさほどごつくないので受け入れやすいと思うんですよね。
前回「牛」で興奮のるつぼに叩きこまれた田亀作品、今回もいい仕事してます!!
肉親の為我慢をして耐えてその期を伺う日本人。
その拷問の姿がすさまじい!けどアーチスティックなんですよね。
毛の一本一本の描写とか生生しいし、汗とか汁とか、匂ってきそうなほどなんですが、肉体の描写もリアルだとは思うけど、全体として見た時に決してリアリズムじゃない。
絵として確立されている、そんなアートとして側面が強くでているから、全然汚く感じない。
むしろエロさを感じる描き方というのは、他の作家さんのほうがエロいんですよね。
男臭い、ゲイマンガ。
この方の作品はカラーで見ると、本当に芸術です!(白黒なのが惜しい)
他作品としては、
★松崎司さんは、前作の続き下着メーカーのデザイナーと営業おっさん。
いよいよ本番突入ですw
★鬼嶋兵伍さんは、ひきこもりの筋肉好きの腐男子が、マッチョおっさんに鍛えられる話。
★水樹凱さんは、水の苦手な上司に特訓をする部下ですが、実はその上司おっさん童貞だった、それにはトラウマが・・・なお話。
この上司が実に、そこらへんにいそうな冴えないおっさん(但しガタイ良し!)で、実は知人に似ていてびっくりしました!
★松武さんは、昔あこがれの叔父さんがゲイビのオーディションにやってきた!
金策の為とはいえ、と言う甥っこが叔父さんを丸めこんでやっちゃうお話。
実は、この作品のおじさん額が広くM字ハゲ気味ww
ということは~~~ハゲの人は体毛が濃い!ということでギャランドゥ♪♪
そんな部分が堪能できる絵でもありますww
作品数は決して多くないけれど、色んな種類の肉体系が見られるこの肉体派アンソロは、一人の作家さんで単行本1冊買うにはちょっと、、とためらう方にもってこいのアンソロかもしれません。